カデックスが独自構造の3Dプリントパッドを採用したサドル「AMP 3D」をリリース。わずか147gと軽く、強度、快適性、ペダリング効率を高次元で両立させた次世代モデルだ。1-1/8コラム対応のCADEX RACE インテグレーテッドハンドルバーも合わせて紹介しよう。
CADEX AMP 3D SADDLE (c)ジャイアント
カデックスがラインアップする僅か129gの軽量サドル”AMP”。世界最大の自転車メーカーであるジャイアントが持つ技術の粋を結集したカーボン製ベースと、しっかりとしたパッドを採用し、軽さと快適性を両立したモデルだ。
そんなAMPに3Dプリント製パッドを搭載した新型が登場する。3Dプリントパッドは多くのブランドが投入しており、定着しつつあるテクノロジーとなっている。そしてカデックスはジャイロイド構造の3Dプリントパッドを採用し、147gという重量を達成。3Dプリントパッドの可能性を拡大させた。
ジャイロイド構造とは波のような曲面が三次元のあらゆる方向に広がる立体構造。波の密度を部分ごとで変化させ、サドル後部はソフトに調整することで快適に、中央部は適度な硬さでペダリングを支える。さらに応力を全方向に均等に分散させられるため、安定したサポートと耐久性を実現する。
ノーズ部分は、これまでの3Dプリントパッドの主流であった無数の線を繋ぐラティス構造をAIで導き出した。密度を低くすることで、クッション性を高めている。他にもパッド外縁はハニカム構造で強化された。
波状の立体構造が採用されている (c)ジャイアント
カデックスが採用したジャイロイド構造はラティス構造よりも重量あたりの強度と軽量性に優れているという。さらにカデックスのテストによると、同じEPU素材、寸法、重量、プリント設定で作成したハニカム構造のテストパッドと同じ量まで変形させるまでに、ジャイロイド構造では1.5倍の力が必要だったという。これは、同じ軽量性を維持しながらも、より強固なサポートを実現できることを意味する。
中央のカットアウトや、下がり気味のウィングでペダリング効率を高める (c)ジャイアント
Advanced Forged Composite Technologyが採用されている (c)ジャイアント
ペダリング効率の向上もAMP 3Dの特徴だ。サドルのショルダーデザインは下がり気味のウィングかつスタックが低めに設定されており、内腿が擦れにくく効率的なパワー伝達性も獲得している。またリアのカーブは坐骨をサポートしてくれるため、エアロポジションでも適切な位置でペダリングが行えるという。
ベースとレールはAMPに採用されたAdvanced Forged Composite技術が採用されている。最先端の圧力成型プロセスによって製造される複雑な形状のカーボンコンポジットベースは、ペダリング時の不要なしなりを排除し、効率的なパワー伝達を実現する。さらにレールとベースの接点をライダーの圧力ポイントではない場所に配置することで、快適性も向上している。
既にプロレースでも実戦投入されているCADEX AMP 3D SADDLE (c)ジャイアント
3Dプリント技術と先進的な素材研究の集大成とも言えるAMP 3D。快適性、サポート力、1gでも軽量性を追求する競技シーンではアドバンテージとなるはずだ。価格は59,400円（税込）。
CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR
CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR（1-1/8コラム対応モデル） (c)ジャイアント
世界最高峰のレースで勝利を目指すために開発されたステム一体型ハンドルバーのCADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR。ハンドルのドロップやフード、トップ部を接着しないワンピース製法や、T800とT1100といったハイグレードカーボン素材を採用することで、390mm幅×100m長で256gという圧倒的な軽さをマークしたハイエンドモデルだ。
そんなCADEX RACE INTEGRATED HANDLEBARは、2024年2月に発売されたOverDrive Aeroコラム対応モデルに加え、1-1/8コラム対応モデルが登場する。FSAのACR用スペーサーや1-1/8用スペーサーが付属し、様々なロードバイクに装備可能となる。軽量ハンドルを探している方の有力な選択肢となるはずだ。
CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR (c)ジャイアント
設計はリーチ72mm、ドロップ125mmというショートリーチ＆シャロードロップデザイン。さらにフレア角が11°に設定されており、フード部で390mmの場合はエンドでは420mmとなる。
コンパクト＆フレアの形状は、ブラケットポジションからドロップへの持ちかえも素早く行える。かつスプリントやコーナリングでしっかりと力をかけやすく、優れたコントロール性を発揮する。ケーブル類は内装で、電動コンポーネント専用。価格は104,500円（税込）。
CADEX AMP 3D SADDLE
パッド：G3D Gyroid & Lattice Structure
シェル：Advanced Forged Composite Technology
長さ：245mm
幅：145mm
スタック高：41mm
レール素材：Carbon
レールサイズ：9.5mm
重量：147g
価格：59,400円（税込）
CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR（1-1/8コラム対応モデル）
サイズ：フード（バーエンド）×ステム長
370(400)×90、100、110、120 mm
390(420)×100、110、120 mm
ドロップ：125mm
リーチ：72mm
フレア：11°
素材：Carbon
ステム角度：-10°
ステムクランプ：1-1/8
重量：256g (420×100mm)
付属品：FSA ACRスペーサー、1-1/8用スペーサー
価格：104,500円（税込）
カデックスがラインアップする僅か129gの軽量サドル”AMP”。世界最大の自転車メーカーであるジャイアントが持つ技術の粋を結集したカーボン製ベースと、しっかりとしたパッドを採用し、軽さと快適性を両立したモデルだ。
そんなAMPに3Dプリント製パッドを搭載した新型が登場する。3Dプリントパッドは多くのブランドが投入しており、定着しつつあるテクノロジーとなっている。そしてカデックスはジャイロイド構造の3Dプリントパッドを採用し、147gという重量を達成。3Dプリントパッドの可能性を拡大させた。
ジャイロイド構造とは波のような曲面が三次元のあらゆる方向に広がる立体構造。波の密度を部分ごとで変化させ、サドル後部はソフトに調整することで快適に、中央部は適度な硬さでペダリングを支える。さらに応力を全方向に均等に分散させられるため、安定したサポートと耐久性を実現する。
ノーズ部分は、これまでの3Dプリントパッドの主流であった無数の線を繋ぐラティス構造をAIで導き出した。密度を低くすることで、クッション性を高めている。他にもパッド外縁はハニカム構造で強化された。
カデックスが採用したジャイロイド構造はラティス構造よりも重量あたりの強度と軽量性に優れているという。さらにカデックスのテストによると、同じEPU素材、寸法、重量、プリント設定で作成したハニカム構造のテストパッドと同じ量まで変形させるまでに、ジャイロイド構造では1.5倍の力が必要だったという。これは、同じ軽量性を維持しながらも、より強固なサポートを実現できることを意味する。
ペダリング効率の向上もAMP 3Dの特徴だ。サドルのショルダーデザインは下がり気味のウィングかつスタックが低めに設定されており、内腿が擦れにくく効率的なパワー伝達性も獲得している。またリアのカーブは坐骨をサポートしてくれるため、エアロポジションでも適切な位置でペダリングが行えるという。
ベースとレールはAMPに採用されたAdvanced Forged Composite技術が採用されている。最先端の圧力成型プロセスによって製造される複雑な形状のカーボンコンポジットベースは、ペダリング時の不要なしなりを排除し、効率的なパワー伝達を実現する。さらにレールとベースの接点をライダーの圧力ポイントではない場所に配置することで、快適性も向上している。
3Dプリント技術と先進的な素材研究の集大成とも言えるAMP 3D。快適性、サポート力、1gでも軽量性を追求する競技シーンではアドバンテージとなるはずだ。価格は59,400円（税込）。
CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR
世界最高峰のレースで勝利を目指すために開発されたステム一体型ハンドルバーのCADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR。ハンドルのドロップやフード、トップ部を接着しないワンピース製法や、T800とT1100といったハイグレードカーボン素材を採用することで、390mm幅×100m長で256gという圧倒的な軽さをマークしたハイエンドモデルだ。
そんなCADEX RACE INTEGRATED HANDLEBARは、2024年2月に発売されたOverDrive Aeroコラム対応モデルに加え、1-1/8コラム対応モデルが登場する。FSAのACR用スペーサーや1-1/8用スペーサーが付属し、様々なロードバイクに装備可能となる。軽量ハンドルを探している方の有力な選択肢となるはずだ。
設計はリーチ72mm、ドロップ125mmというショートリーチ＆シャロードロップデザイン。さらにフレア角が11°に設定されており、フード部で390mmの場合はエンドでは420mmとなる。
コンパクト＆フレアの形状は、ブラケットポジションからドロップへの持ちかえも素早く行える。かつスプリントやコーナリングでしっかりと力をかけやすく、優れたコントロール性を発揮する。ケーブル類は内装で、電動コンポーネント専用。価格は104,500円（税込）。
CADEX AMP 3D SADDLE
パッド：G3D Gyroid & Lattice Structure
シェル：Advanced Forged Composite Technology
長さ：245mm
幅：145mm
スタック高：41mm
レール素材：Carbon
レールサイズ：9.5mm
重量：147g
価格：59,400円（税込）
CADEX RACE INTEGRATED HANDLEBAR（1-1/8コラム対応モデル）
サイズ：フード（バーエンド）×ステム長
370(400)×90、100、110、120 mm
390(420)×100、110、120 mm
ドロップ：125mm
リーチ：72mm
フレア：11°
素材：Carbon
ステム角度：-10°
ステムクランプ：1-1/8
重量：256g (420×100mm)
付属品：FSA ACRスペーサー、1-1/8用スペーサー
価格：104,500円（税込）
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