「とんでもないレースだった」と語るポガチャルに対し、ファンデルプールは「単純にタデイの方が強かった」と完敗を認めた。エヴェネプールの参戦がレースを盛り上げたロンド・ファン・フラーンデレンを選手たちのインタビューで振り返る。
優勝 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

パテルベルグを越え、単独でフィニッシュを目指すタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
今日は本当にとんでもないレースだった。どの辺りからかは覚えていないが、かなり早い段階からずっと厳しかった。精鋭集団ができてからは、しばらく様子を見るような展開もあったけれど、その後に踏み込む場面が来た。ファンデルプールとは良い協調して、自分にとって有利な展開を作り出せた。
ファンデルプールはどうか分からないが、僕はもちろんレムコ(エヴェネプール)には戻ってきてほしくなかった。彼がどれだけ持久力に優れた選手か分かっているからね。最後には必ず盛り返し、僕らを負かすことができる選手だ。だから差を広げようとし、それが上手くいった。
僕はそこまで頻繁にレースを走るわけではないから、出場する時は勝利へのプレッシャーがある。ここまではすべてが完璧に進んでいるし、本当にこれ以上ないくらい満足している。来週のパリ〜ルーベにも高いモチベーションを持って向かえるし、石畳を楽しみたい。

連覇で3度目のロンド制覇したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
─これで1シーズンでのモニュメント(5大クラシック)全制覇に近づいた。
達成できるかは分からない。来週のルーベがとても厳しいだろうからね。モニュメントで1勝するだけでも大変なことだ。勝つためにはそのレースを最高の調子で迎えなければならない。だからミラノ〜サンレモ、そして今日のロンドを終えた後でさえ、モニュメント全制覇については考えていない。
2位 マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)

ポガチャルと2名で先頭に立ったマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) photo:CorVos
(残り100km以上ある)モーレンベルグでレースが動くとは予想していなかった。もちろん全員が鍵を握る坂であることは分かっているが、レース最初の勝負所になるとは(UAEを除けば)誰も思っていなかったんじゃないかな。個人的には、そこで人数が絞られ、小集団のまま2度目のオウデ・クワレモントに入るのは良い状況だった。でもそこで位置が悪く、前の選手に行き場を防がれてしまった。だからタデイの背後に戻るために、相当脚を使わなければならなかった。
だからといってそれが敗因だとは言い切れない。最後のオウデ・クワレモントでは何度か遅れかけ、単純にタデイが強かった。先頭で牽くことが、かえって脚に良い影響を与えることもある。今日は全力を尽くした結果だ。最後は単純にタデイの方が強かっただけだ。
3位 レムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

その姿を捉えるも、合流には至らなかったレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) photo:CorVos
自分にとって、ほぼ完璧なロンドデビューとなった。チームとしても素晴らしい走りができ、勝負所で自分を最高の位置まで導いてくれた。終盤の勝負が始まってからは、あとは自分の脚次第だった。ふさわしい順位でフィニッシュできたと思っている。またぜひ戻ってきたい。
4位 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

表彰台に届かなかったワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
今日は脚がすべてを物語っていた。2度目のオウデ・クワレモントに向かう時点では良い位置につけていたのだが、最後は踏みとどまることができなかった。終盤に少し力が尽きてしまい、それについてはかなり悔しく思っている。
それでも追走では良い走りができた。マッズ(ピーダスン)とうまく協力でき、その後もフィニッシュまで戦い続けた。自分のパフォーマンスには満足しているが、もっと良い結果を望んでいた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
優勝 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

今日は本当にとんでもないレースだった。どの辺りからかは覚えていないが、かなり早い段階からずっと厳しかった。精鋭集団ができてからは、しばらく様子を見るような展開もあったけれど、その後に踏み込む場面が来た。ファンデルプールとは良い協調して、自分にとって有利な展開を作り出せた。
ファンデルプールはどうか分からないが、僕はもちろんレムコ(エヴェネプール)には戻ってきてほしくなかった。彼がどれだけ持久力に優れた選手か分かっているからね。最後には必ず盛り返し、僕らを負かすことができる選手だ。だから差を広げようとし、それが上手くいった。
僕はそこまで頻繁にレースを走るわけではないから、出場する時は勝利へのプレッシャーがある。ここまではすべてが完璧に進んでいるし、本当にこれ以上ないくらい満足している。来週のパリ〜ルーベにも高いモチベーションを持って向かえるし、石畳を楽しみたい。

─これで1シーズンでのモニュメント(5大クラシック)全制覇に近づいた。
達成できるかは分からない。来週のルーベがとても厳しいだろうからね。モニュメントで1勝するだけでも大変なことだ。勝つためにはそのレースを最高の調子で迎えなければならない。だからミラノ〜サンレモ、そして今日のロンドを終えた後でさえ、モニュメント全制覇については考えていない。
2位 マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)

(残り100km以上ある)モーレンベルグでレースが動くとは予想していなかった。もちろん全員が鍵を握る坂であることは分かっているが、レース最初の勝負所になるとは(UAEを除けば)誰も思っていなかったんじゃないかな。個人的には、そこで人数が絞られ、小集団のまま2度目のオウデ・クワレモントに入るのは良い状況だった。でもそこで位置が悪く、前の選手に行き場を防がれてしまった。だからタデイの背後に戻るために、相当脚を使わなければならなかった。
だからといってそれが敗因だとは言い切れない。最後のオウデ・クワレモントでは何度か遅れかけ、単純にタデイが強かった。先頭で牽くことが、かえって脚に良い影響を与えることもある。今日は全力を尽くした結果だ。最後は単純にタデイの方が強かっただけだ。
3位 レムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

自分にとって、ほぼ完璧なロンドデビューとなった。チームとしても素晴らしい走りができ、勝負所で自分を最高の位置まで導いてくれた。終盤の勝負が始まってからは、あとは自分の脚次第だった。ふさわしい順位でフィニッシュできたと思っている。またぜひ戻ってきたい。
4位 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

今日は脚がすべてを物語っていた。2度目のオウデ・クワレモントに向かう時点では良い位置につけていたのだが、最後は踏みとどまることができなかった。終盤に少し力が尽きてしまい、それについてはかなり悔しく思っている。
それでも追走では良い走りができた。マッズ(ピーダスン)とうまく協力でき、その後もフィニッシュまで戦い続けた。自分のパフォーマンスには満足しているが、もっと良い結果を望んでいた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos