イタリアンタイヤブランドの雄、ヴィットリアがタイヤインサートの新モデル"Air-Liner Cyclocross"をリリースした。細身かつ低圧なタイヤセッティングでありながら、強い力が掛かるシクロクロスレース特有の環境に応える一本だ。

ヴィットリア Air-Liner Cyclocross (c)VTJ
マウンテンバイク、グラベル、ロード用のタイヤインサートを揃えるイタリアのタイヤブランド、ヴィットリア。チューブレスタイヤをサポートするインサートが一通り揃うラインアップに、待望のシクロクロス特化モデル”Air-Liner Cyclocross”が追加される。
グラベルタイヤよりも細身のタイヤで、より過酷な環境を戦うシクロクロス。目まぐるしく変わる路面、急角度のコーナー、激しく上下するペースなど、タイヤには多くの要素が求められることになる。

ヴィットリア Air-Liner Cyclocross (c)VTJ
グリップとトラクションを稼ぐための低圧セッティングにするため、トラディショナルなチューブラータイヤが未だに大きな支持を集める中、チューブレスタイヤの勢力も拡大している。シクロクロスにおけるチューブレスタイヤ運用においてリスクとなるのが、バーピングと呼ばれる現象だ。
コーナーやオフキャンバーなどで、低圧のチューブレスタイヤに大きく横にこじるような力が加わった際、サイドウォールが捻じれてビードが一瞬浮いてしまうビードバーピング。内圧によってタイヤを保持するチューブレスタイヤにとって、低圧運用を強いられるシクロクロスでは避けては通れない問題でもあった。

過酷なシクロクロスにおいて様々な役割を果たすタイヤインサート (c)VTJ
Air-Liner Cyclocrossは、そんなチューブレスのデメリットを解消してくれるタイヤインサートだ。サイドウォールをサポートする形状によって必要以上にタイヤが潰れることを防ぎ、安定感のあるコーナーリングを実現する。さらに、縦方向への衝撃に対しても、リムとタイヤの間に挟まることでスネークバイトのリスクを軽減してくれる。
非常に軽量な発泡フォームとなっているため、重量、そして転がり抵抗への影響も最小限に抑えられている。空気が入っている状態では圧縮されることでエアボリュームを確保しつつ、パンク時には膨張しランフラット機能も発揮する。パンク自体のリスクを減らしつつ、万が一の際にもバイクを担ぐことなくピットへと帰還できる命綱のような役割を果たしてくれる。

対応タイヤ幅は700x31~33とシクロクロスに特化したスペック (c)VTJ
対応タイヤ幅は700x31~33とシクロクロスに特化したスペックに。重量は50gで、パッケージにはインサートを装着しても空気充填を行える60mmのマルチウェイチューブレスバルブが含まれる。価格は9,350円(税込)。
ヴィットリア Air-Liner Cyclocross
対応タイヤサイズ:700x31-33c
対応リム内幅:21-23mm
重量:50g
発売時期:2025年10月中旬
※素材に悪影響を及ぼす為、ヴィットリア純正シーラントもしくはノンアンモニアのシーラントが必要
価格:9,350円(税込)

マウンテンバイク、グラベル、ロード用のタイヤインサートを揃えるイタリアのタイヤブランド、ヴィットリア。チューブレスタイヤをサポートするインサートが一通り揃うラインアップに、待望のシクロクロス特化モデル”Air-Liner Cyclocross”が追加される。
グラベルタイヤよりも細身のタイヤで、より過酷な環境を戦うシクロクロス。目まぐるしく変わる路面、急角度のコーナー、激しく上下するペースなど、タイヤには多くの要素が求められることになる。

グリップとトラクションを稼ぐための低圧セッティングにするため、トラディショナルなチューブラータイヤが未だに大きな支持を集める中、チューブレスタイヤの勢力も拡大している。シクロクロスにおけるチューブレスタイヤ運用においてリスクとなるのが、バーピングと呼ばれる現象だ。
コーナーやオフキャンバーなどで、低圧のチューブレスタイヤに大きく横にこじるような力が加わった際、サイドウォールが捻じれてビードが一瞬浮いてしまうビードバーピング。内圧によってタイヤを保持するチューブレスタイヤにとって、低圧運用を強いられるシクロクロスでは避けては通れない問題でもあった。

Air-Liner Cyclocrossは、そんなチューブレスのデメリットを解消してくれるタイヤインサートだ。サイドウォールをサポートする形状によって必要以上にタイヤが潰れることを防ぎ、安定感のあるコーナーリングを実現する。さらに、縦方向への衝撃に対しても、リムとタイヤの間に挟まることでスネークバイトのリスクを軽減してくれる。
非常に軽量な発泡フォームとなっているため、重量、そして転がり抵抗への影響も最小限に抑えられている。空気が入っている状態では圧縮されることでエアボリュームを確保しつつ、パンク時には膨張しランフラット機能も発揮する。パンク自体のリスクを減らしつつ、万が一の際にもバイクを担ぐことなくピットへと帰還できる命綱のような役割を果たしてくれる。

対応タイヤ幅は700x31~33とシクロクロスに特化したスペックに。重量は50gで、パッケージにはインサートを装着しても空気充填を行える60mmのマルチウェイチューブレスバルブが含まれる。価格は9,350円(税込)。
ヴィットリア Air-Liner Cyclocross
対応タイヤサイズ:700x31-33c
対応リム内幅:21-23mm
重量:50g
発売時期:2025年10月中旬
※素材に悪影響を及ぼす為、ヴィットリア純正シーラントもしくはノンアンモニアのシーラントが必要
価格:9,350円(税込)
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