2022/04/09(土) - 15:15
イタリアのヘルメットブランド、カスクのエアロモデル"PROTONE"がフルモデルチェンジ。7年間にわたりレーシングモデルとしてラインアップに君臨してきた名作が"PROTONE ICON"として、更なる進化を果たした。
チームSKY、そしてイネオス・グレナディアーズをサポートし、彼らと共に多くの輝かしい実績を残してきたイタリアンブランド、カスク。そのラインアップの中でも、優れた空力と軽さ、通気性を併せ持つオールラウンドレーシングモデルとして、多くの選手らが選び続けてきたのが、PROTONEだ。
実際、5回のツール・ド・フランス、3回のジロ・デ・イタリア、ブエルタの勝利にも貢献し、オリンピックでも2016年のリオ、2021年開催の東京のロードレース金メダルを獲得するなど、PROTONEの歴史は常に勝利と共にあった。
その実績からも察せられるように、非常に長いモデルライフを歩んできたPROTONE。2014年のデビュー以来、なんと7年の長きにわたってトッププロに愛用され続けてきた製品というのは、日進月歩のレーシングプロダクトにあって異例ともいえる存在だろう。
ヘルメットの世界に限ってもさまざな技術革新が起き、多くの新製品がリリースされてきた7年間であったが、その中でも「マージナルゲイン」を信条とするイネオス・グレナディアーズがPROTONEを選び続けてきたのは、その完成度の高さの証明といえるだろう。
しかし、カスクはその評価に甘んじることなく、更なる高性能を実現する後継モデルの開発を続けてきた。レーシングヘルメットに求められるエアロダイナミクス、通気性、フィット感、そして安全性といった要素を全て向上させることに成功し、満を持して発表されたのが、この"PROTONE ICON"だ。
ホビーライダーの間でも高い評価を得ていた前作のデザインを踏襲しつつも、完全に新設計されたシェルにはより大きなベンチレーションホールが確保され、より高い通気性を実現。前方から見たベンチレーションの配置には大きな違いはないものの、真上から見た際には、より後方までホールが拡大されているのが見て取れる。
フィッティングシステムにはラバーグリップを配することでより調整しやすくなったというオクトフィット+を採用。更に、内部形状を見直すことでフィット感を大幅に向上させたという。
また、インナーフレームの形状にも変更が加えられ、強度向上に成功。落車の際にもシェルの粉砕を防止する一方、MIPSなどは搭載されていないものの回転衝撃への評価も含めた欧州の安全基準"WG11"をクリアする安全性を確保している。
イネオスの選手らの要望とフィードバックをもとに作り上げられたPROTONE ICON。サイズは、S(50-56cm)、M(52-58cm)、L(59-62cm)の3種類。全10色のカラー展開となり、グラベルなどにもピッタリなイメージのマットカラーも用意されている。価格は34,100円(税込)。
カスク PROTONE ICON
カラー:Black、White、Grey、Red、Light Blue、Black Matt、White Matt、Grey Matt、Blue Matt、Olive Green Matt、
サイズ:S(50-56cm)、M(52-58cm)、L(59-62cm)
重量:230g(Mサイズ CE EN1078 基準)
価格:34,100 円(税込)
チームSKY、そしてイネオス・グレナディアーズをサポートし、彼らと共に多くの輝かしい実績を残してきたイタリアンブランド、カスク。そのラインアップの中でも、優れた空力と軽さ、通気性を併せ持つオールラウンドレーシングモデルとして、多くの選手らが選び続けてきたのが、PROTONEだ。
実際、5回のツール・ド・フランス、3回のジロ・デ・イタリア、ブエルタの勝利にも貢献し、オリンピックでも2016年のリオ、2021年開催の東京のロードレース金メダルを獲得するなど、PROTONEの歴史は常に勝利と共にあった。
その実績からも察せられるように、非常に長いモデルライフを歩んできたPROTONE。2014年のデビュー以来、なんと7年の長きにわたってトッププロに愛用され続けてきた製品というのは、日進月歩のレーシングプロダクトにあって異例ともいえる存在だろう。
ヘルメットの世界に限ってもさまざな技術革新が起き、多くの新製品がリリースされてきた7年間であったが、その中でも「マージナルゲイン」を信条とするイネオス・グレナディアーズがPROTONEを選び続けてきたのは、その完成度の高さの証明といえるだろう。
しかし、カスクはその評価に甘んじることなく、更なる高性能を実現する後継モデルの開発を続けてきた。レーシングヘルメットに求められるエアロダイナミクス、通気性、フィット感、そして安全性といった要素を全て向上させることに成功し、満を持して発表されたのが、この"PROTONE ICON"だ。
ホビーライダーの間でも高い評価を得ていた前作のデザインを踏襲しつつも、完全に新設計されたシェルにはより大きなベンチレーションホールが確保され、より高い通気性を実現。前方から見たベンチレーションの配置には大きな違いはないものの、真上から見た際には、より後方までホールが拡大されているのが見て取れる。
フィッティングシステムにはラバーグリップを配することでより調整しやすくなったというオクトフィット+を採用。更に、内部形状を見直すことでフィット感を大幅に向上させたという。
また、インナーフレームの形状にも変更が加えられ、強度向上に成功。落車の際にもシェルの粉砕を防止する一方、MIPSなどは搭載されていないものの回転衝撃への評価も含めた欧州の安全基準"WG11"をクリアする安全性を確保している。
イネオスの選手らの要望とフィードバックをもとに作り上げられたPROTONE ICON。サイズは、S(50-56cm)、M(52-58cm)、L(59-62cm)の3種類。全10色のカラー展開となり、グラベルなどにもピッタリなイメージのマットカラーも用意されている。価格は34,100円(税込)。
カスク PROTONE ICON
カラー:Black、White、Grey、Red、Light Blue、Black Matt、White Matt、Grey Matt、Blue Matt、Olive Green Matt、
サイズ:S(50-56cm)、M(52-58cm)、L(59-62cm)
重量:230g(Mサイズ CE EN1078 基準)
価格:34,100 円(税込)
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