福岡を拠点に活動するUCIコンチネンタルチーム、VC FUKUOKAが2026年シーズンのチーム体制および前半戦の参戦計画を発表した。最大のトピックは、2023年の全日本王者である山本大喜(まさき)の加入だ。さらに、エースのベンジャミ・プラデスの故郷であるスペインや、トルコを中心とした大規模な海外遠征を敢行し、UCIポイントの獲得と若手の育成を加速させる。



元全日本王者・山本大喜を筆頭に強力な布陣を敷く

戦力増強を果たしたVC FUKUOKA。今年は積極的に海外遠征を行う予定だ (c)VC FUKUOKA

新加入の山本大喜。2023年の全日本王者が新天地に (c)VC FUKUOKA
2026年シーズンのVC FUKUOKAは、継続9名に新加入2名を加えた体制で臨む 。

最大の注目は、TEAM UKYOから移籍する山本大喜の加入だ 。2023年全日本選手権ロードレース覇者であり、ツアー・オブ・ジャパン総合3位(2021年)などの実績を持つ山本の加入は、チームの競争力を劇的に引き上げることが期待される 。山本の持ち味である爆発力をを武器に、国内外の主要レースでエースとしての役割を担うこととなる。

また、3月からは期待の若手、住田悠人(AVENTURA VICTORIA RACINGより移籍)が加入 。住田は2025年に石川U19チャンピオンシップや高石杯で優勝するなど、アンダーカテゴリーで圧倒的な実績を残す次世代のホープだ。
2026年チーム体制
向川尚樹(継続) 横塚浩平(継続)
ベンジャミ・プラデス(継続) 阿部源(継続)
辻野壱哉(継続) ジェラルド・レデスマ(継続)
本多晴飛(継続) 木村純気(継続)
石原悠太(継続) 山本大喜(新規加入)
住田悠人(新規加入、3月〜)
トルコ、そしてエースの故郷スペインへ UCIポイント130ptを狙う

昨年のツアー・オブ・ジャパンで2015年以来のステージ優勝を挙げたベンジャミ・プラデス photo:Satoru Kato

チームは前半戦、例年以上に野心的な海外遠征を計画している。2月から4月にかけてトルコでのUCI1クラス、2クラスのレースに計6戦参戦 。特に「GP ALANYA」と「GP Syedra Ancient City」は昨年ベンジャミ・プラデスが2位、3位に入賞したレース。加えて3レースに初参戦するなどハイレベルなレース転戦を行う。

そして、今回の遠征のハイライトとなるのが、3月21日にスペイン・カタルーニャ地方で開催される「クラシカ・テレス・デ・レブレ(UCI1.1)」への参戦だ 。このレースはチームのエース、ベンジャミ・プラデスの故郷であるアルカナルが舞台 。チームは「ベテランでありながらエースとして活躍し続けるベンジャをリスペクトし、彼の故郷で共に戦える有意義な機会」と位置づけており、現地での2週間のトレーニングキャンプも実施する 。

一連の遠征での目標獲得ポイントは130pt 。国内・アジアランキングで優位に立ち、後半戦の主要レースへの出場権獲得を確実に狙いに行く構えだ 。

使用機材はジャイアントに。ホイールはマヴィックを継続

チームを支える機材面も大きく変化する。フレームはジャイアントに変わり、ホイールは長年サポートを続けるマヴィック 。タイヤはコンチネンタル、コンポーネント周りにはIOMICのバーテープ、ウェアはパールイズミを使用し、万全の体制で過酷な欧州・西アジア戦線に挑む 。

2026年 使用機材
フレーム: ジャイアント
ホイール: マヴィック
タイヤ: コンチネンタル
ヘルメット・アイウェア: OGK KABUTO
ウェア: パールイズミ