ジャイアントとLiv(リブ)のカラーオーダーシステムが日本上陸。フレームセット+5.5万円〜(税込)というリーズナブルなプライスタグで、実に45万通り以上のカラーパターンから自由に選べる待望のサービスが始まった。

ジャイアントとLivの「CUSTOM PAINT PROGRAM」がスタートする。発表前にジャイアント・ジャパンで話を聞いた photo:So Isobe
本日、8月1日12:00にスタートするジャイアントとリブ(Liv)「CUSTOM PAINT PROGRAM」は、その名の通り同社のフレームセットを、ユーザーの思い通りのカラーにオーダーできるシステムだ。「ジャイアントのペイントサービス」と聞くと意外かもしれないが、既に台湾では6年前から定着し、お隣り韓国やタイでも始まったばかり。欧米に先駆けて日本が4番目のサービス展開国となる。
対象となるのはロード5モデルで、ジャイアントのTCRとPropel、Defy、LivのLangmaとEnviliv。全てAdvanced SLグレードでの展開だ。

美しいサンプルモデルたち。明日8月2日からのショーケースでも展示予定だ photo:So Isobe

テクスチャーカラーの仕上がり具合もお見事。基本料金+税込2.2万円で選べるのは破格だ photo:So Isobe 
クロームメタリックもフェードの具合も美しい。きっと満足感高い仕上がりになるはず photo:So Isobe

Fade(左)とStandard(右)で仕上げたPropel Advanced SL photo:So Isobe
カスタマイズは6つのステップから構成されている。まずはモデルとサイズを選び、グロスかマットの仕上げを決定。さらに、Standard/2-Tone/Fadeの3種類からペイントパターン(塗り分け)を選択し、全46色の中から最大2色をペイントカラーとして組み合わせる。そこにフレームと同じ46種類のデカールカラーやスペシャルデカール、トップチューブに入れるオリジナルテキストを追加すれば、計算上45万通りもの組み合わせが可能。通常のサイズラインナップに加え、ジャイアントでは通常は国内展開のないXLサイズ、LivではM、Lサイズもオーダーできるという。
驚くべきはコストパフォーマンスだ。33種類からなる「Classic Colors」ならフレームセット+5.5万円(税込)でオーダーでき、近年流行のラップペイント(ジャイアントではテクスチャーカラー/5種類)と、光の当たり具合で色を変えるカメレオンカラー(6種類)は+22,000円(税込)、クロームカラー(10種類)は+44,000円(税込/2-Toneには使用不可)と、とてもリーズナブルな値段で思い通りの一台が手に入るのだ。

この艶感がお分かりだろうか?コーティングで磨き込んだらどうなってしまうのだろう photo:So Isobe 
こちらは光の当たり方で色を変える「カメレオンカラー」。税込2.2万円で選べるカラーだ photo:So Isobe
オーダーシステムは全国のジャイアントストアでの店頭受注のみという先行スタートで、注文後はジャイアント・ジャパンが台湾工場と連携し、レンダリング画像を作成してデザイン確認→正式発注となる。ジャイアントの台湾工場で一本ずつ丁寧に塗装され、おおよそ3〜4ヶ月の納期で手元に届くという。
現時点ではジャイアントストアのカラーサンプルチューブや写真を確認したり、画像編集ソフトで完成図をイメージする必要があるものの、来年初頭にはオンラインオーダーシステムの正式稼働を見込んでいるという。

「Electric Rose」と「Stella Purple」をフェードデザインで塗ったTCR Advanced SL。ペイント込みで税込66万円 photo:So Isobe 
こちらは「Ice Crystal」と「Quick Silver」をフェードデザインで塗り、「Quick Silver」デカールで飾ったLangma SL Advanced。ペイント込み税込68.2万円 photo:So Isobe

トップチューブには最大15文字までのテキストを無料で追加できる。カラーはブラック/ホワイト/シルバー3色、フォントは2種類だ photo:So Isobe 
シートチューブ背面のスケールデカールやチェーンステー内側のテクノロジーアイコンのカラーはブラック/ホワイト/シルバーの3色から photo:So Isobe
CW取材班はジャイアント・ジャパン本社でカスタムペイントのサンプルフレームを見せてもらったが、塗装の質も良く、とかくグロス(艶あり)仕上げの高級感は抜群だ。メタリックやフェードのグラデーションも美しく仕上がっており、塗装に定評のあるGIANTならではの安心感はバッチリ。
例えば写真の「Electric Rose」と「Stella Purple」をフェードデザインで塗ったTCR Advanced SLは基本料金55万円+11万円=66万円、「Ice Crystal」と「Quick Silver」をフェードデザインで塗り、「Quick Silver」デカールで飾ったLangma SL Advancedは基本料金55万円+13.2万円=68.2万円。これほどのクオリティでベースフレーム+5.5万円(税込)〜という価格設定は、はっきり言ってとても良心的と言えるハズ。
「せっかくのハイエンドフレームですから、自分らしさを思い切り出してもらいたいです。カラーやパターンで迷ったら、ストアスタッフが全力でお手伝いしますよ」とは、取材に応じてくれた担当者さん。国内のレースやイベント会場で、思い思いに彩られたジャイアント/Livバイクを目にする機会も増えそうだ。

アップチャージなしのベースカラーでもこのクオリティ。所有欲を満たしてくれること間違いなし photo:So Isobe 
下記ジャイアントストアにはカラーサンプルチューブが用意されるという photo:So Isobe

本日、8月1日12:00にスタートするジャイアントとリブ(Liv)「CUSTOM PAINT PROGRAM」は、その名の通り同社のフレームセットを、ユーザーの思い通りのカラーにオーダーできるシステムだ。「ジャイアントのペイントサービス」と聞くと意外かもしれないが、既に台湾では6年前から定着し、お隣り韓国やタイでも始まったばかり。欧米に先駆けて日本が4番目のサービス展開国となる。
対象となるのはロード5モデルで、ジャイアントのTCRとPropel、Defy、LivのLangmaとEnviliv。全てAdvanced SLグレードでの展開だ。




カスタマイズは6つのステップから構成されている。まずはモデルとサイズを選び、グロスかマットの仕上げを決定。さらに、Standard/2-Tone/Fadeの3種類からペイントパターン(塗り分け)を選択し、全46色の中から最大2色をペイントカラーとして組み合わせる。そこにフレームと同じ46種類のデカールカラーやスペシャルデカール、トップチューブに入れるオリジナルテキストを追加すれば、計算上45万通りもの組み合わせが可能。通常のサイズラインナップに加え、ジャイアントでは通常は国内展開のないXLサイズ、LivではM、Lサイズもオーダーできるという。
驚くべきはコストパフォーマンスだ。33種類からなる「Classic Colors」ならフレームセット+5.5万円(税込)でオーダーでき、近年流行のラップペイント(ジャイアントではテクスチャーカラー/5種類)と、光の当たり具合で色を変えるカメレオンカラー(6種類)は+22,000円(税込)、クロームカラー(10種類)は+44,000円(税込/2-Toneには使用不可)と、とてもリーズナブルな値段で思い通りの一台が手に入るのだ。


オーダーシステムは全国のジャイアントストアでの店頭受注のみという先行スタートで、注文後はジャイアント・ジャパンが台湾工場と連携し、レンダリング画像を作成してデザイン確認→正式発注となる。ジャイアントの台湾工場で一本ずつ丁寧に塗装され、おおよそ3〜4ヶ月の納期で手元に届くという。
現時点ではジャイアントストアのカラーサンプルチューブや写真を確認したり、画像編集ソフトで完成図をイメージする必要があるものの、来年初頭にはオンラインオーダーシステムの正式稼働を見込んでいるという。




CW取材班はジャイアント・ジャパン本社でカスタムペイントのサンプルフレームを見せてもらったが、塗装の質も良く、とかくグロス(艶あり)仕上げの高級感は抜群だ。メタリックやフェードのグラデーションも美しく仕上がっており、塗装に定評のあるGIANTならではの安心感はバッチリ。
例えば写真の「Electric Rose」と「Stella Purple」をフェードデザインで塗ったTCR Advanced SLは基本料金55万円+11万円=66万円、「Ice Crystal」と「Quick Silver」をフェードデザインで塗り、「Quick Silver」デカールで飾ったLangma SL Advancedは基本料金55万円+13.2万円=68.2万円。これほどのクオリティでベースフレーム+5.5万円(税込)〜という価格設定は、はっきり言ってとても良心的と言えるハズ。
「せっかくのハイエンドフレームですから、自分らしさを思い切り出してもらいたいです。カラーやパターンで迷ったら、ストアスタッフが全力でお手伝いしますよ」とは、取材に応じてくれた担当者さん。国内のレースやイベント会場で、思い思いに彩られたジャイアント/Livバイクを目にする機会も増えそうだ。


CUSTOM PAINT PROGRAM価格表
モデル | ベース価格(税込) |
---|---|
TCR Advanced SL Frameset | 550,000円 |
Propel Advanced SL Frameset | 605,000円 |
Defy Advanced SL Frameset | 517,000円 |
Langma Advanced SL Frameset | 550,000円 |
Enviliv Advanced SL Frameset | 605,000円 |
グラフィックパターン | 価格(税込) |
---|---|
Standard | 0円 |
2-Tone | 0円 |
Fade | 22,000円 |
スペシャルペイントアップチャージ | 価格(税込) |
---|---|
テクスチャーカラー1色あたり | 22,000円 |
カメレオンカラー1色あたり | 22,000円 |
クロームカラー1色あたり | 44,000円 |
スペシャルデカールアップチャージ | 価格(税込) |
---|---|
テクスチャーカラー1色あたり | 22,000円 |
カメレオンカラー1色あたり | 22,000円 |
クロームカラー1色あたり | 44,000円 |
Iris、Brushed Chrome、Mirror Chrome | 22,000円 |
カラーサンプルチューブ設置店舗(8月1日現在)
ジャイアントストア仙台アウトレット | ジャイアントストアつくば |
ジャイアントストア目黒通り | ジャイアントストア二子玉川 |
ジャイアントストア聖蹟桜ヶ丘 | ジャイアントストア名古屋 |
ジャイアントストア富山 | ジャイアントストア大阪 |
ジャイアントストア神戸 | ジャイアントストア今治 |
ジャイアントストア福岡 |
8月2日(土)から渋谷でショーケース開催 初日にはツール・ファムトークショーも

プログラムのスタートに合わせ、ジャイアント・ジャパンは渋谷のサイクルカフェ「TORQUE」でショーケースを開催。期間は明日8月2日(土)から 17日(日)までの2週間で、初日はGIANT / Livの担当スタッフが会場に滞在する。今回撮影したフレームのほかに、シマノレーシングのチーム仕様フレームも展示される。オーダーに興味を持った方は、(まだウェブサービスがスタートしていないだけに)ぜひこのチャンスをお見逃しなく。

また、Livプレゼンツの併催イベントとして、初日2日には開催中のツール・ド・フランス・ファムを記念したトークショーも開催される。ホストは女子プロトンを盛り上げる小俣雄風太さんと、過去にジロ・デ・イタリアでのステージ優勝や全日本女王経験など輝かしい実績を持つ萩原麻由子さんの二人。J SPORTSの解説でもお馴染みのコンビが会場を温める。
詳しくは記事下部のリンクを参照してほしい。
text&photo:So Isobe
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