カブトから新作トレイルヘルメット、FM-Xが登場。可動式バイザーの採用やフロント形状の見直しなど、ゴーグル使用時の使い勝手をアップする新設計に加え、街乗りでも違和感の無いシンプルなデザインに仕上げることでシーンを選ばず使えるマルチパーパスなヘルメットとなった。



カブト FM-Xカブト FM-X (c)カブト
カブトのトレイル向けヘルメットとして長きにわたりラインアップされてきたFM-8がモデルチェンジを果たし、"FM-X"へと進化した。より直線を多用したソリッドな印象のデザインと同時に、トレイルライドを快適にする機能が盛り込まれている。

FM-8との大きな違いはゴーグルとの相性を向上させた点だ。バイザーが上下5段階での可動式となり、ゴーグルを使用しないシーンでの収納場所を確保できるようになった。さらに、ヘルメットの額部分とゴーグル上部の干渉を考慮したフロント形状とされ、正しい位置でヘルメットとゴーグルを装着できるように設計されている。

トレイルからシティライドまでマルチに使えるFM-Xトレイルからシティライドまでマルチに使えるFM-X (c)カブト
バイザーを上げることでゴーグルを収納可能バイザーを上げることでゴーグルを収納可能 (c)カブトヘルメットとゴーグルの干渉を減らしたフロント形状を採用ヘルメットとゴーグルの干渉を減らしたフロント形状を採用 (c)カブト


リアバックも、前作ではツルリと丸みを帯びていたのに対し、FM-Xではベルトのホールド力を高めるようなフラットなデザインに。上部には凹んだエリアが設けられ、トレイルライド中にベルトがずり上がっていっても、それ以上動かないような設計とされた。

インテーク形状も一新され、一つ一つのホールの大きさが拡大すると同時にセンター部にもベンチレーションホールを追加。夏場のライドでも蒸れ感を抑えてくれるだろう。また、スプリング構造を採用することでサポート部に適度なしなりを持たせたXF-8アジャスターを採用し、後頭部を包み込むようなワンランク上のフィット感を実現している。

大きく、数も増やされたベンチレーションホール大きく、数も増やされたベンチレーションホール (c)カブトホール周辺は面取りされ、シャープな印象に仕上げられるホール周辺は面取りされ、シャープな印象に仕上げられる (c)カブト
リアバックはゴーグルバンドのホールド力を考慮したデザインにリアバックはゴーグルバンドのホールド力を考慮したデザインに (c)カブト
トレイルヘルメットとして大きな進化を果たしたFM-Xだが、一方でシティーユースにも対応する。エッジの立ったシンプルなデザインは、トレイルだけでなく街中でも着用しても違和感の少ないマルチパーパスなもの。後頭部までしっかりと守ってくれるトレイルヘルメットだけに、万が一の際の安心感も高いはずだ。

カラーはマットオリーブ、マットブラック、マットグレー、マットコヨーテ、マットイエローグリーン、マットアッシュブルーの6種類。どれもマット仕上げでスポーツウエアでなくとも馴染みやすいだろう。サイズはM/Lのみ。価格は7,920円(税込)。今春発売予定だ。

カブト FM-X(マットオリーブ)カブト FM-X(マットオリーブ) (c)カブトカブト FM-X(マットブラック)カブト FM-X(マットブラック) (c)カブト


カブト FM-X(マットグレー)カブト FM-X(マットグレー) (c)カブトカブト FM-X(マットコヨーテ)カブト FM-X(マットコヨーテ) (c)カブト

カブト FM-X(マットイエローグリーン)カブト FM-X(マットイエローグリーン) (c)カブトカブト FM-X(マットアッシュブルー)カブト FM-X(マットアッシュブルー) (c)カブト




カブト FM-X
サイズ:M/L
カラー:マットオリーブ、マットブラック、マットグレー、マットコヨーテ、マットイエローグリーン、マットアッシュブルー
価格:7,920円(税込)
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