ラインの入り乱れる混戦のスプリントとなったツアー・オブ・オマーン第4ステージ。アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)がキャリアハイとなる勝利を収め、マウロ・シュミット(スイス、ジェイコ・アルウラー)が総合首位のまま翌日の山岳決戦に向かうこととなった。

2月10日に行われたツアー・オブ・オマーン第4ステージ photo:A.S.O.
前日の山頂フィニッシュで22秒を失ったアダム・イェーツ(イギリス、UAEチームエミレーツXRG)が、レース中に落車していたことが明らかになったツアー・オブ・オマーン(UCI2.Pro)。最終日を翌日に控える第4ステージは、丘1つない146.8kmの平坦路で争われた。
この日は初日、2日目と逃げ、これが今大会3度目の逃げとなったパトリク・ゴシュチュルヌィ(ポーランド、ヴィスマ・リースアバイク)がエスケープを決めた。育成チームに所属する19歳はセップ・クス(アメリカ)とバルト・レメン(オランダ)のリタイアで3名まで減ったチームの1員として奮闘。トップチーム昇格に向けたこれ以上ないアピールを見せた。
そんな若手とコンビを組んだのは、24歳のベルジャンルーラーであるワーレ・ファンヘルウーヴェ(スーダル・クイックステップ)。しかし翌日が山頂フィニッシュのため、スプリントのラストチャンスを狙うチームが積極的にメイン集団を牽引。その結果、2名は2分半以上のリードを得ることはできず、残り3km地点で引き戻された。

今大会3度目の逃げとなったパトリク・ゴシュチュルヌィ(ポーランド、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.
今年で15回目を迎えた大会史上、3番目に速い平均時速をマークしたプロトンが、幅広のコースで激しい位置取りを繰り広げる。中でも安定感をもって集団先頭でトレインを並べたのは、初日3位だったヘルベン・テイッセン(ベルギー)を擁するアルペシン・プレミアテックだ。しかし最終ストレートに入り、別ラインからフィト・ブラーツ(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ)がチームメイトのために道を作り、各チームのスプリンターが横一線から踏み込んだ。
混沌のスプリントでスピードに乗ったのは、左端を選んだアーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)と右端のエマニュエル・ウク(フランス、ピナレロQ36.5プロサイクリング)。ウクの背後から飛び出したフアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツXRG)が真ん中を割るように迫ったものの、最初にフィニッシュラインを通過したのはブリクラだった。

集団スプリントを制したアーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:A.S.O.

チームメイトと勝利を喜ぶアーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:A.S.O.
2020年にプロデビューした29歳のブリクラが掴んだ、キャリアハイとなるプロ4勝目。「良い形でシーズンを始めることができ、安堵感がある。今日はリラックスしようと意識し、自信をもって臨んだ。ベストを尽くして得た結果。今後もっと勝利が欲しい」と、レース後にブリクラは喜んだ。

総合首位のまま翌日の最終日を迎えることとなったマウロ・シュミット(スイス、ジェイコ・アルウラー) photo:A.S.O.

前日の山頂フィニッシュで22秒を失ったアダム・イェーツ(イギリス、UAEチームエミレーツXRG)が、レース中に落車していたことが明らかになったツアー・オブ・オマーン(UCI2.Pro)。最終日を翌日に控える第4ステージは、丘1つない146.8kmの平坦路で争われた。
この日は初日、2日目と逃げ、これが今大会3度目の逃げとなったパトリク・ゴシュチュルヌィ(ポーランド、ヴィスマ・リースアバイク)がエスケープを決めた。育成チームに所属する19歳はセップ・クス(アメリカ)とバルト・レメン(オランダ)のリタイアで3名まで減ったチームの1員として奮闘。トップチーム昇格に向けたこれ以上ないアピールを見せた。
そんな若手とコンビを組んだのは、24歳のベルジャンルーラーであるワーレ・ファンヘルウーヴェ(スーダル・クイックステップ)。しかし翌日が山頂フィニッシュのため、スプリントのラストチャンスを狙うチームが積極的にメイン集団を牽引。その結果、2名は2分半以上のリードを得ることはできず、残り3km地点で引き戻された。

今年で15回目を迎えた大会史上、3番目に速い平均時速をマークしたプロトンが、幅広のコースで激しい位置取りを繰り広げる。中でも安定感をもって集団先頭でトレインを並べたのは、初日3位だったヘルベン・テイッセン(ベルギー)を擁するアルペシン・プレミアテックだ。しかし最終ストレートに入り、別ラインからフィト・ブラーツ(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ)がチームメイトのために道を作り、各チームのスプリンターが横一線から踏み込んだ。
混沌のスプリントでスピードに乗ったのは、左端を選んだアーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)と右端のエマニュエル・ウク(フランス、ピナレロQ36.5プロサイクリング)。ウクの背後から飛び出したフアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツXRG)が真ん中を割るように迫ったものの、最初にフィニッシュラインを通過したのはブリクラだった。


2020年にプロデビューした29歳のブリクラが掴んだ、キャリアハイとなるプロ4勝目。「良い形でシーズンを始めることができ、安堵感がある。今日はリラックスしようと意識し、自信をもって臨んだ。ベストを尽くして得た結果。今後もっと勝利が欲しい」と、レース後にブリクラは喜んだ。

ツアー・オブ・オマーン2026第4ステージ結果
| 1位 | アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | 3:09:02 |
| 2位 | エマニュエル・ウク(フランス、ピナレロQ36.5プロサイクリング) | |
| 3位 | フアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツXRG) | |
| 4位 | スタニスワフ・アニオコウスキ(ポーランド、コフィディス) | |
| 5位 | ステファノ・オルダーニ(イタリア、カハルラル・セグロスRGA) |
個人総合成績
| 1位 | マウロ・シュミット(スイス、ジェイコ・アルウラー) | 16:10:03 |
| 2位 | クリスティアン・スカローニ(イタリア、XDSアスタナ) | +0:04 |
| 3位 | マルティン・チョッタ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | +0:09 |
| 4位 | セバスチャン・バーウィック(オーストラリア、カハルラル・セグロスRGA) | +0:13 |
| 5位 | ディエゴ・ペスカドール(コロンビア、モビスター) | +0:17 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | フアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツXRG) |
| ヤングライダー賞 | パトリク・ゴシュチュルヌィ(ポーランド、ヴィスマ・リースアバイク) |
| チーム総合成績 | カハルラル・セグロスRGA |
text:Sotaro.Arakawa
photo:A.S.O.
photo:A.S.O.
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