イタリアの老舗ブランド、ウィリエールが新型タイムトライアル/トライアスロンバイク「Turbine SL(ターバインSL)」を発表した。フラッグシップエアロバイク「Supersonica SLR」で培った空力技術を継承しながら、より幅広いライダーが扱いやすい実戦的なモデルとして開発された一台だ。

ウィリエール Turbine SL (c)服部産業
Turbine SLは、ウィリエールが「究極のエアロダイナミクスウェポン」と位置づけるSupersonica SLRの開発で得た知見を凝縮したTT/トライアスロンモデルだ。最高峰TTマシンの速さを日常的に体験できる性能と選びやすい価格を実現したバイクだ。
フレームワークはSupersonica SLRとTurbine SLRを融合したような形状を採用。トレンドに合わせた幅広ブレードのフォークや、ボトルを装着した際のエアロを考慮したワイドなダウンチューブによってエアロを強化している。
Turbine SLはロングディスタンスのトライアスロンで求められる効率性と安定性、快適性を両立している。具体的にはMサイズでは実効シート角が79.5°となり、BB中心から2cm前にサドルを配置することが可能となっている。TT系特有の前傾ポジションを取りやすく、長時間にわたって力強くペダリングが行える。

スリムだが、ボトルの幅を考慮してデザインされたダウンチューブ (c)服部産業 
ワイドなフロントフォークが採用されている (c)服部産業
さらにスタックも高めに設定しており、極端なTTセットアップというよりも、長時間のライドでも無理のないポジションが取れるようになっている。またコックピットにはデダのCronoevo Aerobarが標準装備されており、効果的なエアロポジションを取ることが可能だ。
Turbine SLはトップチューブストレージ"ATTK Toolkit"というプロファイルデザイン製のアイテムも標準装備されている。容量は290cm³で、補給食や携帯工具など必需品をエアロダイナミクスを損なうことなく携行できる。

デダのCRONONERO EVOがアセンブルされている (c)服部産業

プロファイルデザインのATTKストレージが備えられている (c)服部産業
またオプションとして専用ボトル「Aerokit」も用意されている。前後の専用ボトルがフレームの一部のように馴染み、フレーム周辺の気流を安定させ、乱流を低減する。従来システムと比較して、空気抵抗を3分の2以上削減するという。専用ボトルは前後合わせて1100mlの容量となっている。
タイヤクリアランスは最大32mmまで対応し、タイヤセットアップの幅広い選択肢を提供する。これにより好みに応じてより大きな快適性とコントロール性を得られるだろう。リアエンドはUDH互換とされている。
Turbine SLはシマノ105 Di2 2×12速コンポーネントの完成車として販売される。ホイールはミケのS50カーボンホイールがアセンブルされており、価格は1,100,000円(税込)。

ウィリエール Turbine SL (c)服部産業
ウィリエール Turbine SL
フレーム:TURBINE SL - CARBON MONOCOQUE
フォーク:TURBINE SL - CARBON MONOCOQUE
ハンドルバー:DEDA CRONONERO EVO
ステム:RITCHEY | WILIER STEMMA S2 - ALLOY
ブレーキ:SHIMANO DURA-ACE BR-R9270
シフター:SHIMANO DURA-ACE ST-R9180 Di2
ドライブトレイン:SHIMANO 105 Di2
タイヤ:VITTORIA RUBINO PRO IV GRAPHENE 2.0 700x28c
ホイール:MICHE S 50 CARBON
価格:1,100,000円(税込)

Turbine SLは、ウィリエールが「究極のエアロダイナミクスウェポン」と位置づけるSupersonica SLRの開発で得た知見を凝縮したTT/トライアスロンモデルだ。最高峰TTマシンの速さを日常的に体験できる性能と選びやすい価格を実現したバイクだ。
フレームワークはSupersonica SLRとTurbine SLRを融合したような形状を採用。トレンドに合わせた幅広ブレードのフォークや、ボトルを装着した際のエアロを考慮したワイドなダウンチューブによってエアロを強化している。
Turbine SLはロングディスタンスのトライアスロンで求められる効率性と安定性、快適性を両立している。具体的にはMサイズでは実効シート角が79.5°となり、BB中心から2cm前にサドルを配置することが可能となっている。TT系特有の前傾ポジションを取りやすく、長時間にわたって力強くペダリングが行える。


さらにスタックも高めに設定しており、極端なTTセットアップというよりも、長時間のライドでも無理のないポジションが取れるようになっている。またコックピットにはデダのCronoevo Aerobarが標準装備されており、効果的なエアロポジションを取ることが可能だ。
Turbine SLはトップチューブストレージ"ATTK Toolkit"というプロファイルデザイン製のアイテムも標準装備されている。容量は290cm³で、補給食や携帯工具など必需品をエアロダイナミクスを損なうことなく携行できる。


またオプションとして専用ボトル「Aerokit」も用意されている。前後の専用ボトルがフレームの一部のように馴染み、フレーム周辺の気流を安定させ、乱流を低減する。従来システムと比較して、空気抵抗を3分の2以上削減するという。専用ボトルは前後合わせて1100mlの容量となっている。
タイヤクリアランスは最大32mmまで対応し、タイヤセットアップの幅広い選択肢を提供する。これにより好みに応じてより大きな快適性とコントロール性を得られるだろう。リアエンドはUDH互換とされている。
Turbine SLはシマノ105 Di2 2×12速コンポーネントの完成車として販売される。ホイールはミケのS50カーボンホイールがアセンブルされており、価格は1,100,000円(税込)。

ウィリエール Turbine SL
フレーム:TURBINE SL - CARBON MONOCOQUE
フォーク:TURBINE SL - CARBON MONOCOQUE
ハンドルバー:DEDA CRONONERO EVO
ステム:RITCHEY | WILIER STEMMA S2 - ALLOY
ブレーキ:SHIMANO DURA-ACE BR-R9270
シフター:SHIMANO DURA-ACE ST-R9180 Di2
ドライブトレイン:SHIMANO 105 Di2
タイヤ:VITTORIA RUBINO PRO IV GRAPHENE 2.0 700x28c
ホイール:MICHE S 50 CARBON
価格:1,100,000円(税込)
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