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昨年9月の共同通信社杯以来、再び競輪取材で訪れた宇都宮。記念すべき第1回目の単独GI開催となった「女子オールスター競輪」決勝開催日の8月10日(日)に足を運んだ。オールスターは女子、男子ともにナイター開催。今回は当シリーズ初の雨天取材となったが、心強いゲストが旅を共にしてくれた。

それはロードレースファンの皆様ならご存知、栗村修さん。2010年から4年間、宇都宮ブリッツェンの監督としても活動され、この地にも馴染み深い栗村さんだが、こうして開催に合わせて競輪場を訪れるのは初めてだそう。そんな栗村さんが見たガールズケイリンはどんなものだったのか?宇都宮駅西口から路線バスに乗り、本場へ出発!

JR宇都宮駅西口にある「ジャパンカップコースまで13.1km」の看板を差す栗村修さん。ただし今回向かうのは競輪場ですよ〜 photo: Yuichiro Hosoda

路線バスに乗って宇都宮競輪場へ出発! photo: Yuichiro Hosoda
雨そぼ降る宇都宮競輪場。国内に3つある500mバンクの一つ photo: Yuichiro Hosoda


「新時代の到来!?」栗村修が来て、見て、楽しんだ、宇都宮競輪場のビッグレース

昨年同場の取材で行けなかった競輪場グルメがある。メインスタンド東端にある「競輪場が見えるレストラン」だ。しかし、第1レースの前に「今年こそは」と意気込んで行くと「14時〜17時半は休憩です」の張り紙でまたもお預け。当日栗村さんにメッセージを送り「まずはグルメレポしたいので、お腹を空かせてきてくださいね」とお願いしていた筆者は、栗村さんに平謝り。

栗村さんが絶望の表情を浮かべながら「もうハンガーノックでヤバいです…」と弱ってきたのを見て、東入場門前へダッシュ。ここは屋台が立ち並ぶテントエリア。とりいそぎ香ばしい匂いを放っていた焼きそばをゲット。「美味しい!」と頬張る栗村さん。元気を取り戻すと「やはりここは宇都宮餃子でしょう」と餃子を2人で食べ尽くし、エネルギーチャージを完了した。

レストランが休憩中で入れず、栗村さんが黄昏れる photo: Yuichiro Hosoda
ようやく食事にありつけて、嬉しそうな栗村さん photo: Yuichiro Hosoda


東入場門前のテントエリア。第1レースが始まる前から賑わっていた photo: Yuichiro Hosoda

宇都宮餃子もあり! photo: Yuichiro Hosoda
栃木のイチゴ「とちおとめ」をあしらったウェアを着て、らいりんジャージを販売していた福田滉選手(栃木)と幸田望夢選手(栃木) photo: Yuichiro Hosoda


ちなみに今回の栗村さんには、観客の一人として場内を楽しんで頂き、バンク内や選手と記者が交わる場所には足を踏み入れないようにして頂いた(栗村さんのクレジットがある写真は、撮影もキャプションもご本人によるものだ)。その旨を話すと栗村さんは食事後すぐ、マークシートと鉛筆を手に女子オールスター競輪決勝の予想を開始。元々興味はあったそうで、警備員さんに券売機での買い方を聞いたりしながら車券を購入。初めて買ったそれを嬉しそうに見せてくださった。

その後、場内を歩きながら栗村さんが「客層が思っていたのと全然違いますね。来てみたら若い方が多いし、子供もいるし、雰囲気が柔らかい」と話してくれた。そう、今の競輪場は、老若男女が楽しめる地元のレジャー施設としての評価も高まりつつある。特にビッグレースともなれば、出店やステージイベント、キッズ向けコーナーも充実、車券を買わずとも楽しめるようになっているのだ。

自転車を漕いでかき氷を作る「チャリ氷」を売っていた競輪選手会栃木支部の皆さん photo: Yuichiro Hosoda
栗村さんにとって初めての紙の車券。結果は果たして!? photo: Yuichiro Hosoda


栃木県が誇る競輪界のレジェンドライダー、神山雄一郎記念館に入ると、私も現役時代に乗っていたブランドでもあるケルビムが展示されており、思わず親近感を覚えた photo: Osamu Kurimura
宇都宮ブリッツェン監督時代に選手として共に戦った普久原奨選手の娘さん(普久原美海選手)が、なんとガールズケイリンの選手に! photo: Osamu Kurimura


そうしているうちに日が暮れ、私は栗村さんを誘って再び「競輪場が見えるレストラン」へ。17時半を回ってお店は開店しており、丁度2席分空いていた。2人でレース観戦や自転車談義をしながら、私はカツ煮定食を、栗村さんは豚の生姜焼き定食をモクモク。焼きそばと餃子を食してから数時間しか経っていないため、我ながらちょっと食べ過ぎ感が(笑)。しかし栗村さんはこの合間に他の食事もしていたそうで、それでも「まだイケます」と平気な顔。その健食ぶりに驚かされた。

栗村さんは私が離れている間も場内を巡り、時に車券も購入し、楽しんでいたご様子。再度の合流時には、MTB XC全日本王者の沢田時選手や全日本シクロクロス王者の織田聖選手をはじめ、同世代の自転車競技各分野の選手や元選手が集まっているところに遭遇、偶然の再会を喜んでいた。「若い世代の選手達には競技間の垣根がなくなってきていますよね。他の自転車競技から競輪へ行ったり、競輪選手になってもロードレースに出ていたり。どこか新時代の到来みたいなものを感じます」と栗村さん。

「競輪場が見えるレストラン」で真剣にレースを見る栗村さん photo: Yuichiro Hosoda
栗村さんは豚の生姜焼き定食をチョイス photo: Yuichiro Hosoda


レースの合間には特設ステージで各種トークショーが開催されていた。神山雄一郎さんと平原康多さんの超豪華トークーショーを背伸びをしながら観る photo: Osamu Kurimura
会場にはあらゆる年代の観客が集まり、以前の競輪場の雰囲気とは大きく変わっていることに驚く photo: Osamu Kurimura


あれれ?見覚えのある顔ぶれがずらり。完全プライベートで会場に来ていた各種目の全日本チャンピオンたちが、偶然一堂に会していました。どこか新時代の到来を感じさせる一コマ photo: Osamu Kurimura

全レース終了後、買った車券について聞くと「第3レースだけ当たりました」と苦笑い。「でも入場無料でいくつもレースが見られて美味しい食事も出来て、車券=入場料だと思えば逆に安いくらい」と満足した表情に。そう、車券ってレースを楽しむためのお金と思うくらいに買うのが丁度いいんです。もちろんハズレた直後はガッカリしちゃいますけど(笑)

生観戦したレースについて尋ねると「本質的な部分を見たらやっぱり自転車競技なので、自分もそうですし、それが好きな人は純粋に楽しめますよね。ガールズケイリンも今日の決勝だけじゃなくて、最初の頃よりも全体的にレベルアップしていると言うか。選手の体つきも走りもしっかりしている印象で、序盤のレースでも見ごたえのある競走をしていましたね」

「ガールズケイリン発足当時のディスクホイールから男子と同じスポークホイールに変わったのも、競輪らしさが増した感がありました。ロードレースだと商業的な側面もあって難しい所もありますけど、各選手の機材の条件が揃った中での競走と言うのも公平性の観点から見て、良い点だと思います」と機材面の話も。取材を終えた帰り際には「仕事なんですけど、1日楽しんじゃいました」と充実した表情を見せてくれた。

日が落ちると、通路にガールズケイリンのロゴが投影された photo: Yuichiro Hosoda
北入場門までの階段前からスタンドを眺める photo: Yuichiro Hosoda


圧倒的な力で佐藤水菜選手がグランプリスラムを達成!世界チャンピオンである彼女が流した涙は、ひときわ印象的でした。それにしても、強かった! photo: Osamu Kurimura


佐藤水菜がグランプリスラム達成 女子オールスター競輪[GI]決勝

決勝前の第11レースが終わり、パラパラと落ちていた雨がピタリと止んだ。発走時刻が迫る中、会場スタッフがバンク内の排水作業を行い、決戦の舞台が整った。500mバンクでのガールズケイリンは、3周回で争われる。

1番車の佐藤水菜(神奈川)は、今年ここまで2つあったGIを優勝し、ここでも初日、2日目と連勝して決勝進出。その佐藤と準決勝で競って3着以下を共に圧倒した2着の仲澤春香(福井)が5番車に。

降雨のため第5レース後の決勝特別選手紹介は中止となり、決勝前の脚見せのみとなった photo: Yuichiro Hosoda
決勝を前に雨が止んだ。係員がバンクに溜まった水を掃いていく photo: Yuichiro Hosoda


スモークとライトの演出を伴って選手達が入場してくる photo: Yuichiro Hosoda

対して決勝進出を有力視されていた元ナショナルチームの太田りゆ(埼玉)と梅川風子(東京)は前日第10レースの準決勝で落車し、バンクを去った。そのレースで勝利した柳原真緒(福井)が3番車に入り、柳原の差し脚に屈するも得意の先行策で2着に粘った太田美穂(三重)が6番車。

そして当開催もう一人の主役、9年連続ファン投票1位に輝いた児玉碧衣(福岡)は準決勝2着で4番車。準決勝で児玉をマークして1/2車輪差で下した小林莉子(東京)が2番車に。佐藤と同じく、こちらも初日から2連勝。さらには同レースで3着に入った久米詩(静岡)も7番車に入り、好機を得た。
出走表
車番 選手名 期別 級班
1 佐藤水菜(神奈川) 114期 L1
2 小林莉子(東京) 102期 L1
3 柳原真緒(福井) 114期 L1
4 児玉碧衣(福岡) 108期 L1
5 仲澤春香(福井) 126期 L1
6 太田美穂(三重) 112期 L1
7 久米詩(静岡) 116期 L1
号砲直後、7番の久米が最初に出て行き、3番の柳原がそれを見ながら2番手を伺う。その後ろに佐藤、小林。児玉がバックストレッチで久米と柳原の間を一旦探るも、空かずと見て最後方まで番手を下げた。

代わって外から踏み上げて行ったのは太田。3コーナーにかかるあたりで先頭員の真後ろに入った。仲澤は、佐藤のやや前の外位置から時折後ろを見ながら隊列と並走し、前に選手を置くことなく2周目へ。

7番車の久米詩(静岡)がペダルを踏み込んで先頭に出る photo: Yuichiro Hosoda
児玉碧衣(福岡)が久米詩(静岡)の後ろを伺う photo: Yuichiro Hosoda


太田美穂(三重)が前受けした形で、1周目を終える photo: Yuichiro Hosoda

仲澤は1、2コーナーとこなす間に2番手の久米の位置まで上げるも入る位置なく、バックストレッチ半ばからジャンが鳴り出す。そのタイミングで最後方から児玉が上昇。2センターまでに仲澤の番手を取った。

ホームストレッチに入るタイミングで腰を上げた児玉に呼応するように、仲澤も譲らず踏み上げる。だが最終周回、バックストレッチへ向かうコーナーを抜ける頃には、児玉がこれを乗り越えて先頭に。この間、久米はピタリと児玉をマーク、柳原もこれに続いた。

2周回目の4コーナー出口、仲澤春香(福井)の後ろまで児玉碧衣(福岡)が上がってきたところで、先頭員が離れる photo: Yuichiro Hosoda

最終周回の1センター過ぎ、児玉碧衣(福岡)が仲澤春香(福井)を捲っていく photo: Yuichiro Hosoda


しかしこれを上回ったのが佐藤水菜。1センター付近から徐々に進出してきた佐藤は、バックストレッチに入って後ろに着いていた小林を引き千切りながら踏み上げていく。そして、その半ば過ぎに児玉を捉えると、3コーナー入り口までに抜き去り、2センターでは2車身まで差を広げる。

直線を向いてもその差は開き続け、他を寄せ付けぬ走りで後続を5車身引き離し、佐藤が先頭でフィニッシュ、左の拳を突き上げた。2着は、児玉マークから直線これをかわした久米。その後ろの柳原も外に持ち出し食い下がったが、久米に及ぶことなく3着に終わった。佐藤は昨年優勝した競輪祭女子王座戦も合わせ、4つ全てのガールズGIを制してグランドスラムを達成。ガールズグランプリも2023年に優勝しており、グランプリスラムも同時に達成した。いずれもガールズケイリン史上初の偉業だ。

先頭に出切った児玉碧衣(福岡)。しかし外から佐藤水菜(神奈川)が猛然と追い上げてくる photo: Yuichiro Hosoda
後続を引き離しながら佐藤水菜(神奈川)が4コーナーを立ち上がってくる photo: Yuichiro Hosoda


左の拳を突き上げる佐藤水菜(神奈川)。スタンドを埋めた観衆に5車身差の圧勝劇を見せた photo: Yuichiro Hosoda

グランプリスラムを達成した佐藤水菜(神奈川)。笑顔のウィニングラン photo: Yuichiro Hosoda

表彰式のインタビューで涙が溢れた佐藤。後の記者会見で「締切10分前まですごく悩みながら迎えた。でも発走機に立つ前からいろんな方の声が聞こえて「頑張る、やるしかない」と思えた」とファンの励ましに感謝した。

レースについては「場所を気にすることなく(自分の)タイミングで仕掛けられて、しっかりともがききれた。完璧なレースだったんじゃないか」と振り返り、「思った以上に達成感に包まれている。この(女子)オールスターで全部のGIを獲れたからこそ特別な嬉しさを感じていて、もうこれ以上のことはないんだろうなと言うくらい、自分の中ではやりきった」と話す。

それ故か、今後に向けて聞かれると「自分も気になっています、どうしたらいいだろうと。なかなか前を向くことが出来ないから、ちょっとコーチと相談して休まなきゃなと思いました」と、今の心境を吐露。ただしガールケイリンに対しては「自分自身、すごくワクワクしている部分があるので、皆さんと一緒に盛り上げていけるよう頑張っていきたい」とも話した。

佐藤水菜(神奈川)が涙で言葉を詰まらせる photo: Yuichiro Hosoda
プレゼンターの手越祐也さんとともに、ポーズを決める佐藤水菜(神奈川) photo: Yuichiro Hosoda


トロフィーを手に、笑顔の佐藤水菜(神奈川) photo: Yuichiro Hosoda
女子オールスター競輪[GI] 結果
車番 選手名 級班 着差 上りタイム
1着 1 佐藤水菜(神奈川) L1 14.2秒
2着 7 久米詩(静岡) L1 5車身 14.6秒
3着 3 柳原真緒(福井) L1 1/2車身 14.7秒
4着 5 仲澤春香(福井) L1 1/4車輪 14.6秒
5着 2 小林莉子(東京) L1 1車身 14.6秒
6着 4 児玉碧衣(福岡) L1 1/8車輪 14.9秒
7着 6 太田美穂(三重) L1 1/2車輪 14.5秒

あなたの自転車見せてください 〜元BMXレーシング全日本女王・酒井亜樹編〜

2回の間を空けて帰ってきたこのコーナーの第12回目は、今年3月に日本競輪選手養成所を在所成績1位で卒業し、ガールズケイリンへのデビュー間もない酒井亜樹選手(128期、大阪)。かつては12年間BMXで競技活動を続け、2021年には全日本チャンピオンに。2023年からはトラック競技に転向してナショナルチームにも所属し、同年の全日本500mTTで優勝するなど、活躍を続けている。

酒井亜樹選手(大阪)と、相棒のブリヂストンアンカーTS9 photo: Yuichiro Hosoda

そんな酒井選手のフレームは、ブリヂストンアンカーTS9。競技で乗っているのはSサイズだそうだが、競輪はステムサイズにも規定があるため、Mサイズを選択したと言う。「本当は(トップの長さが)もう少しほしいんですけど、フレームを大きくして出来るだけ伸ばして、一番長い120mmにしています」とはご本人の談。

ハンドル幅は空力も意識しつつの340mm。競輪で規定された中では最も狭いものをチョイス。競技で普段使っているのは330mmとのことで、やや広く感じている様子。

フレームサイズは、競技のポジションに近づけるためMを選択 photo: Yuichiro Hosoda

120mm長のステムに340mm幅のハンドルを装着 photo: Yuichiro Hosoda

跨るサドルは、セッレイタリアX1 LADY。「競技で初めて乗ったのがこれで、他もいくつか試したものの、しっくり来なくて。競技と出来るだけ違和感ないように、これも同じものにしています」

ただしX1 LADYは廃盤品であるため、他のサドルも探していると言う。これは、これまで当コーナーで紹介した廃盤サドルを使う選手共通の悩みだ。サドルは自分の身体の中心を支える部品だけに、それにより生じるストレスの差は大きい。フィットする物に出会えることを祈るばかり。

セッレイタリアX1 LADYサドル。競技用と揃えている photo: Yuichiro Hosoda
前後ともソーヨーRED RIIチューブラーを履いている photo: Yuichiro Hosoda


ここまで読んでおわかりの通り、酒井選手のパーツやポジションの基準はトラック競技。「選手候補生時代は色々自分で触っていた」と言うが、普段の練習が競技メインであるため、ガールズケイリンでも違和感なく乗るために出来るだけ同じ物を使い、ポジションもそれに近づけるよう努めているそうだ。

一方で興味深かったのはクランク長。ガールズではスタンダードな165mmを奢るが、競技では500mTT等でスタートも重要になるため、トルクがかけられるよう170mmも使っているそう。競技の特性によって使い分けていることがわかった。

ギアの組み合わせは、以前と変わっていると言う。デビューから2場所のルーキーシリーズまでは49x13T。当時はそれしか持っていなかったからとの事だが、本デビュー前に競輪選手である兄の拳蔵さん(109期、大阪)から53Tを借りて試したら「断然こっちの方が踏んだ感じが良くて」と、53x14Tに。このスギノ禅は、その時から付いている拳蔵さんの物だ。

本デビュー前にお兄さんに借りたと言う53Tのスギノ禅を、そのまま使用中 photo: Yuichiro Hosoda
リアコグは14T。チェーンは今後色々と試す予定とのこと photo: Yuichiro Hosoda


スポークは前後輪ともに結線している。「競輪選手養成所では結線してはいけないルールだったので、デビュー戦の時にやってもらいました」感触の違いを尋ねると「そこまで繊細じゃないので、よくわからないんですけど」と笑いつつ「接触などがあった時にこちらの方が強度が高くていいよ」と言われ、安全面も考慮して処理してもらったのだとか。

最後にBMXから転向してみていかがですか?と聞くと、「乗り方も機材も全然違うんですけど、小さい時から自転車に触れてきて、そういう(基礎的な)動作が身についている点は、自分にとってプラスかな」と教えてくれた。

この日、第3レースのルーキーシリーズプラスの同期対決に勝利した酒井選手。レース後の囲み取材や動画撮影など、多くの取材対応に追われた後でも、こちらの質問に丁寧に答えてくださいました。ありがとうございました。

2番車・北岡マリア選手(石川)の猛追を退けて、この日のレースに勝利した酒井亜樹選手(大阪) photo: Yuichiro Hosoda
第3レースの勝利後、ミックスゾーンでの撮影に応じる酒井亜樹選手(大阪) photo: Yuichiro Hosoda




次回は、女子オールスター競輪の決勝レース開催日から1日置き、8月12日(火)〜17日まで行われる男子のオールスター競輪へ。場所は函館。前検日は11日(月)のため、この日の表彰式が終わると、競輪専門のカメラマンや記者の皆さんは、慌ただしく北海道へと旅立っていった。筆者は少し間を空け、準決勝のある16日(土)から函館入り。日本最北端の競輪場の景色とレースシーンをお届けする予定だ。

最後まで残っていたガールズケイリンの選手達に胴上げされる佐藤水菜(神奈川) photo: Yuichiro Hosoda

JKA協賛プレゼントキャンペーン第13弾
女子オールスター競輪 優勝選手サイン入りクオカード

公益財団法人 JKA協賛によるプレゼントキャンペーン。今回も応募フォームにあるアンケートにお答えいただいた方の中から、 大会オリジナルクオカード1枚(500円分)を抽選で5名様にプレゼントいたします。

記された直筆サインはもちろんこの方、女子オールスター競輪を制し、ガールズケイリン初のグランプリスラムを達成した佐藤水菜選手です。チャンスは今回限り。奮ってご応募ください!

サインしたクオカードを手に、撮影に応じてくださった佐藤水菜選手(神奈川) photo: Yuichiro Hosoda

応募締切:2025年8月25日(月)

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提供:公益財団法人 JKA text&photo: Yuichiro Hosoda