富士山サイクルロードレース2日目、富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝は、終盤まで集団が崩れない展開が続いたのちスプリント勝負に持ち込まれ、山本哲央が優勝。窪木一茂が2位となり、TEAM UKYOが1-2フィニッシュを達成した。

静岡県を拠点とするレバンテフジ静岡とHPCJCブリヂストン-アンカーを先頭にスタート photo:Satoru Kato
富士山サイクルロードレース2日目は、富士市内に場所を移してのレース。富士市役所前を通る通称「青葉通り」を往復する1周1.8kmの周回コースでのクリテリウムだ。
およそ平坦ではあるものの、スタート/フィニッシュラインを挟んで前後200mほどが若干の登り。フィニッシュは残り100mから斜度が立ち上がり、タイミングを間違えるとスプリントの途中で失速する可能性をはらむ。解説MCの平塚吉光さんは「片側3車線でコースが広く、フィニッシュまでの距離を見誤りやすい」と言う。

富士市中心街の通称「青葉通り」が決勝の舞台 photo:Satoru Kato 
テレビドラマのロケ地にもなった富士市の「ロゼシアター」 photo:Satoru Kato

コース両端で折り返すコース photo:Satoru Kato
前日に続き、朝から青空が広がって暑さを感じるほどの陽気だったが、富士クリテリウム決勝が行われる午後になると雲が増え始める。レースの進行と共に青空が減っていき、午前中は山頂から麓まで見えていた富士山は完全に姿を隠してしまった。

序盤から集団前方を位置取るキナンレーシングチーム photo:Satoru Kato
前日の予選を勝ち上がった75名での決勝は30周54kmのレース。静岡県内に拠点を置くレバンテフジ静岡とHPCJCブリヂストン-アンカーの2チームを先頭にパレードスタートしたのちリアルスタートが切られた。
序盤の集団前方はキナンレーシングチームが牽引して周回。抜け出しを図る動きも見られたが1周以上続く逃げにはつながらない。ストレート区間で差をつけても、コース両端の折り返しで吸収される動きが繰り返される。

スピードの緩急と蛇行を繰り返しながらレースが進む photo:Satoru Kato
10周終了時に設定された周回賞は松本一成(チームサイクラーズスネル)が先頭通過。20周終了時に設定された2度目の周回賞は阿蘓来夢(作新学院大学)が先頭通過。この前後でペースが上がるもののレースの流れが大きく変わることはなく、集団はひとまとまりのまま終盤を迎える。

2名参戦のTEAM UKYOは終始集団先頭付近で展開 photo:Satoru Kato

最終周回目前、地元チームのレバンテフジ静岡が集団をペースアップさせる photo:Satoru Kato
レース中盤以降明確に主導するチームが無い中、2名で参戦したTEAM UKYOが集団前方で目立ち始める。窪木一茂と山本哲央が交互に集団のペースを上げ、他チームに揺さぶりをかける。その後方でHPCJCブリヂストン-アンカーも体制を整えて集団前方に上がり始める。残り周回が5周を切ると、地元チームのレバンテフジ静岡も集団前方に上がりはじめ、スプリント勝負を狙うチームが位置取り争いをしながら最終周回へ入る。

スプリント勝負に向けて各チームが集団前方でラインをつくる photo:Satoru Kato

集団先頭で窪木一茂の牽引から山本哲央(TEAM UKYO)が前に出る photo:Satoru Kato

山本哲央のフィニッシュを横目にガッツポーズをする窪木一茂(TEAM UKYO) photo:Satoru Kato
最後の折り返しはHPCJCブリヂストン-アンカーが列車を組んで先頭でクリアし、スプリント勝負へ。その横から「2名なので他チームを利用してコンパクトにスプリントラインを組めた」と言う山本が窪木の牽引で集団先頭へ。残り100mから窪木に並ぶと、ほぼ2人同時にフィニッシュラインを越えてTEAM UKYOがワン・ツーフィニッシュを決めた。

山本哲央と窪木一茂でTEAM UKYOワン・ツーフィニッシュ photo:Satoru Kato

表彰式 photo:Satoru Kato
山本哲央コメント
「直前まで窪木さんが体調崩していたので実質1人かなと思っていたが、前半から窪木さんがガンガン行ってたので全然大丈夫じゃん!と思っていたら最後まで助けてもらった。早い段階で山本元喜(キナンレーシングチーム)や梅澤幹太(HPCJCブリヂストン-アンカー)らを連れて逃げをつくって・・・と考えていたけれどそうはならず、その分最後のスプリントにかけた。窪木さんと競輪のラインのように決まっていたので、残り50mでちょっと差すだけだった。とにかく窪木さんがすごかったし、先輩の壁は大きいなと思った。
今年からチームは変わったけれど、このレースは自宅から自走で来られる距離なので、ホームレースみたいなものだから勝てて良かったと思う。次はツール・ド・台湾、その直後にアジア選手権と、海外レースが続くので頑張りたい」

富士山サイクルロードレース2日目は、富士市内に場所を移してのレース。富士市役所前を通る通称「青葉通り」を往復する1周1.8kmの周回コースでのクリテリウムだ。
およそ平坦ではあるものの、スタート/フィニッシュラインを挟んで前後200mほどが若干の登り。フィニッシュは残り100mから斜度が立ち上がり、タイミングを間違えるとスプリントの途中で失速する可能性をはらむ。解説MCの平塚吉光さんは「片側3車線でコースが広く、フィニッシュまでの距離を見誤りやすい」と言う。



前日に続き、朝から青空が広がって暑さを感じるほどの陽気だったが、富士クリテリウム決勝が行われる午後になると雲が増え始める。レースの進行と共に青空が減っていき、午前中は山頂から麓まで見えていた富士山は完全に姿を隠してしまった。

前日の予選を勝ち上がった75名での決勝は30周54kmのレース。静岡県内に拠点を置くレバンテフジ静岡とHPCJCブリヂストン-アンカーの2チームを先頭にパレードスタートしたのちリアルスタートが切られた。
序盤の集団前方はキナンレーシングチームが牽引して周回。抜け出しを図る動きも見られたが1周以上続く逃げにはつながらない。ストレート区間で差をつけても、コース両端の折り返しで吸収される動きが繰り返される。

10周終了時に設定された周回賞は松本一成(チームサイクラーズスネル)が先頭通過。20周終了時に設定された2度目の周回賞は阿蘓来夢(作新学院大学)が先頭通過。この前後でペースが上がるもののレースの流れが大きく変わることはなく、集団はひとまとまりのまま終盤を迎える。


レース中盤以降明確に主導するチームが無い中、2名で参戦したTEAM UKYOが集団前方で目立ち始める。窪木一茂と山本哲央が交互に集団のペースを上げ、他チームに揺さぶりをかける。その後方でHPCJCブリヂストン-アンカーも体制を整えて集団前方に上がり始める。残り周回が5周を切ると、地元チームのレバンテフジ静岡も集団前方に上がりはじめ、スプリント勝負を狙うチームが位置取り争いをしながら最終周回へ入る。



最後の折り返しはHPCJCブリヂストン-アンカーが列車を組んで先頭でクリアし、スプリント勝負へ。その横から「2名なので他チームを利用してコンパクトにスプリントラインを組めた」と言う山本が窪木の牽引で集団先頭へ。残り100mから窪木に並ぶと、ほぼ2人同時にフィニッシュラインを越えてTEAM UKYOがワン・ツーフィニッシュを決めた。


山本哲央コメント
「直前まで窪木さんが体調崩していたので実質1人かなと思っていたが、前半から窪木さんがガンガン行ってたので全然大丈夫じゃん!と思っていたら最後まで助けてもらった。早い段階で山本元喜(キナンレーシングチーム)や梅澤幹太(HPCJCブリヂストン-アンカー)らを連れて逃げをつくって・・・と考えていたけれどそうはならず、その分最後のスプリントにかけた。窪木さんと競輪のラインのように決まっていたので、残り50mでちょっと差すだけだった。とにかく窪木さんがすごかったし、先輩の壁は大きいなと思った。
今年からチームは変わったけれど、このレースは自宅から自走で来られる距離なので、ホームレースみたいなものだから勝てて良かったと思う。次はツール・ド・台湾、その直後にアジア選手権と、海外レースが続くので頑張りたい」
2026富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝 結果(54km)
| 1位 | 山本 哲央(TEAM UKYO) | 1時間17分28秒 |
| 2位 | 窪木 一茂(TEAM UKYO) | +0秒 |
| 3位 | 黒枝 士揮(スパークルおおいたレーシングチーム) | |
| 4位 | 草場 啓吾(キナンレーシングチーム) | |
| 5位 | 夏目 天斗(レバンテフジ静岡) | +1秒 |
| 6位 | キスコネン・シーム(レバンテフジ静岡) |

敢闘賞 阿蘓来夢(作新学院大学)
周回賞 松本一成(チームサイクラーズスネル)、阿蘓来夢(作新学院大学)
その他レース






text&photo:Satoru Kato
Photo:富士山サイクルロードレース2026
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