2020/08/21(金) - 09:13
チームイネオスをサポートするフィットネス機器ブランドのワフー。フラッグシップモデルのスマートローラーKICKR(キッカー)がリニューアルした。車体の傾きに追従する新フットパーツや、パワー計測精度の向上など、バーチャルサイクリングをよりリアルに近づけるアップデートが施されている。
ズイフトなどバーチャルサイクリングの斜度に応じてフロントフォークをリフトさせるKICKR CLIMBや、走行スピードもしくは心拍数に応じて風速が変わる送風機KICKR HEADWINDなどを用意するワフー。他にはないインドアトレーニング用エコシステムを築き上げ、高い人気を誇るブランドの1つだ。
エコシステムの中心となるのがスマートトレーナーのKICKRシリーズ。フラッグシップはそのままKICKRという名前の1台、弱虫ペダルサイクリングチームが使用するミドルグレードがKICKR COREなど、幾つかモデルが用意されているシリーズとなっている。
今回UCIワールドチームも使用するフラッグシップがリニューアルを果たす。見た目はほぼほぼ前作と同様だが、追加パーツや内部機器のアップデートにより、インドアトレーニングの没入感をこれまで以上に高めている。
アップデートの最も大きなポイントは、KICKRの接地部分に「Axis Feet」という新型のフットパーツを採用している点。脚部の接地ポイントを硬質なゴムパーツから、より柔軟な素材に置き換えることで、ローラー台が最大5°左右に傾くようになった。
このパーツの採用によってローラー台がペダリング動作に合わせて動くことになり、これまでゼロであった車体のブレがインドアでも再現されるようになった。また、柔軟な素材となったことで、スプロケットやチェーン、ベルト周りから発生する微細な振動が床に伝わることを軽減し、防振・消音効果も期待できる。Axis Feetの硬さは3段階から選ぶことが可能。旧型のKICKRにも装着できるとのことなので、KICKRユーザーはチェックしてみると良いだろう。
また、内蔵されるパワーメーターの精度が±2%から±1%まで向上している。実際に踏んでいるパワーとローラー台が検知する出力の値が近づくことで、バーチャルサイクリングの画面上の状況とリアルが近づいてくるはずだ。加えて、KICKRのキャリブレーションが自動化され、ユーザーによる定期的なスピンダウン作業が必要なくなったことも新世代のアップデート内容だ。
もちろんKICKRの最大2200ワットのパワーを受け止める能力や、大型フライホイールによる実走感などは変わりない。新世代KICKRとKICKR HEADWINDやKICKR CLIMBなどワフエコーシステムを組み合わせれば、インドアサイクリングの楽しさをより味わえるようになるだろう。価格は152,550円(税抜)。また、今回の新作発表のタイミングでKICKR CLIMBがプライスダウンし、69,900円(税抜)となっている。
ワフー KICKR 2021モデル
サイズ(展開時):50.8cm(長さ)x71.1cm(幅)x 43.2cm(高さ)
重さ:21.3kg
ホイールサイズ:24”、650C、700C、26”、27.5”、29”
ハブタイプ:130㎜/135㎜クイックリリース、12×142/12×148スルーアクスル(アダプター付属)
ドライブトレイン:11スピード/(8/9/10コンバーチブル)※カンパニョーロとスラムは別売
負荷方法:マグネット式
最大出力:2,200W
データ誤差:+-1%
最大斜度設定:20%
ソフトウェアアップデート方法:ワイヤレス
他社パワーメーター使用:可
計測データ:スピード、距離、パワー、ケイデンス
無線通信方法;ANT+, ANT+ FE-C, and Bluetooth Smart
価格:152,550円(税抜)
ズイフトなどバーチャルサイクリングの斜度に応じてフロントフォークをリフトさせるKICKR CLIMBや、走行スピードもしくは心拍数に応じて風速が変わる送風機KICKR HEADWINDなどを用意するワフー。他にはないインドアトレーニング用エコシステムを築き上げ、高い人気を誇るブランドの1つだ。
エコシステムの中心となるのがスマートトレーナーのKICKRシリーズ。フラッグシップはそのままKICKRという名前の1台、弱虫ペダルサイクリングチームが使用するミドルグレードがKICKR COREなど、幾つかモデルが用意されているシリーズとなっている。
今回UCIワールドチームも使用するフラッグシップがリニューアルを果たす。見た目はほぼほぼ前作と同様だが、追加パーツや内部機器のアップデートにより、インドアトレーニングの没入感をこれまで以上に高めている。
アップデートの最も大きなポイントは、KICKRの接地部分に「Axis Feet」という新型のフットパーツを採用している点。脚部の接地ポイントを硬質なゴムパーツから、より柔軟な素材に置き換えることで、ローラー台が最大5°左右に傾くようになった。
このパーツの採用によってローラー台がペダリング動作に合わせて動くことになり、これまでゼロであった車体のブレがインドアでも再現されるようになった。また、柔軟な素材となったことで、スプロケットやチェーン、ベルト周りから発生する微細な振動が床に伝わることを軽減し、防振・消音効果も期待できる。Axis Feetの硬さは3段階から選ぶことが可能。旧型のKICKRにも装着できるとのことなので、KICKRユーザーはチェックしてみると良いだろう。
また、内蔵されるパワーメーターの精度が±2%から±1%まで向上している。実際に踏んでいるパワーとローラー台が検知する出力の値が近づくことで、バーチャルサイクリングの画面上の状況とリアルが近づいてくるはずだ。加えて、KICKRのキャリブレーションが自動化され、ユーザーによる定期的なスピンダウン作業が必要なくなったことも新世代のアップデート内容だ。
もちろんKICKRの最大2200ワットのパワーを受け止める能力や、大型フライホイールによる実走感などは変わりない。新世代KICKRとKICKR HEADWINDやKICKR CLIMBなどワフエコーシステムを組み合わせれば、インドアサイクリングの楽しさをより味わえるようになるだろう。価格は152,550円(税抜)。また、今回の新作発表のタイミングでKICKR CLIMBがプライスダウンし、69,900円(税抜)となっている。
ワフー KICKR 2021モデル
サイズ(展開時):50.8cm(長さ)x71.1cm(幅)x 43.2cm(高さ)
重さ:21.3kg
ホイールサイズ:24”、650C、700C、26”、27.5”、29”
ハブタイプ:130㎜/135㎜クイックリリース、12×142/12×148スルーアクスル(アダプター付属)
ドライブトレイン:11スピード/(8/9/10コンバーチブル)※カンパニョーロとスラムは別売
負荷方法:マグネット式
最大出力:2,200W
データ誤差:+-1%
最大斜度設定:20%
ソフトウェアアップデート方法:ワイヤレス
他社パワーメーター使用:可
計測データ:スピード、距離、パワー、ケイデンス
無線通信方法;ANT+, ANT+ FE-C, and Bluetooth Smart
価格:152,550円(税抜)
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