2012/05/22(火) - 16:15
レースの終盤をリードしたのはチームNIPPO。先頭を固めて主導権を握り、弟マウロに発射されたマキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)が優勝。個人総合も手中に。
5月22日(火)、ツアー・オブ・ジャパン第2ステージが岐阜県美濃市で行われた。コースはパレード走行後、1周21.3kmを7周する160.7km。1箇所短いが急峻な標高差70mほどの上りがある。
レースはうだつのある町並みの美濃市内の旧今井家住宅前をパレードスタート。序盤に畑中勇介(シマノレーシング)と中村誠(宇都宮ブリッツェン)が逃げて5周目に吸収される。その間に畑中がKOMを、中村がHSを1位通過し、畑中が山岳賞リーダーを確定させる。
その後にチェン・キンロー(香港チーム)が単独逃げゴールを目指すが、メイン集団はスプリント勝負を主張するチームNIPPOが強力に引いて追走、最終周回の上り口でチェンを吸収、その後も上りをハイペースでNIPPOが引き、アタックを許さないままゴールへ。
ラストは弟のマウロ・リケーゼ(チームNIPPO)からゴール前150mで発射された兄のマキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)が圧倒的スピードで優勝。ゴールのボーナスタイム10秒を得て個人総合リーダーになった。
優勝したマキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)
チームメイトが動いてくれたので、最後ゴールを獲るだけでよかった。スプリンター向けだがゴールに向けて上りがあるのが良く考えられたいいコースだと思う。
チームNIPPO大門宏監督
ゴールスプリントに向けて主導権を握るべく前にいたが、チャンピオンシステムやジェネシスが前方にいて、リケーゼがマークされていることはわかっていた。それでも内間、佐野、アレドンドそしてマウロが先頭を引いていい結果に持ち込むことができた。
結果
第2ステージ美濃 160.7km
1位 マキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)3時間49分26秒
2位 マリウス・ヴィジアック(マトリックス・パワータグ)
3位 パトリック・ショウ(ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ)
4位 マウロ・リケーゼ(チームNIPPO)
5位 マクシム・アヴェリン
6位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)
7位 オスマン・アディク(チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム)
8位 コー・ホーティン(香港チーム)
9位 西薗良太(ブリヂストン・アンカー)
10位 小室雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント)
個人総合順位 第2ステージ終了時点
1位 マキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)3時間52分40秒
2位 ウィリアム・クラーク(チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム)+05秒
3位 マウロ・リケーゼ(チームNIPPO)+06秒
4位 キャメロン・ワーフ(チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム)
5位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)+07秒
6位 マリウス・ヴィジアック(マトリックス・パワータグ)+09秒
7位 ネイサン・アール(ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ)+10秒
8位 パトリック・ショウ(ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ)+11秒
9位 フォルッナート・バリアーニ(チームNIPPO)+14秒
10位 福島晋一(トレンガヌ・サイクリングチーム)+15秒
個人総合ポイント賞順位 第2ステージ終了時点
1位 マキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)30点
2位 マウロ・リケーゼ(チームNIPPO)25点
3位 マリウス・ヴィジアック(マトリックス・パワータグ)20点
個人総合山岳賞順位 第2ステージ終了時点
1位 畑中勇介(シマノレーシング)10点
2位 中村誠(宇都宮ブリッツェン)6点
3位 チャン・キンロー(香港チーム)5点
チーム総合順位 第2ステージ終了時点
1位 チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム 11時間38分26秒
2位 チームNIPPO +07秒
3位 ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ +07秒
photo&text:Hideaki.TAKAGI
5月22日(火)、ツアー・オブ・ジャパン第2ステージが岐阜県美濃市で行われた。コースはパレード走行後、1周21.3kmを7周する160.7km。1箇所短いが急峻な標高差70mほどの上りがある。
レースはうだつのある町並みの美濃市内の旧今井家住宅前をパレードスタート。序盤に畑中勇介(シマノレーシング)と中村誠(宇都宮ブリッツェン)が逃げて5周目に吸収される。その間に畑中がKOMを、中村がHSを1位通過し、畑中が山岳賞リーダーを確定させる。
その後にチェン・キンロー(香港チーム)が単独逃げゴールを目指すが、メイン集団はスプリント勝負を主張するチームNIPPOが強力に引いて追走、最終周回の上り口でチェンを吸収、その後も上りをハイペースでNIPPOが引き、アタックを許さないままゴールへ。
ラストは弟のマウロ・リケーゼ(チームNIPPO)からゴール前150mで発射された兄のマキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)が圧倒的スピードで優勝。ゴールのボーナスタイム10秒を得て個人総合リーダーになった。
優勝したマキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)
チームメイトが動いてくれたので、最後ゴールを獲るだけでよかった。スプリンター向けだがゴールに向けて上りがあるのが良く考えられたいいコースだと思う。
チームNIPPO大門宏監督
ゴールスプリントに向けて主導権を握るべく前にいたが、チャンピオンシステムやジェネシスが前方にいて、リケーゼがマークされていることはわかっていた。それでも内間、佐野、アレドンドそしてマウロが先頭を引いていい結果に持ち込むことができた。
結果
第2ステージ美濃 160.7km
1位 マキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)3時間49分26秒
2位 マリウス・ヴィジアック(マトリックス・パワータグ)
3位 パトリック・ショウ(ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ)
4位 マウロ・リケーゼ(チームNIPPO)
5位 マクシム・アヴェリン
6位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)
7位 オスマン・アディク(チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム)
8位 コー・ホーティン(香港チーム)
9位 西薗良太(ブリヂストン・アンカー)
10位 小室雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント)
個人総合順位 第2ステージ終了時点
1位 マキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)3時間52分40秒
2位 ウィリアム・クラーク(チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム)+05秒
3位 マウロ・リケーゼ(チームNIPPO)+06秒
4位 キャメロン・ワーフ(チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム)
5位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)+07秒
6位 マリウス・ヴィジアック(マトリックス・パワータグ)+09秒
7位 ネイサン・アール(ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ)+10秒
8位 パトリック・ショウ(ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ)+11秒
9位 フォルッナート・バリアーニ(チームNIPPO)+14秒
10位 福島晋一(トレンガヌ・サイクリングチーム)+15秒
個人総合ポイント賞順位 第2ステージ終了時点
1位 マキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)30点
2位 マウロ・リケーゼ(チームNIPPO)25点
3位 マリウス・ヴィジアック(マトリックス・パワータグ)20点
個人総合山岳賞順位 第2ステージ終了時点
1位 畑中勇介(シマノレーシング)10点
2位 中村誠(宇都宮ブリッツェン)6点
3位 チャン・キンロー(香港チーム)5点
チーム総合順位 第2ステージ終了時点
1位 チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム 11時間38分26秒
2位 チームNIPPO +07秒
3位 ジェネシス・ウェルス・アドバイザーズ +07秒
photo&text:Hideaki.TAKAGI
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