ポガチャルの走りを支えるボトムブラケットブランド、ビコネが日本上陸。独自の技術によって高い信頼性と回転性能を有するボトムブラケットをポディウムが取り扱い開始した。

ビコネ ボトムブラケット (c)ポディウム
4度のツール制覇、世界選手権2連覇を達成したタデイ・ポガチャルと共に、最強チームとしてプロトンに君臨するUAEチームエミレーツXRG。機材にも妥協ない同チームが近年使用しているボトムブラケットがBIKONE(ビコネ)だ。
スペインを本拠地とする多国籍ベアリングメーカー、Fersaグループの一員となるビコネは、ボトムブラケットを「自転車の心臓部」と位置づけ、理想のボトムブラケットを世に送り出すため独自の技術を開発してきた。

アルミシェルがオーバーラップするデュアルカップテクノロジーによって高い性能を実現する (c)ポディウム
ボトムブラケット、特に圧入式BBにおいてよく発生するのが音鳴りの問題だ。ビコネはこのトラブルを排除するために、デュアルカップテクノロジーと名付けた独自の構造を編み出した。
左右のベアリングカップがシャフト部分まで延びており、中央部分でオーバーラップするこの構造は、フレームの精度など外的要因の影響を低減し、左右ベアリングの同心性を完璧に保つことを実現する。

効果的なシーリングが長期にわたる性能維持を可能とした (c)ポディウム
これによりベアリングのわずかな軸ズレが引き起こすさまざまなデメリット、音鳴りや摩擦の増大、ベアリング寿命の短縮といった問題を排除。理想的な状態でクランクを取り付けられ、非常にスムーズなペダリング、高い静粛性、そして優れた耐久性をもたらすのが、デュアルカップテクノロジーの真価だ。
更に、優れたシーリングを施すことでボトムブラケットの耐久性を大幅に引き上げている。泥や雨、微細なホコリの粒子の進入を防ぐため、ボトムブラケット全体で5カ所にシールを施し、長期間にわたって理想的な性能を維持してくれる。

グレード3のS13N4セラミックボールを使用したハイブリッドセラミックベアリング (c)ポディウム 
コストパフォーマンスに優れたスチールベアリング (c)ポディウム
搭載されるのはもちろんFersa社製のベアリング。50年以上にわたる歴史を有する老舗ベアリングメーカーが市場で最も滑らかで耐久性の高いベアリングを開発することに成功したと自負するクオリティのベアリングが採用されているという。
ハイブリッドセラミックとスチール、2つのベアリングを選択可能。ハイブリッドセラミックはグレード3のS13N4セラミックボールを使用し、より硬く、より軽量、そして耐久性に優れた一品。一方のスチールは自社製造で最高品質のP5スチールベアリングを採用。高い回転性能と耐久性を確保しつつ、コストパフォーマンスに優れた選択肢だ。

今シーズン、ポガチャルが愛用したコルナゴ Y1RS (c)ポディウム 
ボトムブラケットにはビコネを採用していた (c)ポディウム 
ポガチャルを象徴するミニハルクのグラフィックが描かれる (c)ポディウム

過酷なMTBレースでもトップ選手に使用されている (c)ポディウム
これらの先進的なテクノロジーを詰め込んだボトムブラケットは、既にその性能を世界中で証明している。ポガチャルを筆頭としたUAEチームエミレーツXRG、そして同郷のカハルーラル・セグロスRGAの活躍を見れば、その性能は明らかだろう。
また、MTBチームのラピエールレーシングユニティにもサポートしており、より過酷なオフロードの世界においても、その耐久性は披瀝済みだ。

UAEチームエミレーツエディションも展開する (c)ポディウム
高品質かつ高性能なビコネのボトムブラケットは、主要なBB規格およびシャフト径に対応。そして、ユニークなのが圧入規格に用意されたオーバーサイズモデルの存在だ。これは、使用に伴ってシェルが摩耗してしまったフレーム向けに用意されたもので、圧入部の直径が0.1mm大きくなっているというもの。このオーバーサイズを用いれば、篏合が緩くなってしまったフレームを延命できる。
価格はセラミックベアリングが35,800円、スチールベアリングモデルが12,000円~14,200円、オーバーサイズスチールが15,800円(全て税込)。
ビコネ ボトムブラケット
対応フレーム規格:BB86/92、EVO/PF46 IN、PF46 External、BBRight 79、BSA、ITA、T47 Internal、T47 External、T47a、T45
対応シャフト:シマノ、DUB、BB30
税込価格:セラミック 35,800円、スチール 12.000円~14,200円、オーバーサイズスチール 15,800円

4度のツール制覇、世界選手権2連覇を達成したタデイ・ポガチャルと共に、最強チームとしてプロトンに君臨するUAEチームエミレーツXRG。機材にも妥協ない同チームが近年使用しているボトムブラケットがBIKONE(ビコネ)だ。
スペインを本拠地とする多国籍ベアリングメーカー、Fersaグループの一員となるビコネは、ボトムブラケットを「自転車の心臓部」と位置づけ、理想のボトムブラケットを世に送り出すため独自の技術を開発してきた。

ボトムブラケット、特に圧入式BBにおいてよく発生するのが音鳴りの問題だ。ビコネはこのトラブルを排除するために、デュアルカップテクノロジーと名付けた独自の構造を編み出した。
左右のベアリングカップがシャフト部分まで延びており、中央部分でオーバーラップするこの構造は、フレームの精度など外的要因の影響を低減し、左右ベアリングの同心性を完璧に保つことを実現する。

これによりベアリングのわずかな軸ズレが引き起こすさまざまなデメリット、音鳴りや摩擦の増大、ベアリング寿命の短縮といった問題を排除。理想的な状態でクランクを取り付けられ、非常にスムーズなペダリング、高い静粛性、そして優れた耐久性をもたらすのが、デュアルカップテクノロジーの真価だ。
更に、優れたシーリングを施すことでボトムブラケットの耐久性を大幅に引き上げている。泥や雨、微細なホコリの粒子の進入を防ぐため、ボトムブラケット全体で5カ所にシールを施し、長期間にわたって理想的な性能を維持してくれる。


搭載されるのはもちろんFersa社製のベアリング。50年以上にわたる歴史を有する老舗ベアリングメーカーが市場で最も滑らかで耐久性の高いベアリングを開発することに成功したと自負するクオリティのベアリングが採用されているという。
ハイブリッドセラミックとスチール、2つのベアリングを選択可能。ハイブリッドセラミックはグレード3のS13N4セラミックボールを使用し、より硬く、より軽量、そして耐久性に優れた一品。一方のスチールは自社製造で最高品質のP5スチールベアリングを採用。高い回転性能と耐久性を確保しつつ、コストパフォーマンスに優れた選択肢だ。




これらの先進的なテクノロジーを詰め込んだボトムブラケットは、既にその性能を世界中で証明している。ポガチャルを筆頭としたUAEチームエミレーツXRG、そして同郷のカハルーラル・セグロスRGAの活躍を見れば、その性能は明らかだろう。
また、MTBチームのラピエールレーシングユニティにもサポートしており、より過酷なオフロードの世界においても、その耐久性は披瀝済みだ。

高品質かつ高性能なビコネのボトムブラケットは、主要なBB規格およびシャフト径に対応。そして、ユニークなのが圧入規格に用意されたオーバーサイズモデルの存在だ。これは、使用に伴ってシェルが摩耗してしまったフレーム向けに用意されたもので、圧入部の直径が0.1mm大きくなっているというもの。このオーバーサイズを用いれば、篏合が緩くなってしまったフレームを延命できる。
価格はセラミックベアリングが35,800円、スチールベアリングモデルが12,000円~14,200円、オーバーサイズスチールが15,800円(全て税込)。
ビコネ ボトムブラケット
対応フレーム規格:BB86/92、EVO/PF46 IN、PF46 External、BBRight 79、BSA、ITA、T47 Internal、T47 External、T47a、T45
対応シャフト:シマノ、DUB、BB30
税込価格:セラミック 35,800円、スチール 12.000円~14,200円、オーバーサイズスチール 15,800円
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