2020/08/14(金) - 09:21
カーボン製コンポーネントでお馴染みのエンヴィが、自社のロードホイール「SES」との組み合わせで最大のエアロダイナミクス向上を狙ったロードタイヤをリリースした。エアロ効果を狙ったトレッドパターンを採用したチューブレスレディタイヤとされている。
エンヴィのロード用ホイール「SES(スマート・エンヴィ・システム)」は、元F1エンジニアであり、空力のスペシャリストであるサイモン・スマート氏の主導によって開発されたロードホイール。前後で異なるリムハイトに加え、前後で横風の影響を考慮した断面形状が採用された。今では横風からの影響を考慮した設計はスタンダードだが、SESは先鞭をつけた存在として注目を集めた。
そんなエンヴィのエアロダイナミクスの代名詞となったSESシリーズにロードタイヤが加わることになった。コンポーネントブランドであるエンヴィがタイヤへと進出する理由は、タイヤもエアロダイナミクスに影響を与えるためだ。例えば、リムウォールとタイヤの繋ぎ目に段差があると、空気の流れが乱れてしまい抵抗となってしまう。タイヤに当たった風をリム後方まで綺麗に流すことが空気抵抗削減に繋がる。
また、エンヴィはトレッドパターンもエアロダイナミクスに影響を与えるという。SESタイヤには「ENVE」ロゴの各ラインを分離させたようなパターンを採用した。今作もサイモン氏のD2Zという風洞実験施設でのテストで開発が行われており、SESホイールとの組み合わせで最大の空力性能を発揮できるタイヤに仕上げているという。
タイヤの開発はチェコを拠点とするTUFOとタッグを組んで進められた。エアロダイナミクスだけではなく転がり抵抗、グリップ、耐久性、重量といったタイヤとしての基本性能も高いレベルを目指しているという。また、開発の結果、SESタイヤは耐久性を削ぎ落としたピュアレーシングモデルではなく、レーシーな性能を持たせつつロードライダーの冒険心に応えるべく耐久性を確保したオールラウンドモデルとしているという。
コンパウンドには天然ゴムと合成ゴムをブレンドし低転がり抵抗と長寿命化を達成。シリカ素材も加えられており、ウェットウェザーでのグリップ力を発揮してくれるタイヤを実現しているという。トレッドの下部にはヴェクトランの層を加えることで耐パンク性能を向上させている。開発時は各種データをBicycleRollingResistance.comのテストで収集。ホームページでサマリーを公開している。
SESタイヤはチューブレスレディ使用で、フックレスリムにももちろん対応する。チューブレスタイヤの空気保持とホールド力は、ビード剛性と安定性、ビード径が影響するという。SESタイヤでは各社のタイヤを調査し、剛性や直径、エアを入れた時の圧力のデータを収集。それらのデータを元に生み出されたSESタイヤは脱着しやすいビード径と、伸びにくいビードを獲得したという。
タイヤのラインアップは25C(255g)、27C(265g)、29C(275g)、31C(258g)まで揃い、レーサーからアドベンチャーライダーまで走り方に合わせたサイズを選ぶことが可能だ。対応ホイールや最適なホイール、各リム幅に装着した際の実測タイヤ幅をエンヴィは公表している。下記スペック欄で確認してもらいたい。カラーはいずれもブラックとタンの2色。価格は11,000円(税抜)だ。
エンヴィのロード用ホイール「SES(スマート・エンヴィ・システム)」は、元F1エンジニアであり、空力のスペシャリストであるサイモン・スマート氏の主導によって開発されたロードホイール。前後で異なるリムハイトに加え、前後で横風の影響を考慮した断面形状が採用された。今では横風からの影響を考慮した設計はスタンダードだが、SESは先鞭をつけた存在として注目を集めた。
そんなエンヴィのエアロダイナミクスの代名詞となったSESシリーズにロードタイヤが加わることになった。コンポーネントブランドであるエンヴィがタイヤへと進出する理由は、タイヤもエアロダイナミクスに影響を与えるためだ。例えば、リムウォールとタイヤの繋ぎ目に段差があると、空気の流れが乱れてしまい抵抗となってしまう。タイヤに当たった風をリム後方まで綺麗に流すことが空気抵抗削減に繋がる。
また、エンヴィはトレッドパターンもエアロダイナミクスに影響を与えるという。SESタイヤには「ENVE」ロゴの各ラインを分離させたようなパターンを採用した。今作もサイモン氏のD2Zという風洞実験施設でのテストで開発が行われており、SESホイールとの組み合わせで最大の空力性能を発揮できるタイヤに仕上げているという。
タイヤの開発はチェコを拠点とするTUFOとタッグを組んで進められた。エアロダイナミクスだけではなく転がり抵抗、グリップ、耐久性、重量といったタイヤとしての基本性能も高いレベルを目指しているという。また、開発の結果、SESタイヤは耐久性を削ぎ落としたピュアレーシングモデルではなく、レーシーな性能を持たせつつロードライダーの冒険心に応えるべく耐久性を確保したオールラウンドモデルとしているという。
コンパウンドには天然ゴムと合成ゴムをブレンドし低転がり抵抗と長寿命化を達成。シリカ素材も加えられており、ウェットウェザーでのグリップ力を発揮してくれるタイヤを実現しているという。トレッドの下部にはヴェクトランの層を加えることで耐パンク性能を向上させている。開発時は各種データをBicycleRollingResistance.comのテストで収集。ホームページでサマリーを公開している。
SESタイヤはチューブレスレディ使用で、フックレスリムにももちろん対応する。チューブレスタイヤの空気保持とホールド力は、ビード剛性と安定性、ビード径が影響するという。SESタイヤでは各社のタイヤを調査し、剛性や直径、エアを入れた時の圧力のデータを収集。それらのデータを元に生み出されたSESタイヤは脱着しやすいビード径と、伸びにくいビードを獲得したという。
タイヤのラインアップは25C(255g)、27C(265g)、29C(275g)、31C(258g)まで揃い、レーサーからアドベンチャーライダーまで走り方に合わせたサイズを選ぶことが可能だ。対応ホイールや最適なホイール、各リム幅に装着した際の実測タイヤ幅をエンヴィは公表している。下記スペック欄で確認してもらいたい。カラーはいずれもブラックとタンの2色。価格は11,000円(税抜)だ。
エンヴィ SES TIRE
SES TIRE SIZE | 25C | 27C | 29C | 31C |
---|---|---|---|---|
ETRTO | 25-622 | 27-622 | 29-622 | 31-622 |
用途 | Road Race | Triathlon | TT | Road Race | Triathlon | TT | All-Road | Road Race | All-Road | All-Road | Mixed Surface Race |
対応ホイール | SES 3.4, 5.6, 7.8, SES DISC ,ENVE 45 & 65 | All ENVE Wheelsets | All ENVE Wheelsets | All ENVE Wheelsets |
最適なリムペアリング | SES 3.4, 5.6, 7.8, SES DISC ,ENVE 45 & 65 | SES 3.4, 5.6, 7.8, SES DISC, SES 3.4 AR, 4.5 AR, G23 , ENVE 45 & 65 | SES 3.4 AR, 4.5 AR, G23 , ENVE 45 & 65 | SES 3.4 AR, 4.5 AR, G23 , ENVE 45 & 65 |
タイヤ幅(リム内幅=タイヤ幅) | 19mm幅=25mm、21mm幅=26mm、23mm幅=N/A、25mm幅=N/A | 19mm幅=27mm、21mm幅=28mm、23mm幅=29mm、25mm幅=30mm | 19mm幅=28mm、21mm幅=29mm、23mm幅=30mm、25mm幅=31mm | 19mm幅=30mm、21mm幅=31mm、23mm幅=32mm、25mm幅=33mm |
重量 | 255g | 265g | 275g | 285g |
税抜価格 | 11,000円 | 11,000円 | 11,000円 | 11,000円 |
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