アジアロード選最終日の2月11日に行われた男子エリートロードレースで、エフゲニー・フェドロフが個人TTとの2冠を達成。日本ナショナルチームは新城幸也や山本大喜ら強力な布陣で挑み、終始積極的にレースを進めたものの、小石祐馬の8位が最高位という結果に終わった。



日本ナショナルチーム。留目夕陽、新城幸也、小石祐馬、橋川丈、そして山本大喜が参戦した photo:JCF

調整を行う山本大喜(VC FUKUOKA)と星野貴大メカ photo:Saudi Cycling
150km超で争われた男子エリートレース photo:ACC



サウジアラビアで開催されているアジアロード選手権の最終日、2月11日(水)に開催されたのが平坦コースを10周して争われた男子エリートレース。日本ナショナルチームは留目夕陽(愛三工業レーシングチーム)新城幸也(ソリューションテックNIPPOラーリ)、小石祐馬(キナンレーシングチーム)、橋川丈(キナンレーシングチーム)、そして山本大喜(VC FUKUOKA)という5名でアジアタイトルの獲得を目指した。

現地時間9時にスタートした156kmレースは、優勝候補を抱えていないチームが逃げを打ち、日本ナショナルチームや優勝候補筆頭のカザフスタン勢が集団コントロールする展開で進む。JCFによれば集団は終始落ち着かない状態だったものの、日本勢は前方でそれぞれの動きに対応。中盤には新城幸也が含まれた追走グループが生まれたものの、集団が飲み込んでレースは振り出しに。残り3周を切ったタイミングでカザフ勢が猛烈なペースアップで集団を真っ二つに割った。

荒涼としたサウジアラビアの平坦コースが舞台 photo:Saudi Cycling

個人TTとロードで2冠を達成したエフゲニー・フェドロフ(カザフスタン) photo:ACC

日本勢は先頭グループに新城、留目、小石、橋川を残したものの、このグループから「(普段チームメイトの)ニコラス・ヴィノクロフがアタックしろ!と伝えてくれた」と言う、普段XDSアスタナに所属するエフゲニー・フェドロフ(カザフスタン)とスー・ハオユー(中国)が抜け出し、息のあった協調体制を組んでフィニッシュまで逃げ切り。最後は2022年のU23世界王者であるフェドロフが勝利し、個人タイムトライアルに続く2種目金メダルを勝ち取った。

積極的にレースを進めた日本勢だったものの、勝ち逃げを逃したことで結果には繋がらなかった。最終的に小石が8位、留目が15位、新城が16位、橋川が35位、山本が42位でシーズン序盤の選手権を終えている。
アジア選手権2026 男子エリートロードレース結果
1位 エフゲニー・フェドロフ(カザフスタン) 3:25:17
2位 スー・ハオユー(中国) +0:03
3位 アブドラ・ヤシム(UAE) +1:04
4位 ニコラス・ヴィノクロフ(カザフスタン) +1:21
5位 ジャムバルジャムツ・サインバヤル(モンゴル) +1:22
8位 小石祐馬(キナンレーシングチーム)
15位 留目夕陽(愛三工業レーシングチーム) +1:27
16位 新城幸也(ソリューションテックNIPPOラーリ)
35位 橋川丈(キナンレーシングチーム) +4:38
42位 山本大喜(VC FUKUOKA) +4:39
photo:Saudi Cycling, Asian Cycling Confederation