チーム右京ら数多くのプロチームをサポートするサイクルコンピューターブランドのブライトン。GPSを搭載しながらもアンダー1万円のモデル"Rider 15 neo"がリリースされた。



ブライトン Rider15 neoブライトン Rider15 neo (c)フカヤ
サイクリングの楽しみの1つに「見知らぬ土地へ自分の足で行く」というのはあるはずだ。いつもは電車で行く土地に自転車で行ってみたり、縁がなかった峠に足を運んだり、自宅の近くに流れている川の源流、河口を確認してみたりと、サイクリングを始めるとアドベンチャーの世界が広がっている。

気ままに走っているのも気持ち良いが、せっかく走ったならば走行ルートをサイクルコンピューターに記録して、ライド後にWEBサービスで確認するのも楽しみの1つ。サービスによって内容は異なるが、走行ルートの高低図などをグラフィカルにチェックできれば、帰宅後も達成感を噛みしめられる。そんなデータを記録できるのがGPS搭載のサイクルコンピューター(以下、GPSサイコン)だ。

数多くのプロチームをサポートするブライトンもGPSサイコンを得意とするブランドで、数多くのプロダクトをリリースしている。そのラインアップにエントリーグレードの"Rider 15 neo"を追加する。オーバー1万円の製品が多いGPSサイコンの分野で、アンダー1万円という手の届きやすい価格を実現しているモデルだ。

底面に備えられたボタンで操作を行う底面に備えられたボタンで操作を行う (c)フカヤ
GPSサイコンの美点は初期設定を済ませておけば、電源を入れて記録開始ボタンを押すだけで、位置情報や速度、走行距離をレコードしてくれるという手軽さだ。複雑なセッティングが必要がないため、初心者の方でも扱いやすい。

Rider15 neoは現在位置の情報を基に日の出、日の入り時間を導き出し、バックライトのオンオフを自動的に切り替えてくれる機能も備えられるなど、GPSを搭載するメリットは多岐にわたっている。また、GPSの他にガリレオやみちびき(QZSS)にも対応しているため、様々な条件下で位置情報を補足できるようになっている。

もちろん各種センサーとペアリングすれば、ケイデンスなどGPSだけでは計れないデータも取得可能。スマホからデータ表示画面をカスタマイズできるため、必要な情報を得やすくなっている。また、スマホとペアリングした状態ならば、サイコンの画面上に電話やメッセージの着信があったことを知らせてくれることも特徴だ。ライド後に記録したデータをWEB上にアップロードする時もスマホと無線でやり取りするため、転送作業に手間がかからないのも嬉しい所。

気軽なライドでも走行ルートを記録すればサイクリングの幅は広がるはず気軽なライドでも走行ルートを記録すればサイクリングの幅は広がるはず (c)フカヤ
Rider15 neoは文字通り新しくなったRider15であり、前作よりも洗練された画面表示となっている。加えて、高精細ディスプレイを採用することで、光の反射による画面の可読性が損なわれにくいという。バッテリー駆動時間は16時間と非常に長いため、初心者だけではなく、様々なサイクリストが活用することができるだろう。

ラインアップは基本セットのRider15 neo E(7,800円)と、ケイデンスセンサーが付属するRider15 neo C(10,300円)の2種類。



ブライトン Rider15 neo
本体寸法:46.1 x 71.1 x 21.6 mm
重量:51g
ディスプレイ:2インチ、インチセグメントタイプHTN LCD(液晶)
バッテリー駆動時間:最大16時間

販売パッケージ
Rider15 neo E:7,300円(税抜)
Rider15 neo C:10,300円(税抜、ケイデンスセンサー付属)

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