2020/05/16(土) - 16:25
ブライトンから新型のGPSサイクルコンピューター「Rider860」が登場。2.8インチの大画面カラータッチパネルを採用し、データやマップの見やすさと直感的な操作性を獲得。デバイス単体で目的地を検索できる優れたルートナビ機能も備わっている。
ブライトン Rider860 photo:Yuto.Murata
高性能なGPSサイクルコンピューターを比較的リーズナブルな価格で展開し、国内でも愛用者の数を増やし続けているブライトン。新作としてこの春登場したのが、フラッグシップモデルとなる「Rider860」だ。ブランド史上初のカラー液晶タッチパネルを搭載した多機能サイクルコンピューターであり、ボタンの少ないスマートな見た目と直感的な操作性を獲得している。
ラインアップの中で最も大画面となる2.8インチディスプレイを採用し、データ項目やマップ表示での見やすさを確保。最大で12項目ものデータを表示させることが可能だ。画面切り替えやメニュー選択などは直接画面を指先でタッチして操作する方式となり、本体には電源、記録スタート/ストップ、ラップの3つのボタンのみを配置したデザインとなっている。
タッチパネルを採用したため本体に配置されるボタンは3つのみだ
親指でボタンが押しやすいようステムとの間に距離が取られている
一般的なサイクルコンピューターと同様に90度回転させて装着するマウント方式
GPS内蔵のためスピードセンサーがなくともRider860単体で速度や走行距離など基本的なデータは測定可能。もちろんBluetoothやANT+といった規格に対応した各種センター類と併用することでケイデンスや心拍、パワー等の表示もできる。GPSだけでなくGlonass(ロシア)、Galileo(欧州)、Beidou(中国)、みちびき(日本)という5つの異なる衛星測位システムに対応している点はブライトンの他モデルと同じだ。高い建物が並ぶビル街や山間部などでも素早く正確な位置情報が取得できるだろう。
フラッグシップ機としての最大の特徴は、他モデルと比較にならないほど高性能になったナビゲーション機能が挙げられる。OSM(オープンストリートマップ)の地図データを標準搭載しており、いつでもどこでもマップを表示して行きたい目的地を設定することが可能だ。無線LANを介してネットワーク接続すれば、各地域の詳細マップもダウンロードすることができる。
アウトフロントマウントと始めとする付属品。各種センサーも用意されている
実測重量128g(本体のみ)
バックライトも完備されており夜間のライドでも画面が確認しやすい
Bluetooth接続で専用アプリと素早いペアリングが可能、データのアップロードも自動で完了する
マップ画面はスマートフォンの地図アプリのような感覚で操作でき、地図上にピンを立てて目的地としたり、経由地を設定してルートを組んだり、通ってきた道と同じルートでスタート地点に戻るようナビできたり、よく行く場所をお気に入り設定して素早く呼び出せたり、目的地を名称で検索できたり、とにかく豊富な機能が備わっている。
ナビゲーション時は最短ルート/走りやすいルートの2つから選択することが可能。ナビ画面では目的地までの距離や曲がり角までの距離を示してくれるほか、ルートから外れた際にアラートで知らせてくれ、そのまま進めば自動でルートを引き直すこともしてくれる。また、ルートナビを使うと同時に「高度」画面も現れる。全行程の勾配が視覚的に分かり、ライド時のペース配分などにも活用できるだろう。
大型の2.8インチディスプレイによって最大12項目までデータを表示できる
【ルートナビ画面】カラー液晶で細かなマップが表示されるため道が分かりやすい
【高度画面】ルートの勾配を視覚的に確認することができる
スマートフォンの専用アプリも用意されており、走行ログの管理、ナビゲーションルートやワークアウトの作成、Stravaとの連携などを行うことができる。スマートフォンのBluetoothをオンにしてアプリを立ち上げれば自動的に認識し素早く同期。本体、アプリともに日本語対応しているため操作に戸惑うこともないだろう。
スマートフォンとペアリングしていれば、電話やEメール、SMS等の着信も画面に表示してくれるため、ライド中でも見逃すことなくチェックできる。また、電動変速のシマノDI2/スラムeTAP AXS/カンパニョーロEPSもサポートしており、段数表示やバッテリー残量、現在のギアレシオや歯数も表示させることが可能だ。
本体、アウトフロントマウント、ストラップ、USBケーブル、クイックスタートガイドが入った基本セットが36,000円(税抜)。スピード/ケイデンス/心拍の3つのセンサーが付属するトリプルセンサーキットが45,000円(税抜)だ。取り扱いはフカヤ。
※詳しい使い方は後日掲載のRider860使いこなし連載記事にて紹介します。
ブライトン Rider860
ディスプレイ:2.8インチ
サイズ:58x100x24mm
バッテリー稼働時間:16時間
防水性:IPX7
重量:128g
無線通信:Bluetooth/ANT+/Wi-Fi
最大表示項目数:12
最大ページ数:11
ログヒストリー:300時間
同梱品:専用アウトフロントマウント、ストラップ、USBケーブル、クイックスタートガイド
価格:36,000円(税抜)、トリプルセンサーキット45,000円(税抜)
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高性能なGPSサイクルコンピューターを比較的リーズナブルな価格で展開し、国内でも愛用者の数を増やし続けているブライトン。新作としてこの春登場したのが、フラッグシップモデルとなる「Rider860」だ。ブランド史上初のカラー液晶タッチパネルを搭載した多機能サイクルコンピューターであり、ボタンの少ないスマートな見た目と直感的な操作性を獲得している。
ラインアップの中で最も大画面となる2.8インチディスプレイを採用し、データ項目やマップ表示での見やすさを確保。最大で12項目ものデータを表示させることが可能だ。画面切り替えやメニュー選択などは直接画面を指先でタッチして操作する方式となり、本体には電源、記録スタート/ストップ、ラップの3つのボタンのみを配置したデザインとなっている。
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GPS内蔵のためスピードセンサーがなくともRider860単体で速度や走行距離など基本的なデータは測定可能。もちろんBluetoothやANT+といった規格に対応した各種センター類と併用することでケイデンスや心拍、パワー等の表示もできる。GPSだけでなくGlonass(ロシア)、Galileo(欧州)、Beidou(中国)、みちびき(日本)という5つの異なる衛星測位システムに対応している点はブライトンの他モデルと同じだ。高い建物が並ぶビル街や山間部などでも素早く正確な位置情報が取得できるだろう。
フラッグシップ機としての最大の特徴は、他モデルと比較にならないほど高性能になったナビゲーション機能が挙げられる。OSM(オープンストリートマップ)の地図データを標準搭載しており、いつでもどこでもマップを表示して行きたい目的地を設定することが可能だ。無線LANを介してネットワーク接続すれば、各地域の詳細マップもダウンロードすることができる。
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ナビゲーション時は最短ルート/走りやすいルートの2つから選択することが可能。ナビ画面では目的地までの距離や曲がり角までの距離を示してくれるほか、ルートから外れた際にアラートで知らせてくれ、そのまま進めば自動でルートを引き直すこともしてくれる。また、ルートナビを使うと同時に「高度」画面も現れる。全行程の勾配が視覚的に分かり、ライド時のペース配分などにも活用できるだろう。
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スマートフォンの専用アプリも用意されており、走行ログの管理、ナビゲーションルートやワークアウトの作成、Stravaとの連携などを行うことができる。スマートフォンのBluetoothをオンにしてアプリを立ち上げれば自動的に認識し素早く同期。本体、アプリともに日本語対応しているため操作に戸惑うこともないだろう。
スマートフォンとペアリングしていれば、電話やEメール、SMS等の着信も画面に表示してくれるため、ライド中でも見逃すことなくチェックできる。また、電動変速のシマノDI2/スラムeTAP AXS/カンパニョーロEPSもサポートしており、段数表示やバッテリー残量、現在のギアレシオや歯数も表示させることが可能だ。
本体、アウトフロントマウント、ストラップ、USBケーブル、クイックスタートガイドが入った基本セットが36,000円(税抜)。スピード/ケイデンス/心拍の3つのセンサーが付属するトリプルセンサーキットが45,000円(税抜)だ。取り扱いはフカヤ。
※詳しい使い方は後日掲載のRider860使いこなし連載記事にて紹介します。
ブライトン Rider860
ディスプレイ:2.8インチ
サイズ:58x100x24mm
バッテリー稼働時間:16時間
防水性:IPX7
重量:128g
無線通信:Bluetooth/ANT+/Wi-Fi
最大表示項目数:12
最大ページ数:11
ログヒストリー:300時間
同梱品:専用アウトフロントマウント、ストラップ、USBケーブル、クイックスタートガイド
価格:36,000円(税抜)、トリプルセンサーキット45,000円(税抜)
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