2023/05/27(土) - 18:00
イタリアンヘルメットのカスクからエントリーモデル"SINTESI"が新たにラインアップに登場。上位グレードのテクノロジーを搭載し、ロードやMTB、日常使いまでどんなシーンでも使用できるヘルメットをインプレッションした。
イタリアンヘルメットブランドであるカスク。同社はチームスカイ時代から共同開発を開始し、イネオス・グレナディアーズになった今でも長年にわたってチームと共同開発したヘルメットをラインアップしている。
ロードモデルを多く展開するカスクのラインアップに新しく追加されたSINTESIは、ロードやシティ、MTB、シクロクロス、グラベルなど様々な自転車のシーンで活躍してくれるヘルメットだ。
ヘルメットの前方に大きなエアインテイクを配置し、上部や後方にも大きなダクトを設け、ヘルメット内部を風が駆け抜けていく。重量はMサイズで230gと、ロードのロードハイエンドモデル"PROTONE ICON"と同じ重量になっている。
回転衝撃に対するヘルメットの性能を測定するWG11のテストを採用し、見事クリアしているため、安全性も確認されたモデルとして用意されている。ヘルメット後方には大きな反射テープが搭載されたことで、夜間走る時にも安全性を高める被視認性を獲得した。
カラーは11色が展開され、豊富なカラーラインアップからチームジャージにぴったりなカラーが見つかるはずだ。サイズはMとLの2サイズ展開で、価格は14,850円(税込)とリーズナブルな設定になっている。それではインプレッションに移っていこう。
―編集部インプレッション
今回、インプレッションを担当するのは編集部員の高木。学生時代から現在までロードレースやシクロクロスでカスクのオールラウンドモデルPROTONEやエアロモデルUTOPIA、軽量モデルであるVALEGRO、トラック競技のポイントレースやタイムトライアル競技ではTTヘルメットのBAMBINOなど、カスクのヘルメットを好んでレースやトレーニングで使用し続けている。
今回テストするのはカスクの新型ヘルメット"SINTESI"。これまで被ってきたモデルは全てMサイズ。今回のサンプルもMサイズを手配したが、実際に被ってみてもジャストサイズ。
他のブランドやサイズは、カスクやジロ、レイザーだとMサイズ、カブトの場合はS/Mサイズ。頭の形状がアジア人に多い丸形で、ヨーロッパフィットもののは横幅が合わないことが多いが、カスクはすんなりと深くかぶることができる。
また、アジャスターの上下位置の調整方式が後頭部のシェルに搭載されていたものから一新され、こめかみの部分がスライドする方式にアップデートされている。アジャスターの位置を後頭部の深くまで設定できるため、頭を守っていてくれる安心感がとても大きい。
前面には大きめなエアインテイクが搭載され、風が入り込み、後部のダクトから抜けていく感覚がある。また、シェルの内側にあるチャンネルに沿って風が駆け抜けるため、ヘルメット内部は快適である。
また、立ち止まった時には頭頂部から、熱気が逃げていく。走っているときは丁度よいものの、立ち止まるとヘルメット内に熱がこもりがちなヘルメットがあるが、SINTESIにはその不快感が全くないのもお気に入りのポイントだ。
セミエアロヘルメットのような見た目であり、実際に走っていてもヘルメット周りの空気の流れはスムーズで、平地巡航しやすい。ハイエンドモデル"PROTONE"のような丸みを帯びたフォルムで、後方確認をするシーンでもヘルメットが風に押し戻されるような感覚がなく、あらゆる方向からの空力性能が良いのだろう。
価格も14,850円(税込)とカスクの中でもエントリーモデルに位置付けられながらも上位グレードの技術も搭載されている。シーンを選ばずに使用できるルックスも多くの人におすすめしたいと思えるヘルメットだった。
カスク SINTESI
カラー:ALOE GREEN、BLACK、GREY、LIGHT BLUE、OXFORD BLUE、RED、WHITE、TANGE RINE、WINE RED、SAHARA、SEA ICE
サイズ:M(52-58cm)、L(59-62cm)
重量:230g(Mサイズ)
価格:14,850円(税込)
イタリアンヘルメットブランドであるカスク。同社はチームスカイ時代から共同開発を開始し、イネオス・グレナディアーズになった今でも長年にわたってチームと共同開発したヘルメットをラインアップしている。
ロードモデルを多く展開するカスクのラインアップに新しく追加されたSINTESIは、ロードやシティ、MTB、シクロクロス、グラベルなど様々な自転車のシーンで活躍してくれるヘルメットだ。
ヘルメットの前方に大きなエアインテイクを配置し、上部や後方にも大きなダクトを設け、ヘルメット内部を風が駆け抜けていく。重量はMサイズで230gと、ロードのロードハイエンドモデル"PROTONE ICON"と同じ重量になっている。
回転衝撃に対するヘルメットの性能を測定するWG11のテストを採用し、見事クリアしているため、安全性も確認されたモデルとして用意されている。ヘルメット後方には大きな反射テープが搭載されたことで、夜間走る時にも安全性を高める被視認性を獲得した。
カラーは11色が展開され、豊富なカラーラインアップからチームジャージにぴったりなカラーが見つかるはずだ。サイズはMとLの2サイズ展開で、価格は14,850円(税込)とリーズナブルな設定になっている。それではインプレッションに移っていこう。
―編集部インプレッション
今回、インプレッションを担当するのは編集部員の高木。学生時代から現在までロードレースやシクロクロスでカスクのオールラウンドモデルPROTONEやエアロモデルUTOPIA、軽量モデルであるVALEGRO、トラック競技のポイントレースやタイムトライアル競技ではTTヘルメットのBAMBINOなど、カスクのヘルメットを好んでレースやトレーニングで使用し続けている。
今回テストするのはカスクの新型ヘルメット"SINTESI"。これまで被ってきたモデルは全てMサイズ。今回のサンプルもMサイズを手配したが、実際に被ってみてもジャストサイズ。
他のブランドやサイズは、カスクやジロ、レイザーだとMサイズ、カブトの場合はS/Mサイズ。頭の形状がアジア人に多い丸形で、ヨーロッパフィットもののは横幅が合わないことが多いが、カスクはすんなりと深くかぶることができる。
また、アジャスターの上下位置の調整方式が後頭部のシェルに搭載されていたものから一新され、こめかみの部分がスライドする方式にアップデートされている。アジャスターの位置を後頭部の深くまで設定できるため、頭を守っていてくれる安心感がとても大きい。
前面には大きめなエアインテイクが搭載され、風が入り込み、後部のダクトから抜けていく感覚がある。また、シェルの内側にあるチャンネルに沿って風が駆け抜けるため、ヘルメット内部は快適である。
また、立ち止まった時には頭頂部から、熱気が逃げていく。走っているときは丁度よいものの、立ち止まるとヘルメット内に熱がこもりがちなヘルメットがあるが、SINTESIにはその不快感が全くないのもお気に入りのポイントだ。
セミエアロヘルメットのような見た目であり、実際に走っていてもヘルメット周りの空気の流れはスムーズで、平地巡航しやすい。ハイエンドモデル"PROTONE"のような丸みを帯びたフォルムで、後方確認をするシーンでもヘルメットが風に押し戻されるような感覚がなく、あらゆる方向からの空力性能が良いのだろう。
価格も14,850円(税込)とカスクの中でもエントリーモデルに位置付けられながらも上位グレードの技術も搭載されている。シーンを選ばずに使用できるルックスも多くの人におすすめしたいと思えるヘルメットだった。
カスク SINTESI
カラー:ALOE GREEN、BLACK、GREY、LIGHT BLUE、OXFORD BLUE、RED、WHITE、TANGE RINE、WINE RED、SAHARA、SEA ICE
サイズ:M(52-58cm)、L(59-62cm)
重量:230g(Mサイズ)
価格:14,850円(税込)
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