プロ選手も着用するフィジークのシューズラインアップに厳冬期用の新型ARTICA GTXが追加された。ゴアテックスの防水透湿素材を使用し冷たい風雨をシャットアウトしつつ、起毛素材をシューズ内側に配置することで、雪が舞うようなシチュエーションでも活躍するシューズに仕上がった。



フィジーク TEMPO ARTICA GTX(ホワイトxブラック)フィジーク TEMPO ARTICA GTX(ホワイトxブラック) (c)fizikフィジーク TEMPO ARTICA GTX(ブラックxブラック)フィジーク TEMPO ARTICA GTX(ブラックxブラック) (c)fizik

フィジーク TERRA ARTICA GTX(ブラック×ブラック)フィジーク TERRA ARTICA GTX(ブラック×ブラック) (c)fizikフィジーク TERRA ARTICA GTX(グレープ)フィジーク TERRA ARTICA GTX(グレープ) (c)fizik


これから訪れる冬シーズンは身に着けるギアの選択が非常に大事になる。身を切り裂くような冷たい風から体を守り、体温を維持することは快適なライドを楽しむばかりではなく、トレーニングの質にも影響を与えてしまう。特に体の末端は冷えやすく、痛みとなって体に表れやすいため、しっかりと守りたい部分の一つだ。

フィジークは厳しい冬に向けてARTICA GTXという新型ウィンターシューズをラインアップに加える。これまではR5とX5というモデル名でオンロード用とオフロード用を区別していたが、新型ではオンロード向けがTEMPO、オフロード向けがTERRAとして区別されるようになっている。

ハイカット部分もベルクロによって締められるハイカット部分もベルクロによって締められる (c)fizikゴアテックス・コアラという生地が用いられているゴアテックス・コアラという生地が用いられている (c)fizik


どちらのモデルにも共通するのは、ゴアテックス・コアラという防水透湿+裏起毛素材を使用している点。ゴアテックスは微細な穴が多数空いたメンブレンを主素材とする高機能生地で、外側からの水分や風をシャットアウトしながら、内側からの湿気を排出することで、完全防水と快適性を達成することが特徴だ。

GORE-TEXのメンブレンは3層生地の中間に位置する物であり、ARTICA GTXのアッパー外側は高密度のPUラミネート加工生地が採用されており、軽量化つ高耐久のシューズを実現。内側は先述したようにフリース素材とし、シューズ内の保温性を確保している。クロージャーシステムはBOAのL6ダイヤルをメインに据え、足首部分にはベルクロを配置。ハイカットの開口部をベルクロで締めることで、風雨が侵入しにくくなるはずだ。

GORE-TEXロゴが大きくあしらわれるGORE-TEXロゴが大きくあしらわれる (c)fizikナイロンコンポジット製のR4アウトソールが採用されるナイロンコンポジット製のR4アウトソールが採用される (c)fizik


ロードモデルのTEMPOのアウトソールは、ナイロンコンポジットのR5。トップグレードのソール形状を踏襲しながらも、素材をナイロンとすることで快適性、剛性のバランスを整えている。剛性指数は6。また、クリート設置位置は従来の設定よりも後方にずらされており、ペダリング効率向上を狙っている。カラーはブラック×ブラック、ホワイト×ブラックの2種類。価格は34,800円(税込)。

オフロードモデルのTERRAは、滑りやすい冬のコンディションでグリップする“X5”というトレッドデザインのソールが採用される。アウトソール全体がラバーでコーティングされており、土踏まず部分もグリップするような設計だ。スパイクも装着可能なため、悪路でも活躍してくれるだろう。カラーはブラック×ブラック、グレープの2種類。価格は34,800円(税込)。

GORE-TEXによって厳冬期に対応する防風・防水性を実現しているGORE-TEXによって厳冬期に対応する防風・防水性を実現している (c)fizik悪天候時に活躍するTERRA ARTICA GTX悪天候時に活躍するTERRA ARTICA GTX (c)fizik




フィジーク TEMPO ARTICA GTX
サイズ:39~45(ハーフサイズあり)
アウトソール:ナイロンコンポジット
剛性指数:6
カラー:ブラックxブラック、ホワイトxブラック
価格:34,800円(税込)

フィジーク TERRA ARTICA GTX
サイズ:39~44
アウトソール:ナイロンアウトソール、ラバートレッド
剛性指数:5
カラー:ブラックxブラック、グレープ
価格:34,800円(税込)


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