2024/10/07(月) - 15:38
ツール・ド・ランカウイ最終第8ステージでマッテオ・マルチェッリ(イタリア、JCLチーム右京)が2連勝。今大会3勝目と共にポイント賞を獲得し、リーダージャージを守ったプールが総合優勝に輝く。またペゼンティが総合2位、石橋がアジアンベストライダー賞を獲得するなど右京が躍動した。
全8日間に渡りマレーシアを舞台に行われたペトロナス・ツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)。その最終第8ステージはビントゥルを発着地点に、東の平坦路を時計回りに一周する147.5kmで争われた。
スタート地点が晴天に恵まれたこの日は留目夕陽(EFエデュケーション・イージーポスト)が逃げに乗る。他にもアレックス・トリオ(イタリア、VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)など4名で形成された逃げグループは、DSMフィルメニッヒ・ポストNLやチューダー・プロサイクリングがコントロールするメイン集団に対し3分半のリードを築いた。
その後雨が選手と路面を濡らし、少し経つと晴れ間が戻る。その後も雨と晴れが繰り返し訪れるなか、3名に減った逃げとプロトンのタイム差は残り35kmで1分を切る。そしてフィニッシュまで20kmを残した地点で、逃げ集団は引き戻された。
フィニッシュ地点に設定された中間スプリント(残り17km)では、ポイント賞トップのアーヴィッド・デクライン(オランダ、チューダー・プロサイクリング)のために、チームメイトのリック・プルイマース(オランダ)が先頭通過。チームから与えられた逃げという役割を全うした留目が遅れていったプロトンはDSMがペースを作り、最終日も集団スプリントに持ち込まれた。
幅の広い最終ストレートに先頭で入ったのは今大会2勝のデクラインを擁するチューダー。デクラインの背後には同じく2勝しているマッテオ・マルチェッリ(イタリア、JCLチーム右京)がつき、チューダーのトレインからデクラインがスプリントを開始した。
デクラインとマルチェッリは横並びで踏み込み、初日勝者のグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザクスタン)も並ぶ。そしてフィニッシュラインに先頭で飛び込んだのは、前日勝者のマルチェッリだった。
ワールドチームやプロチームを抑え、第2、7、8ステージと今大会3勝を飾ったマルチェッリ。ポイント賞でもデクラインを逆転し、表彰式でオレンジ色のポイント賞ジャージに袖を通した。
総合優勝には勝利した第3ステージからリーダージャージを守ったマックス・プール(イギリス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL)が輝く。総合2位にはトーマス・ペゼンティ(イタリア、JCLチーム右京)が入り、また石橋学(JCLチーム右京)はアジア人で最も総合成績の良い選手に送られる、アジアンベストライダー賞を獲得。右京もSNSで「最高のフィナーレを迎えました!」と綴る通り、大成功の大会となった。
全8日間に渡りマレーシアを舞台に行われたペトロナス・ツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)。その最終第8ステージはビントゥルを発着地点に、東の平坦路を時計回りに一周する147.5kmで争われた。
スタート地点が晴天に恵まれたこの日は留目夕陽(EFエデュケーション・イージーポスト)が逃げに乗る。他にもアレックス・トリオ(イタリア、VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)など4名で形成された逃げグループは、DSMフィルメニッヒ・ポストNLやチューダー・プロサイクリングがコントロールするメイン集団に対し3分半のリードを築いた。
その後雨が選手と路面を濡らし、少し経つと晴れ間が戻る。その後も雨と晴れが繰り返し訪れるなか、3名に減った逃げとプロトンのタイム差は残り35kmで1分を切る。そしてフィニッシュまで20kmを残した地点で、逃げ集団は引き戻された。
フィニッシュ地点に設定された中間スプリント(残り17km)では、ポイント賞トップのアーヴィッド・デクライン(オランダ、チューダー・プロサイクリング)のために、チームメイトのリック・プルイマース(オランダ)が先頭通過。チームから与えられた逃げという役割を全うした留目が遅れていったプロトンはDSMがペースを作り、最終日も集団スプリントに持ち込まれた。
幅の広い最終ストレートに先頭で入ったのは今大会2勝のデクラインを擁するチューダー。デクラインの背後には同じく2勝しているマッテオ・マルチェッリ(イタリア、JCLチーム右京)がつき、チューダーのトレインからデクラインがスプリントを開始した。
デクラインとマルチェッリは横並びで踏み込み、初日勝者のグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザクスタン)も並ぶ。そしてフィニッシュラインに先頭で飛び込んだのは、前日勝者のマルチェッリだった。
ワールドチームやプロチームを抑え、第2、7、8ステージと今大会3勝を飾ったマルチェッリ。ポイント賞でもデクラインを逆転し、表彰式でオレンジ色のポイント賞ジャージに袖を通した。
総合優勝には勝利した第3ステージからリーダージャージを守ったマックス・プール(イギリス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL)が輝く。総合2位にはトーマス・ペゼンティ(イタリア、JCLチーム右京)が入り、また石橋学(JCLチーム右京)はアジア人で最も総合成績の良い選手に送られる、アジアンベストライダー賞を獲得。右京もSNSで「最高のフィナーレを迎えました!」と綴る通り、大成功の大会となった。
ツール・ド・ランカウイ2024第8ステージ結果
1位 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、JCLチーム右京) | 3:07:38 |
2位 | アーヴィッド・デクライン(オランダ、チューダー・プロサイクリング) | |
3位 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザクスタン) | |
4位 | マッティア・ピナッツィ(イタリア、VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ) | |
5位 | マヌエル・ペニャルベル(スペイン、ポルティ・コメタ) |
個人総合成績
1位 | マックス・プール(イギリス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL) | 26:27:44 |
2位 | トーマス・ペゼンティ(イタリア、JCLチーム右京) | +0:13 |
3位 | ウナイ・イリバール(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | +0:20 |
4位 | フェルナンド・テルセロ(スペイン、ポルティ・コメタ) | |
5位 | アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタン) |
その他の特別賞
ポイント賞 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、JCLチーム右京) |
山岳賞 | マリオ・アパリシオ(スペイン、ブルゴスBH) |
チーム総合成績 | エキポ・ケルンファルマ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:PETRONASLTdL
photo:PETRONASLTdL
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