最終山岳で絞られた10名スプリントで決着したイツリア・ウィメン最終第3ステージ。ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ)が2日連続で勝利し、ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム)が総合優勝に輝いた。

サンセバスティアンを発着するイツリア・ウィメン最終日 photo:CorVos
世界的に見ても自転車熱の高いスペイン・バスク地方で開催されているイツリア・ウィメン(UCIワールドツアー)。その最終日である第3ステージはサンセバスティアンを発着する113.1kmで、中盤に1級山岳ハイスキベル(距離7.9km/平均5.6%)、2級山岳メンディソロツ(距離6.4km/平均5.2%)を越え、フィニッシュ地点は下りと平坦路を進んだ先にある。
序盤からアタックは繰り返されたが、逃げは決まらずハイスキベルの頂上をヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック)が先頭通過。これによりカステレインは着用する山岳賞ジャージを確定させ、その後も逃げらしい逃げは生まれなかった。ボーナスタイムが与えられる1つ目の中間スプリントは総合首位から36秒遅れの総合8位につけるリアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)が、総合首位ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム)を抑えてトップ通過した。

最終2級山岳で人数が絞られた photo:CorVos
続く2つ目の中間スプリントではブレーデウォルツが逆にリッパートを退け、貴重なボーナスタイムを加算する。そして集団はひと塊のまま2級山岳メンディソロツ(距離6.4km/平均5.2%)に突入。その直前にプロトンを飛び出し、単独先頭に立ったニーナ・バイスマン(オランダ、ヒューマンパワードヘルス)だったが、登り口であえなく吸収された。
集団からは早々とリッパートが遅れ、世界王者マグドレーヌ・ヴァリエール(カナダ、EFエデュケーション・オートリー)もドロップ。その後ジュリエット・ベルテ(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)のアタックなどで人数はさらに絞られ、5名のグループで頂上を通過。下りと平坦路でブレーデウォルツたち後続が追いつき、勝負は10名によるスプリントへと持ち込まれた。
その中に3名を送り込んだFDJユナイテッド・スエズのエヴィータ・ムジック(フランス)とローレン・ディクソン(イギリス)を退け、前日勝者のドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ)が先着。2日連続の勝利を手に入れた。

集団スプリントで勝利したドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ) photo:CorVos

2日連続で勝利したドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ) photo:CorVos
ヴウォダルチクは「前日は早く喜び過ぎたので、今日はフィニッシュするまで踏み続けようと自分に言い聞かせた。それが良い結果に繋がった。日に日にコンディションは上向きで、明日もう1ステージ走りたいほど。次戦のブエルタ・ア・ブルゴス・フェミナスでも良い結果を目指したい」と喜びを語った。
そして総合優勝は、6位でフィニッシュしたブレーデウォルツが獲得。「自分の強みがわかり、それを効果的に使えるようになってきた。今大会はチームメイトが完璧に支えてくれ、そのサポートが私に翼を与えてくれた」と、2年連続で総合2位だった悔しさを払拭する結果を喜んだ。

悲願の総合優勝に涙したミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:Itzulia Basque Country

世界的に見ても自転車熱の高いスペイン・バスク地方で開催されているイツリア・ウィメン(UCIワールドツアー)。その最終日である第3ステージはサンセバスティアンを発着する113.1kmで、中盤に1級山岳ハイスキベル(距離7.9km/平均5.6%)、2級山岳メンディソロツ(距離6.4km/平均5.2%)を越え、フィニッシュ地点は下りと平坦路を進んだ先にある。
序盤からアタックは繰り返されたが、逃げは決まらずハイスキベルの頂上をヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック)が先頭通過。これによりカステレインは着用する山岳賞ジャージを確定させ、その後も逃げらしい逃げは生まれなかった。ボーナスタイムが与えられる1つ目の中間スプリントは総合首位から36秒遅れの総合8位につけるリアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)が、総合首位ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム)を抑えてトップ通過した。

続く2つ目の中間スプリントではブレーデウォルツが逆にリッパートを退け、貴重なボーナスタイムを加算する。そして集団はひと塊のまま2級山岳メンディソロツ(距離6.4km/平均5.2%)に突入。その直前にプロトンを飛び出し、単独先頭に立ったニーナ・バイスマン(オランダ、ヒューマンパワードヘルス)だったが、登り口であえなく吸収された。
集団からは早々とリッパートが遅れ、世界王者マグドレーヌ・ヴァリエール(カナダ、EFエデュケーション・オートリー)もドロップ。その後ジュリエット・ベルテ(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)のアタックなどで人数はさらに絞られ、5名のグループで頂上を通過。下りと平坦路でブレーデウォルツたち後続が追いつき、勝負は10名によるスプリントへと持ち込まれた。
その中に3名を送り込んだFDJユナイテッド・スエズのエヴィータ・ムジック(フランス)とローレン・ディクソン(イギリス)を退け、前日勝者のドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ)が先着。2日連続の勝利を手に入れた。


ヴウォダルチクは「前日は早く喜び過ぎたので、今日はフィニッシュするまで踏み続けようと自分に言い聞かせた。それが良い結果に繋がった。日に日にコンディションは上向きで、明日もう1ステージ走りたいほど。次戦のブエルタ・ア・ブルゴス・フェミナスでも良い結果を目指したい」と喜びを語った。
そして総合優勝は、6位でフィニッシュしたブレーデウォルツが獲得。「自分の強みがわかり、それを効果的に使えるようになってきた。今大会はチームメイトが完璧に支えてくれ、そのサポートが私に翼を与えてくれた」と、2年連続で総合2位だった悔しさを払拭する結果を喜んだ。

イツリア・ウィメン2026第3ステージ結果
| 1位 | ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ) | 2:59:01 |
| 2位 | エヴィータ・ムジック(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 3位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 4位 | ウソア・オストラサ(スペイン、ラボラルクチャ・フンダシオンエウスカディ) | |
| 5位 | ヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | |
| 6位 | ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 7位 | ジュリエット・ベルテ(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 8位 | アントニア・ニーダーマイヤー(ドイツ、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 9位 | リーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック) | |
| 10位 | リカルダ・ボーンファイント(ドイツ、リドル・トレック) |
個人総合成績
| 1位 | ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 10:15:56 |
| 2位 | ヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | +0:21 |
| 3位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 4位 | リーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック) | +0:22 |
| 5位 | アントニア・ニーダーマイヤー(ドイツ、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | +0:29 |
| 6位 | エヴィータ・ムジック(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:36 |
| 7位 | ウソア・オストラサ(スペイン、ラボラルクチャ・フンダシオンエウスカディ) | +0:43 |
| 8位 | ジュリエット・ベルテ(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 9位 | ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ) | +0:44 |
| 10位 | リカルダ・ボーンファイント(ドイツ、リドル・トレック) | +0:45 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| 山岳賞 | ヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック) |
| ヤングライダー賞 | エマ・コント(フランス、コフィディス・ウィメン) |
| チーム総合成績 | FDJユナイテッド・スエズ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos