2020/11/17(火) - 17:00
ジロから完全新作となるヘルメット"HELIOS"が登場。ハイエンドモデルのAETHERと同じ新世代のMIPS"SPHERICAL TECHNOLOGY"を搭載し、世界最先端の安全性能を実現しつつ、より手の届きやすい価格を実現した意欲作だ。
高い安全性を最優先に掲げつつ、空力性能や重量、通気性といった機能性、そして優れたデザイン性を高次元で兼ね備えたヘルメットラインアップを誇るアメリカンブランド、ジロ。今では安全なヘルメットの標準装備となった感のあるプロテクションテクノロジー"MIPS"をいち早く採用したブランドでもある。
ジロの安全を希求する姿勢は衰えておらず、2018年に投入したフラッグシップモデル"AETHER"では、従来のMIPSを進化させた"SPHERICAL TECHNOLOGY"を採用し、更なる安全性の向上を果たした。その後、SPHERICAL TECHNOLOGYはトレイル用モデルの"MANIFEST"にも搭載され、ジロはあらゆるシーンでその恩恵を受けられるよう、ラインアップを拡充してきた。
これまでハイエンドモデルにのみ搭載されてきたSPHERICAL TECHNOLOGYだが、今回新たに登場したHELIOSは価格にして29,800円(税抜)と、AETHERに比べて約1万円ほどのプライスダウンを実現。高い安全性を誇るヘルメットがより手の届きやすい存在となった。
改めて"SPHERICAL TECHNOLOGY"を解説しよう。可動する一枚のシートを帽体と頭の間に配置した従来のMIPSと異なり、SPHERICAL TECHNOLOGYは外側と内側に分割された2つの帽体をエラストマーで接続することで、それぞれのレイヤーが独立してスライドし、脳へのダメージを抑える構造となっている。
SPHERICAL TECHNOLOGYによって、衝撃吸収性は従来のMIPSから30%向上。そればかりか、余分なシートを廃することが出来るため、頭部へのフィット感や通気性を向上させることを可能とし、ヘルメットとしての総合力も高められている。
外側と内側、2つに分けられた帽体はそれぞれ密度の異なるEPSフォームを採用することで役割に応じた特性を与えられている。衝撃を先に受ける外側を高密度とする一方、頭部にダメージを伝えにくいよう、内側は低密度フォームを配置。あらゆる速度域でのクラッシュに対応する安全性能を実現している。
セカンドモデルでありながら、軽量に仕上がっているのもHELIOSの大きな特徴。Mサイズで270gと、トップモデルのAETHERに匹敵する数値をマークしており、ヒルクライマーにもぴったり。実測値では、AETHERよりも7%軽量になっているという。15個のベンチレーションホールに加え、SPHERICAL TECHNOLOGYが可能とした深いエアチャネルによって高い通気性も実現。速度域の低いグラベルやアドベンチャーロードでも快適なライドを約束する。
アジャスターはAETHERと共通のRoc Loc 5 Air フィットシステム。上下左右に幅広い調整幅をもちつつ、非常に軽量なクロージャーとなっている。また、Ionic+抗菌パッドを採用しており、不快な臭いなどのもととなる雑菌の繁殖を抑え、長期間にわたって快適な着け心地をキープしてくれる。
世界最先端のプロテクションテクノロジーを身近な存在としてくれるHELIOS。現在のところアジアンフィットではないグローバルフィットのみとなり、S~Lの3サイズが用意される。カラーはマットブラックフェード、マットホワイト/シルバーフェード、マットブラック/レッドの3色。価格は29,800円(税抜)。取り扱いはダイアテック。
ジロ HELIOS
サイズ : S 51-55cm、 M 55-59cm、 L 59-63cm
※グローバルフィットのみ(アジアンフィットではありません)
カラー : Matte Black Fade、 Matte White / Silver Fade、Matte Black / Red
重量:270g( Mサイズ)
価格 :29,800円(税抜)
高い安全性を最優先に掲げつつ、空力性能や重量、通気性といった機能性、そして優れたデザイン性を高次元で兼ね備えたヘルメットラインアップを誇るアメリカンブランド、ジロ。今では安全なヘルメットの標準装備となった感のあるプロテクションテクノロジー"MIPS"をいち早く採用したブランドでもある。
ジロの安全を希求する姿勢は衰えておらず、2018年に投入したフラッグシップモデル"AETHER"では、従来のMIPSを進化させた"SPHERICAL TECHNOLOGY"を採用し、更なる安全性の向上を果たした。その後、SPHERICAL TECHNOLOGYはトレイル用モデルの"MANIFEST"にも搭載され、ジロはあらゆるシーンでその恩恵を受けられるよう、ラインアップを拡充してきた。
これまでハイエンドモデルにのみ搭載されてきたSPHERICAL TECHNOLOGYだが、今回新たに登場したHELIOSは価格にして29,800円(税抜)と、AETHERに比べて約1万円ほどのプライスダウンを実現。高い安全性を誇るヘルメットがより手の届きやすい存在となった。
改めて"SPHERICAL TECHNOLOGY"を解説しよう。可動する一枚のシートを帽体と頭の間に配置した従来のMIPSと異なり、SPHERICAL TECHNOLOGYは外側と内側に分割された2つの帽体をエラストマーで接続することで、それぞれのレイヤーが独立してスライドし、脳へのダメージを抑える構造となっている。
SPHERICAL TECHNOLOGYによって、衝撃吸収性は従来のMIPSから30%向上。そればかりか、余分なシートを廃することが出来るため、頭部へのフィット感や通気性を向上させることを可能とし、ヘルメットとしての総合力も高められている。
外側と内側、2つに分けられた帽体はそれぞれ密度の異なるEPSフォームを採用することで役割に応じた特性を与えられている。衝撃を先に受ける外側を高密度とする一方、頭部にダメージを伝えにくいよう、内側は低密度フォームを配置。あらゆる速度域でのクラッシュに対応する安全性能を実現している。
セカンドモデルでありながら、軽量に仕上がっているのもHELIOSの大きな特徴。Mサイズで270gと、トップモデルのAETHERに匹敵する数値をマークしており、ヒルクライマーにもぴったり。実測値では、AETHERよりも7%軽量になっているという。15個のベンチレーションホールに加え、SPHERICAL TECHNOLOGYが可能とした深いエアチャネルによって高い通気性も実現。速度域の低いグラベルやアドベンチャーロードでも快適なライドを約束する。
アジャスターはAETHERと共通のRoc Loc 5 Air フィットシステム。上下左右に幅広い調整幅をもちつつ、非常に軽量なクロージャーとなっている。また、Ionic+抗菌パッドを採用しており、不快な臭いなどのもととなる雑菌の繁殖を抑え、長期間にわたって快適な着け心地をキープしてくれる。
世界最先端のプロテクションテクノロジーを身近な存在としてくれるHELIOS。現在のところアジアンフィットではないグローバルフィットのみとなり、S~Lの3サイズが用意される。カラーはマットブラックフェード、マットホワイト/シルバーフェード、マットブラック/レッドの3色。価格は29,800円(税抜)。取り扱いはダイアテック。
ジロ HELIOS
サイズ : S 51-55cm、 M 55-59cm、 L 59-63cm
※グローバルフィットのみ(アジアンフィットではありません)
カラー : Matte Black Fade、 Matte White / Silver Fade、Matte Black / Red
重量:270g( Mサイズ)
価格 :29,800円(税抜)
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