デダ・エレメンティよりスマートに様々なデバイスをサドル下にマウント出来るアタッチメント"STAFFA SEATPOST MOUNT KIT"が登場。シートポストヤグラの下側パーツと置き換えることで、ガーミン規格のマウントを使用するデバイスを装着可能とする一品だ。



デダ・エレメンティ STAFFA SEATPOST MOUNT KIT (c)カワシマサイクルサプライ

イタリアに拠点を構えるパーツブランド、デダ・エレメンティ。ハンドルやステム、シートポストなど様々なパーツをラインアップする同社より、アイディアに満ちたパーツが登場した。

STAFFA SEATPOST MOUNT KITと名付けられたこのパーツは、シートポストヤグラの下側パーツと交換することで、ガーミン規格のマウントを有するライトやリアレーダーといったデバイスを装着可能とするアタッチメントだ。

デダ・エレメンティ STAFFA SEATPOST MOUNT KIT (c)カワシマサイクルサプライ

これまでバイク後方に向けたデバイスを装着するためには、シートポストのチューブをクランプする方式が主流だった。よりスマートなルックスを重視するサイクリストはサドルレールをクランプするアタッチメントを使用することも。

ただ、サドルレールに装着する場合、軽量なカーボンレールでは気を遣うし、傷つけてしまう可能性もある。また、サドルを前に出したい場合にはアタッチメントを装着するスペースが無いことも。

今回デダが発表したこのSTAFFAは、そういった問題を排除しつつスマートにデバイスをマウントすることを可能とした。直径28mmの座面形状を持つシートポストに幅広く対応するクランプとなっており、デダ・エレメンティのSuperzero、Zero100、Supperleggero、Zero2、Zero1、Cross、Peakといったシートポストに対応。さらに、形状さえ適合すれば他社製シートポストにも使用できる可能性もある。

中央に穴が設けられており、ケーブル内装も可能とする (c)カワシマサイクルサプライ

また、クランプ部の中央に穴が設けられているため、Superzero、Zero100といった対応シートポストであれば、ダイナモハブやE-BIKEバッテリーを電源としたライトのケーブルを内装することも可能だ。

様々なデバイスに対応しているが、公式にアナウンスされているのは以下の通り。ガーミンのVaria RTL515/Varia RVR315(Varia RCT715は非対応)、ブライトンのGardia R300L、マージーンのL508、マジックシャインのSeemee 508。最大荷重は200gまでとなっている。価格は6,400円(税込)。



デダ・エレメンティ STAFFA SEATPOST MOUNT KIT
重量:45g
素材:アルミニウム(ロワプレート)、ナイロン(マウント)
対応ライト・レーダー:Garmin(Varia RTL515/Varia RVR315)、Bryton(Gardia R300L)、
Magene(L508)、Magicshine(Seemee 508)
対応シートポスト(バッテリーライト&ケーブル内装):Superzero、Zero100
対応シートポスト(バッテリーライトのみ):Supperleggero、Zero2、Zero1、Cross、Pea
※Garmin Varia RCT715は非対応
※最大荷重200gまで
価格:6,400円(税込)

同じ製品カテゴリーの記事

マージーン C606 サクサク動作のタッチスクリーンが魅力なスマートサイクルコンピューター Gakuto Fujiwara 2024/10/23(水) - 17:48
製品インプレッション

最新ニュース(全ジャンル)