2024/10/23(水) - 17:48
新進気鋭のスマートデバイスブランド、マージーンよりサイクルコンピューターのC606をピックアップ。タッチスクリーンでの直感的な操作、見やすい画面、ルートナビゲーション、インドアサイクリングでの扱いが魅力のモデルだ。
パワーメーターやスマートテールライトをラインアップする新進気鋭ブランドのマージーン。バイクコンピューターも充実しており、今回ピックアップするC606は最新のフラッグシップモデルだ。今回は実機を試用した印象をお届けしよう。
C606が収納されているケースはスリーブ式の外箱と、デバイスが収められるボックスの2層構造。外箱とメインボックスの間に、取り扱い代理店であるグロータックのWEB(マニュアル)に飛ぶQRコード記載のペーパーが一枚挟み込まれている。これは非常に有り難く、使用する方はぜひ一度アクセスしてみると良さそう。
そして、メインボックスに収納されているC606の保護フィルムも特徴。一般的なものはクリアなフィルムだが、黒色ベースのフィルムにボタンの配置と機能が記載されている。グロータックに加えてマージーンもユーザーフレンドリーな配慮が嬉しい。
C606の基本操作は画面タッチで、スマートフォン操作に近いレベルでサクサクの動作を実現している。ライド中のデータフィールドページを左右にフリックして、ページを送るときもスルッと切り替わってくれるので、ストレスフリーなユーザー体験といっても過言ではない。先述のボタンはライド中に便利なアシスト役だ。雨が降ってしまった時や、未対応ロングフィンガーグローブを着用する時に活躍してくれる。
初回起動時の設定ではスマホアプリのOnelap fitとのペアリングと、サイコンのWi-Fi接続、そしてマップデータのダウンロードは行った方が良さそう。これを行うことでメイン機能のルートナビゲーションを最適な状態で機能させられるようになる。
通常のセンサー類はサイコンのトップページに「センサー」という項目が表示されているので、必要に応じて連携しよう。走行に必要なセンサーはもちろん、インドアトレーナーやレーダー、電動変速、ライトなど様々なスマートガジェットと連携可能となっているため、最新のサイコンとしての機能は遜色ない。
ライトに関してはマージーンはレーダー付きのモデルL503などをラインアップしており、それらサイコンと連動しておくことで「スマートコマンド」機能によって、任意に設定した時間に点灯や点滅の自動操作が可能となる。いくつかの条件やアクションを組み合わせられるのも魅力。
他にも心拍数が設定値を上回るとサイコンに音を鳴らさせたり、テキストを表示させられたり、H803心拍アームバンドをバイブレーションさせらたりと、ライダーにリマインダーを送ることができる。他にも給水タイミングやスピード超過なども通知可能だ。
さらにL308インテリジェントテールライト、L508レーダーテールライトにも対応。後方の車両接近を通知することはもちろん、一定の速度を越えたときにリアライトを点灯するといった応用することもできる。このカスタマイズ性の高さがマージーンのスマートデバイスを使用するメリットとなる。
メイン機能の一つであるルートナビゲーションは、Onelap fitに保存しているデータをサイコンに転送してからの実行となる。Onelap fitではアプリ上でルートを作成するか、gpxファイルをアップロードするかのどちらかで、データをOnelap fitに保存することが可能。友人やイベント主催者からシェアされたgpxファイルのアップロードは非常に手軽なため、迷うことなくサイコンに転送することができる。
アプリ上で作成するルートはGoogleマップで作成する車用ルートと同じような道を案内してくれる。細かい道をジグザグ繋いだりしないため、そのままでも使いやすそうだ。
C606のナビゲーションはミスルートした際に通知を行うだけではなく、現在位置と目的地を繋いだ直線を表示してくれるのは嬉しい設計。再度のルート計算は行なってくれないものの、進むべき方角が分かれば自分で通り道を見つけ出すこともできるため、正規ルートに戻ってきやすい。
また、C606はナビゲーションをライド途中から起動できるのは非常に魅力的。ログの記録を中断することなく、集合場所に集まってからルートナビを行えたり、使い勝手は非常に良好だ。
スマートトレーナーとの連携もC606のトピック。実際にライドしたデータを再現する機能をトレーナーに転送でき、狙った数値を目標とするトレーニングも可能。トレーニングメニューを自分で作成したり、トレーニングピークスのメニューをインポートできるため、効率の良い練習の支えにもC606はなってくれる。
群雄割拠のサイクルコンピューターというジャンルに登場した、新しいモデルのC606。サイコンに求める基本なことは非常に簡単に実行でき、かつナビやトレーニング機能などもリッチすぎず、扱いやすさが光る一台だ。
マージーン C606
本体サイズ:95*57*17.6mm
重量:105g
画面サイズ:2.8インチ、タッチセンサー
ナビ機能:あり ※リルートにはスマートフォンとの連携が必要
バッテリー駆動時間
デイリーモード:17~25時間
ロングライフバッテリーモード:28時間
充電時間:3時間10分
内部:ストレージ4GB
通信規格:Bluetooth, ANT+
充電ポート:USB Type-C
ストレージ容量:4GB
動作温度:-10℃~50℃
防水レベル:IPX7
対応ソフトウェア:OnelapFit APP ※Magene Utilityではありません
カラー:ブラック
価格:27,500円(税込)
パワーメーターやスマートテールライトをラインアップする新進気鋭ブランドのマージーン。バイクコンピューターも充実しており、今回ピックアップするC606は最新のフラッグシップモデルだ。今回は実機を試用した印象をお届けしよう。
C606が収納されているケースはスリーブ式の外箱と、デバイスが収められるボックスの2層構造。外箱とメインボックスの間に、取り扱い代理店であるグロータックのWEB(マニュアル)に飛ぶQRコード記載のペーパーが一枚挟み込まれている。これは非常に有り難く、使用する方はぜひ一度アクセスしてみると良さそう。
そして、メインボックスに収納されているC606の保護フィルムも特徴。一般的なものはクリアなフィルムだが、黒色ベースのフィルムにボタンの配置と機能が記載されている。グロータックに加えてマージーンもユーザーフレンドリーな配慮が嬉しい。
C606の基本操作は画面タッチで、スマートフォン操作に近いレベルでサクサクの動作を実現している。ライド中のデータフィールドページを左右にフリックして、ページを送るときもスルッと切り替わってくれるので、ストレスフリーなユーザー体験といっても過言ではない。先述のボタンはライド中に便利なアシスト役だ。雨が降ってしまった時や、未対応ロングフィンガーグローブを着用する時に活躍してくれる。
初回起動時の設定ではスマホアプリのOnelap fitとのペアリングと、サイコンのWi-Fi接続、そしてマップデータのダウンロードは行った方が良さそう。これを行うことでメイン機能のルートナビゲーションを最適な状態で機能させられるようになる。
通常のセンサー類はサイコンのトップページに「センサー」という項目が表示されているので、必要に応じて連携しよう。走行に必要なセンサーはもちろん、インドアトレーナーやレーダー、電動変速、ライトなど様々なスマートガジェットと連携可能となっているため、最新のサイコンとしての機能は遜色ない。
ライトに関してはマージーンはレーダー付きのモデルL503などをラインアップしており、それらサイコンと連動しておくことで「スマートコマンド」機能によって、任意に設定した時間に点灯や点滅の自動操作が可能となる。いくつかの条件やアクションを組み合わせられるのも魅力。
他にも心拍数が設定値を上回るとサイコンに音を鳴らさせたり、テキストを表示させられたり、H803心拍アームバンドをバイブレーションさせらたりと、ライダーにリマインダーを送ることができる。他にも給水タイミングやスピード超過なども通知可能だ。
さらにL308インテリジェントテールライト、L508レーダーテールライトにも対応。後方の車両接近を通知することはもちろん、一定の速度を越えたときにリアライトを点灯するといった応用することもできる。このカスタマイズ性の高さがマージーンのスマートデバイスを使用するメリットとなる。
メイン機能の一つであるルートナビゲーションは、Onelap fitに保存しているデータをサイコンに転送してからの実行となる。Onelap fitではアプリ上でルートを作成するか、gpxファイルをアップロードするかのどちらかで、データをOnelap fitに保存することが可能。友人やイベント主催者からシェアされたgpxファイルのアップロードは非常に手軽なため、迷うことなくサイコンに転送することができる。
アプリ上で作成するルートはGoogleマップで作成する車用ルートと同じような道を案内してくれる。細かい道をジグザグ繋いだりしないため、そのままでも使いやすそうだ。
C606のナビゲーションはミスルートした際に通知を行うだけではなく、現在位置と目的地を繋いだ直線を表示してくれるのは嬉しい設計。再度のルート計算は行なってくれないものの、進むべき方角が分かれば自分で通り道を見つけ出すこともできるため、正規ルートに戻ってきやすい。
また、C606はナビゲーションをライド途中から起動できるのは非常に魅力的。ログの記録を中断することなく、集合場所に集まってからルートナビを行えたり、使い勝手は非常に良好だ。
スマートトレーナーとの連携もC606のトピック。実際にライドしたデータを再現する機能をトレーナーに転送でき、狙った数値を目標とするトレーニングも可能。トレーニングメニューを自分で作成したり、トレーニングピークスのメニューをインポートできるため、効率の良い練習の支えにもC606はなってくれる。
群雄割拠のサイクルコンピューターというジャンルに登場した、新しいモデルのC606。サイコンに求める基本なことは非常に簡単に実行でき、かつナビやトレーニング機能などもリッチすぎず、扱いやすさが光る一台だ。
マージーン C606
本体サイズ:95*57*17.6mm
重量:105g
画面サイズ:2.8インチ、タッチセンサー
ナビ機能:あり ※リルートにはスマートフォンとの連携が必要
バッテリー駆動時間
デイリーモード:17~25時間
ロングライフバッテリーモード:28時間
充電時間:3時間10分
内部:ストレージ4GB
通信規格:Bluetooth, ANT+
充電ポート:USB Type-C
ストレージ容量:4GB
動作温度:-10℃~50℃
防水レベル:IPX7
対応ソフトウェア:OnelapFit APP ※Magene Utilityではありません
カラー:ブラック
価格:27,500円(税込)
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