ミケがブランド史上初となるカーボンスポークを採用した新作ホイール「Deva RD」を発表。グルパマFDJユナイテッドからのフィードバックを受け、空力性能、剛性、重量のバランスを徹底的に追求した最高峰モデルだ。

ミケ Deva RD (c)MICHE
ミケがフラッグシップホイール"Deva RD"を発表。サンスクリット語で「輝く者」という意味を持つDevaという名前は調和とバランスを表し、新型ホイールが性能、効率性、信頼性、軽量性全てを追求した最高峰モデルであることを主張する。
Deva RDの最大のトピックはブランド初となるカーボンスポークを採用したこと。近年、カーボンスポークを備えたレーシングホイールが台頭する中、イタリアの老舗ブランドもトレンドに追従。新開発のリムとハブとの組み合わせで、Kleos RDの1450gから1305gという軽量化を達成し、グルパマFDJユナイテッドの選手たちに競争力をもたらす。

ミケ初となるカーボンスポークを採用する (c)MICHE 
徹底的に開発されたリム形状。フロントはリアに比べて外幅が広めだ (c)MICHE
グルパマのチームスタッフや選手たちはDeva RDの開発初期からミケと連携。初期プロトタイプのフィードバックをもとにミケは開発の方向性を決定し、選手が望む性能を実現するために細部の開発を行った。ミケはDeva RDの完成に至るまで2種類のカーボンスポークと4種類のリム形状を検討。一つずつ検証を行い、空力、剛性全てのバランスが最適な答えを導き出した。
その結果採用されたカーボンスポークは4×1mmという扁平な断面形状のモデルだ。インナーニップルや自社工場で生産するオリジナルハブを採用することで、スポーク周りのエアロを最適化。さらにカーボンスポークは重量に対する剛性に優れており、Kleos RDでは前後24本だったスポークを前後21本(14+7の構成)に減らしながら、反応性やコントロール性を維持することに成功している。加速やペースの変化に対してより反応性の高いホイールに仕上がっている。
また採用するカーボンスポークはチタン製の金属部品(スポークヘッドとネジ部分)が組み合わせられている。スチール製と比較してスポーク一本あたり0.5gの重量削減に貢献していることも特徴だ。

徹底的に行われたCFD解析、風洞実験から導き出されたリム形状を採用する (c)MICHE
Deva RDのリム素材はマットUDフィニッシュのT700、T800、T1000。ラインアップは52mmと62mmの2種類の高さで展開されるが、それぞれフロントとリアで異なる外幅を持つ。52mmハイトではフロントの外幅が33mm、リア31mm、62mmハイトではフロントの外幅が31mm、リア30mmという設定だ。フロントを幅広にすることで空気抵抗を最小化し、リアは細くすることで重量削減を狙っている。リムの内幅は全て23mmに統一されている。
リムの断面形状は、内幅23mmに28mmのタイヤを装着した状態でエアロが最適化されるように開発が行われた。NACA形状がベースの4つの候補から、空力効率、横風を受けた時の安定性、タイヤとリムの連続性に優れる形状を選定。グルパマFDJユナイテッドとの協力による28回のCFDシミュレーションと、サイクリング業界のベンチマーク施設であるGST-Windkanal風洞での3セッション・計24時間におよぶテストで導き出したという。
最終的に選ばれた形状のプロトタイプの風洞実験では、前モデルのKleos RD 50と比較して50km/hで9.3%の空気抵抗削減を達成。ワット数に換算するとフロントホイール単体で50km/hでは1.2W、60km/hでは2.2Wの削減になるという。

ハブは自社工場で生産されるオリジナル品だ (c)MICHE
自社工場で生産される7075 T6アルミ製ハブもDeva RDのために開発されている。フロントハブでは横剛性を向上させるための設計、リアハブでは重量比剛性を最適化するためにアルミとチタン組み合わせた設計を採用している。シマノ仕様のフリーボディの場合は大胆に軽量化が行われており、ホイールセットの重量削減に貢献した。またハブにはカーボン強化樹脂製の3Dプリント・エアロブレードが備えられ、エアロとスポークの安定性を強化している。
ベアリングはセラミックスピード製の二重シールタイプを採用している。シール品質、ボールとレースの精度、潤滑剤の粘度まで最適化され、転がり抵抗を最小限に抑える。リアハブにはマイクロメトリック調整機構が組み込まれており、ベアリングのプリロード調整が可能だ。

グルパマFDJユナイテッドとの共同開発で生まれたDeva RD (c)MICHE
グルパマFDJユナイテッドとのパートナーシップから生まれたミケの最高峰ホイール、Deva RD。本国のプレスリリースによると2026年3月から正規販売店を通じて販売されるという。日本国内での販売価格は決定していないため、後日発表予定とのこと(ヨーロッパ圏では3,200ユーロとのこと)。
またシクロワイアードでは後日テストを実施予定。乞うご期待。

ミケ Deva RD(ブラック) (c)MICHE

ミケ Deva RD(クローム) (c)MICHE
ミケ Deva RD
52mmハイトモデル:リム外幅|前33mm、後31mm
62mmハイトモデル:リム外幅|前31mm、後30mm
リム内幅:23mm(共通)
重量:1,305g(52mmハイトモデル)、1,375g(62mmハイトモデル)
スポーク:Vonoa® Carbon Spokes & titanium 4x1 Aero Profile
ハブ:7075 T6アルミ
価格:未定

ミケがフラッグシップホイール"Deva RD"を発表。サンスクリット語で「輝く者」という意味を持つDevaという名前は調和とバランスを表し、新型ホイールが性能、効率性、信頼性、軽量性全てを追求した最高峰モデルであることを主張する。
Deva RDの最大のトピックはブランド初となるカーボンスポークを採用したこと。近年、カーボンスポークを備えたレーシングホイールが台頭する中、イタリアの老舗ブランドもトレンドに追従。新開発のリムとハブとの組み合わせで、Kleos RDの1450gから1305gという軽量化を達成し、グルパマFDJユナイテッドの選手たちに競争力をもたらす。


グルパマのチームスタッフや選手たちはDeva RDの開発初期からミケと連携。初期プロトタイプのフィードバックをもとにミケは開発の方向性を決定し、選手が望む性能を実現するために細部の開発を行った。ミケはDeva RDの完成に至るまで2種類のカーボンスポークと4種類のリム形状を検討。一つずつ検証を行い、空力、剛性全てのバランスが最適な答えを導き出した。
その結果採用されたカーボンスポークは4×1mmという扁平な断面形状のモデルだ。インナーニップルや自社工場で生産するオリジナルハブを採用することで、スポーク周りのエアロを最適化。さらにカーボンスポークは重量に対する剛性に優れており、Kleos RDでは前後24本だったスポークを前後21本(14+7の構成)に減らしながら、反応性やコントロール性を維持することに成功している。加速やペースの変化に対してより反応性の高いホイールに仕上がっている。
また採用するカーボンスポークはチタン製の金属部品(スポークヘッドとネジ部分)が組み合わせられている。スチール製と比較してスポーク一本あたり0.5gの重量削減に貢献していることも特徴だ。

Deva RDのリム素材はマットUDフィニッシュのT700、T800、T1000。ラインアップは52mmと62mmの2種類の高さで展開されるが、それぞれフロントとリアで異なる外幅を持つ。52mmハイトではフロントの外幅が33mm、リア31mm、62mmハイトではフロントの外幅が31mm、リア30mmという設定だ。フロントを幅広にすることで空気抵抗を最小化し、リアは細くすることで重量削減を狙っている。リムの内幅は全て23mmに統一されている。
リムの断面形状は、内幅23mmに28mmのタイヤを装着した状態でエアロが最適化されるように開発が行われた。NACA形状がベースの4つの候補から、空力効率、横風を受けた時の安定性、タイヤとリムの連続性に優れる形状を選定。グルパマFDJユナイテッドとの協力による28回のCFDシミュレーションと、サイクリング業界のベンチマーク施設であるGST-Windkanal風洞での3セッション・計24時間におよぶテストで導き出したという。
最終的に選ばれた形状のプロトタイプの風洞実験では、前モデルのKleos RD 50と比較して50km/hで9.3%の空気抵抗削減を達成。ワット数に換算するとフロントホイール単体で50km/hでは1.2W、60km/hでは2.2Wの削減になるという。

自社工場で生産される7075 T6アルミ製ハブもDeva RDのために開発されている。フロントハブでは横剛性を向上させるための設計、リアハブでは重量比剛性を最適化するためにアルミとチタン組み合わせた設計を採用している。シマノ仕様のフリーボディの場合は大胆に軽量化が行われており、ホイールセットの重量削減に貢献した。またハブにはカーボン強化樹脂製の3Dプリント・エアロブレードが備えられ、エアロとスポークの安定性を強化している。
ベアリングはセラミックスピード製の二重シールタイプを採用している。シール品質、ボールとレースの精度、潤滑剤の粘度まで最適化され、転がり抵抗を最小限に抑える。リアハブにはマイクロメトリック調整機構が組み込まれており、ベアリングのプリロード調整が可能だ。

グルパマFDJユナイテッドとのパートナーシップから生まれたミケの最高峰ホイール、Deva RD。本国のプレスリリースによると2026年3月から正規販売店を通じて販売されるという。日本国内での販売価格は決定していないため、後日発表予定とのこと(ヨーロッパ圏では3,200ユーロとのこと)。
またシクロワイアードでは後日テストを実施予定。乞うご期待。


ミケ Deva RD
52mmハイトモデル:リム外幅|前33mm、後31mm
62mmハイトモデル:リム外幅|前31mm、後30mm
リム内幅:23mm(共通)
重量:1,305g(52mmハイトモデル)、1,375g(62mmハイトモデル)
スポーク:Vonoa® Carbon Spokes & titanium 4x1 Aero Profile
ハブ:7075 T6アルミ
価格:未定
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