プロファイルデザイン D21 TLR DB (c)カワシマサイクルサプライ タイムトライアルやトライアスロンに用いられるDHバーやホイールなど、空力向上のためのパーツについて、非常に充実したラインアップを誇るプロファイルデザインが、新たなディスクホイール"D21 TLR DB DISC"をリリースした。
最新のエアロダイナミクス研究に基づいたレンズ形状を反ドライブ側に採用する (c)カワシマサイクルサプライ D21 TLR DB DISCは、最新のエアロダイナミクス研究に基づいたレンズ形状を採用。反ドライブ側がハブに近づくにつれて膨らむ特殊な形状に成型されている。このデザインは正面からの空気抵抗低減のみならず、特にディスクホイールが弱いとされる横風の影響を抑える効果にも優れており、高速巡航中のライダーが受けるストレスを軽減。トータルでのパフォーマンスを発揮させてくれる。更に、リム内幅を21mmへと拡幅したことも大きなトピック。近年主流となるワイドタイヤ、特に28~30mm幅のタイヤを装着した際に最適な空力性能を発揮できるように設計された。
また、ディスクホイールのデメリットである重量面についても、改善が試みられている。幅の拡大、そしてボリューミーなレンズ形状を採用するため、一見重くなっていそうに見えるD21 TLR DB DISCだが、実のところ前作より100g以上の軽量化を実現。最高レベルのエアロダイナミクスを1,050gという重量で実現し、近年のアップダウンの多いコースレイアウトでも多くのメリットをもたらすディスクホイールへと進化を果たしている。
プロファイルデザイン D21 TLR DB (c)カワシマサイクルサプライ ハブには動力伝達効率や反応性にすぐれる36Tのスターラチェットを採用。また防水防塵性に優れたシールドカートリッジベアリングを用いることで、海水の侵入が避けられないトライアスリートの使用環境下においても優れた耐久性を確保するなど、実戦的な仕様もプロファイルデザインらしいポイントだ。