26.3kmの個人タイムトライアルで争われたツール・ド・ルクセンブルク第4ステージは、イーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ)がトップタイムで勝利。区間2位のマクナルティが総合首位に浮上し、総合優勝へ王手をかけた。

30分38秒でステージ優勝を飾ったイーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ) (c)ŠKODA Tour Luxembourg
マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)が激坂のクイーンステージを制したツール・ド・ルクセンブルクは9月20日、第4ステージを迎えた。今大会唯一の個人TTは平坦基調の26.3km。総合12位までが1分以内という僅差の総合順位がシャッフルされるであろう戦いだ。
総合順位の最下位から順に115名が走り出し、マックス・ウォーカー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)のトップタイムはすぐにジョエル・ズーター(スイス、チューダー・プロサイクリング)が更新。長らくホットシートに座った元スイスTT王者の最速タイムを、ニルス・ポリッツ(ドイツ、UAEチームエミレーツXRG)、ティボー・ゲルナレック(フランス、アルケア・B&Bホテルズ)が立て続けに上回った。
そして全体の80番目にイギリスのTT王者であるイーサン・ヘイター(スーダル・クイックステップ)が登場。11.3km地点の中間計測でトップタイムを叩き出すと、フィニッシュはゲルナレックのタイムを1分1秒も上回る30分38秒。この圧巻のタイムは、その後走り出した総合上位勢も及ばなかった。

ステージ2位で総合首位に浮上したブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) (c)ŠKODA Tour Luxembourg

ステージ10位だったマティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック) (c)ŠKODA Tour Luxembourg
ヘイターのタイムに唯一迫ったのが、中間計測でヘイターのタイムを3秒上回った総合3位のブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG)。しかし28秒届かず、有力視されたベン・ヒーリー(アイルランド、EFエデュケーション・イージーポスト)の58秒遅れという記録に次ぐ2位。最終出走者のマティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)も1分23秒遅れとなり、ヘイターの区間優勝が確定した。
今年6月のTTイギリス選手権で自身3度目の国内王者に輝いたヘイターは、「簡単ではないTTだったが、序盤のハードなペースから徐々にリズムを取り戻し、登りでは全力を尽くした。チームが信じ続けてくれたことに応えられてうれしい。TTは大好きで、この種目で再び自分の力を示せた」と勝利を振り返った。

勝利したイーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ) (c)ŠKODA Tour Luxembourg

総合リーダージャージを着用した ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) (c)ŠKODA Tour Luxembourg
区間3位にはヒーリーが入り、区間4位はゲルナレック。この結果、総合首位にはマクナルティが立ち、スケルモースが47秒差で2位。総合3位には区間8位(1分20秒遅れ)と健闘したリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)が入っている。
翌日の最終第5ステージは丘陵ステージのレイアウトのため、マクナルティが総合リーダージャージを守る可能性が高いだろう。

マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)が激坂のクイーンステージを制したツール・ド・ルクセンブルクは9月20日、第4ステージを迎えた。今大会唯一の個人TTは平坦基調の26.3km。総合12位までが1分以内という僅差の総合順位がシャッフルされるであろう戦いだ。
総合順位の最下位から順に115名が走り出し、マックス・ウォーカー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)のトップタイムはすぐにジョエル・ズーター(スイス、チューダー・プロサイクリング)が更新。長らくホットシートに座った元スイスTT王者の最速タイムを、ニルス・ポリッツ(ドイツ、UAEチームエミレーツXRG)、ティボー・ゲルナレック(フランス、アルケア・B&Bホテルズ)が立て続けに上回った。
そして全体の80番目にイギリスのTT王者であるイーサン・ヘイター(スーダル・クイックステップ)が登場。11.3km地点の中間計測でトップタイムを叩き出すと、フィニッシュはゲルナレックのタイムを1分1秒も上回る30分38秒。この圧巻のタイムは、その後走り出した総合上位勢も及ばなかった。


ヘイターのタイムに唯一迫ったのが、中間計測でヘイターのタイムを3秒上回った総合3位のブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG)。しかし28秒届かず、有力視されたベン・ヒーリー(アイルランド、EFエデュケーション・イージーポスト)の58秒遅れという記録に次ぐ2位。最終出走者のマティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)も1分23秒遅れとなり、ヘイターの区間優勝が確定した。
今年6月のTTイギリス選手権で自身3度目の国内王者に輝いたヘイターは、「簡単ではないTTだったが、序盤のハードなペースから徐々にリズムを取り戻し、登りでは全力を尽くした。チームが信じ続けてくれたことに応えられてうれしい。TTは大好きで、この種目で再び自分の力を示せた」と勝利を振り返った。


区間3位にはヒーリーが入り、区間4位はゲルナレック。この結果、総合首位にはマクナルティが立ち、スケルモースが47秒差で2位。総合3位には区間8位(1分20秒遅れ)と健闘したリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)が入っている。
翌日の最終第5ステージは丘陵ステージのレイアウトのため、マクナルティが総合リーダージャージを守る可能性が高いだろう。
ツール・ド・ルクセンブルク2025第4ステージ結果
1位 | イーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ) | 30:38 |
2位 | ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) | +0:28 |
3位 | ベン・ヒーリー(アイルランド、EFエデュケーション・イージーポスト) | +0:58 |
4位 | ティボー・ゲルナレック(フランス、アルケア・B&Bホテルズ) | +1:02 |
5位 | オスカー・チェンバーレイン(オーストラリア、デカトロンAG2Rラモンディアール) | |
10位 | マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック) | +1:23 |
個人総合成績
1位 | ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) | 12:05:43 |
2位 | マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック) | +0:47 |
3位 | リチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト) | +1:04 |
4位 | マティス・ロンデル(フランス、チューダー・プロサイクリング) | +1:12 |
5位 | トムス・スクインシュ(ラトビア、リドル・トレック) | +1:19 |
その他の特別賞
山岳賞 | ミル・モラン(ルクセンブルク・ナショナルチーム) |
ポイント賞 | ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) |
ヤングライダー賞 | チューダー・プロサイクリング |
チーム総合成績 | UAEチームエミレーツXRG |
text:Sotaro.Arakawa
photo:ŠKODA Tour Luxembourg
photo:ŠKODA Tour Luxembourg
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