2022/10/05(水) - 11:26
スマートローラーを中心にアスリートのパフォーマンスを支えるためのエコシステムを構築するワフー。サイクルコンピューターELEMNT ROAMのモデルチェンジを行いナビゲーション機能を強化した。ヒルクライム機能やルートデータの共有機能などを備えた第2世代を紹介しよう。
EFエデュケーション・イージーポストやボーラ・ハンスグローエら数多くのUCIワールドチームが使用するワフーのサイクルコンピューター。プロ選手にはエアロダイナミクスを考慮したボディシェイプのELEMNT BOLTを用意し、ホビーライダーに向けては見やすい画面サイズやナビゲーション機能を備えたELEMNT ROAMを展開している。
そんなELEMNT ROAMがモデルチェンジされ第2世代へと進化を遂げる。ワフーがELEMNT ROAMのアップデートで重要視したのはナビゲーションシステムだったという。ライダーを目的地に導くナビには精確な位置情報が必要であり、ワフーは位置情報を取得にしにくいビル群や深い森の中でも機能するデュアルバンドGPSを採用。ELEMNT ROAMがライダーの位置を細かく捉えることで、曲がり角までの残り距離などを適切に教えてくれるようになる。
ハードウェアの面では64色のディスプレイが採用されたこともポイント。各種情報ステータスを色の塗り分けで表現することで、一瞬だけ画面に目を落としただけでもデータを直感的に把握しやすい。見やすい画面表示は安全性にも直結するする要素だ。
色の細かい塗り分けはアップデートが行われたサミットセグメントやナビで活躍してくれる。サミットセグメントとは、ナビルート上に出現する登り坂を独自のアルゴリズムによってリストアップ、上り勾配のプロフィール(断面図)を表示してくれる機能のこと。断面図では線だけの表示ではなく平均勾配を色で塗り分けて表現するため、64色ディスプレイが直感的な情報をライダーに提供する。
ナビゲーションシステムでは、ルートをELEMNTシリーズのサイクルコンピューター間で共有できるシェアリングも新しい機能の一つ。スマホを経由せずにルートデータを共有可能なため、グループライドで集合した時にその場で素早くデータの転送できるのは大きなメリットとなる。
新型ELEMNT ROAMは内蔵メモリーが4GBから32GBに大幅増加。デバイス内に保存できるマップやルートデータが増えており、毎週のように新しいエリアを探索するサイクリストでもメモリ不足に陥る心配は少ないはずだ。ランタイムは機能がリッチになりながらも17時間を維持。日の出から日の入りまでたっぷりと走り込みたい方にも応えるサイクルコンピューターに仕上がっている。充電端子がUSB-Cに変更されたこともポイントだ。
ワフーのデバイスはエコシステムの一角を担っており、新型ELEMNT ROAMはワークアウトを管理してくれるWahoo Xサービス、スマートトレーナーとの連携、ウォッチとのペアリングによってスイムやラン等さまざまなスポーツを横断してデータの記録が可能になるという機能も備えている。
他にもボディの前面に配置された3つのボタン形状が凸型に変更され、使い勝手を高めていることも特徴だ。センサーは加速度計とジャイロセンサー、コンパスを備えるなど細かい部分のアップデートも施されている。価格は58,500円(税込)。
ワフー ELEMNT ROAM
重量:3.3 oz
画面解像度:240 x 400
サイズ:17.3 cm x 12.3 cm x 6.9 cm
ディスプレイ:64 colors
画面サイズ:2.7 in. // 68.58 mm
バッテリータイプ:Lithium Ion
バッテリーライフ:17 hours
充電ポート:USB Type-C
防水性:IPX7
価格:58,500円(税込)
EFエデュケーション・イージーポストやボーラ・ハンスグローエら数多くのUCIワールドチームが使用するワフーのサイクルコンピューター。プロ選手にはエアロダイナミクスを考慮したボディシェイプのELEMNT BOLTを用意し、ホビーライダーに向けては見やすい画面サイズやナビゲーション機能を備えたELEMNT ROAMを展開している。
そんなELEMNT ROAMがモデルチェンジされ第2世代へと進化を遂げる。ワフーがELEMNT ROAMのアップデートで重要視したのはナビゲーションシステムだったという。ライダーを目的地に導くナビには精確な位置情報が必要であり、ワフーは位置情報を取得にしにくいビル群や深い森の中でも機能するデュアルバンドGPSを採用。ELEMNT ROAMがライダーの位置を細かく捉えることで、曲がり角までの残り距離などを適切に教えてくれるようになる。
ハードウェアの面では64色のディスプレイが採用されたこともポイント。各種情報ステータスを色の塗り分けで表現することで、一瞬だけ画面に目を落としただけでもデータを直感的に把握しやすい。見やすい画面表示は安全性にも直結するする要素だ。
色の細かい塗り分けはアップデートが行われたサミットセグメントやナビで活躍してくれる。サミットセグメントとは、ナビルート上に出現する登り坂を独自のアルゴリズムによってリストアップ、上り勾配のプロフィール(断面図)を表示してくれる機能のこと。断面図では線だけの表示ではなく平均勾配を色で塗り分けて表現するため、64色ディスプレイが直感的な情報をライダーに提供する。
ナビゲーションシステムでは、ルートをELEMNTシリーズのサイクルコンピューター間で共有できるシェアリングも新しい機能の一つ。スマホを経由せずにルートデータを共有可能なため、グループライドで集合した時にその場で素早くデータの転送できるのは大きなメリットとなる。
新型ELEMNT ROAMは内蔵メモリーが4GBから32GBに大幅増加。デバイス内に保存できるマップやルートデータが増えており、毎週のように新しいエリアを探索するサイクリストでもメモリ不足に陥る心配は少ないはずだ。ランタイムは機能がリッチになりながらも17時間を維持。日の出から日の入りまでたっぷりと走り込みたい方にも応えるサイクルコンピューターに仕上がっている。充電端子がUSB-Cに変更されたこともポイントだ。
ワフーのデバイスはエコシステムの一角を担っており、新型ELEMNT ROAMはワークアウトを管理してくれるWahoo Xサービス、スマートトレーナーとの連携、ウォッチとのペアリングによってスイムやラン等さまざまなスポーツを横断してデータの記録が可能になるという機能も備えている。
他にもボディの前面に配置された3つのボタン形状が凸型に変更され、使い勝手を高めていることも特徴だ。センサーは加速度計とジャイロセンサー、コンパスを備えるなど細かい部分のアップデートも施されている。価格は58,500円(税込)。
ワフー ELEMNT ROAM
重量:3.3 oz
画面解像度:240 x 400
サイズ:17.3 cm x 12.3 cm x 6.9 cm
ディスプレイ:64 colors
画面サイズ:2.7 in. // 68.58 mm
バッテリータイプ:Lithium Ion
バッテリーライフ:17 hours
充電ポート:USB Type-C
防水性:IPX7
価格:58,500円(税込)
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