メインスポンサーであるスーダル社と2030年までの契約更新を果たしたスーダル・クイックステップが、ポール・マニエ(フランス)と2029年までの長期契約を締結。さらにヴァランタン・パレパントル(フランス)との契約も2028年まで延長した。



スーダルはベルギーに本社を置く、シリコンやコーキング材を製造、販売する企業。2022年ツール・ド・フランスの休息日にタイトルスポンサーにつくことが大々的に発表され、2023年よりチームの第1タイトルスポンサーを務めている。当初は2027年までの4年契約と報じられていたが、今回2030年まで延長された形だ。

この明るい発表に続き、チームは同日にポール・マニエ、前日にヴァランタン・パレパントル(共にフランス)との契約延長を発表した。

2025年はシーズン19勝を挙げたポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos

2029年までの長期契約を結んだマニエは、2024年にプロデビューした2004年生まれの21歳。2025年シーズンはグランツール初出場となったジロ・デ・イタリアこそ区間優勝できなかったものの、1クラスのレースを中心に勝利を重ねた。ワールドツアー最終戦となった中国でのグリー・ツアー・オブ・グワンシーでは初日から4連勝し、最終日も制覇。区間5勝を挙げるなど大暴れし、シーズン19勝をマークした。2026年はチームのエーススプリンターの1人として活躍が期待される。

「今後4年間、ウルフパックの一員として歩み続けられることを誇りに思う。経験豊富な選手たちに囲まれて走れるのは、自分の成長にとって非常に貴重なこと。その環境を最大限に活かしたい。目標は成長し続け、勝ち続けること。今シーズンだけでなく、これから何年にもわたって結果を出し続けたい」と、マニエはコメントした。

ツール第16ステージで区間優勝したヴァランタン・パレパントル(フランス、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos

また2025年に加入したパレパントルは24歳。昨季はシーズン初戦となった2月のツアー・オブ・オマーン(UCI2.Pro)で区間優勝と総合2位に入り、ツール・ド・フランスに初出場。「魔の山」と呼ばれるモンヴァントゥーにフィニッシュする第16ステージで逃げに乗り、勝利を挙げ、その大会でのチーム4勝目をもたらした。こちらは2028年までだ。

レムコ・エヴェネプール(ベルギー)がレッドブル・ボーラ・ハンスグローエに移籍し、総合の絶対的エースを失ったスーダル。それでもベテランのヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー)やディラン・ファンバーレ(オランダ)を獲得し、クラシックなどワンデーレースの戦力を補強した。クライマーではフィリッポ・ザナ(イタリア)を加えるなど、昨季チーム通算54勝を挙げた陣営に劣らない戦力となっている。

一方、チームはエーススプリンターであるティム・メルリール(ベルギー)の膝の怪我を発表。1月27日にサウジアラビアで行われるアルウラー・ツアーの欠場が明らかにされている。

text:Sotaro.Arakawa
photo:Soudal Quick-Step

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