2021/02/26(金) - 09:22
自転車用ライトのリーディングカンパニーであるキャットアイが、GVOLT100という新型充電式フロントライトをリリースした。最大光量320ルーメンのLEDを装備し、ハンドルの上下どちらに装備しても上方向への光をカットできる一本だ。
キャットアイ定番のフロントライトであるVOLTシリーズの派生プロダクトのGVOLTシリーズ。既に展開されている"GVOLT70"は、ハンドル下側に装着することを前提とし、地面に照射される光が矢印型になるような配光が採用されたユニークな設計が特徴のモデルだ。そんなGVOLTシリーズに新モデル"GVOLT100"がラインアップに追加される。
GVOLTシリーズのモデル名に付与されるナンバリングは、VOLTシリーズのような最大光量のルーメン数では無く、ルクスという単位の数値となる。つまりGVOLT100は100ルクスの明るさを実現しているモデルということだ。ちなみにGVOLT100は約320ルーメン/約10,000カンデラとなっている。
最も慣れ親しんでいるルーメンというのは光源から照射された光の量(光束)を表す単位。カンデラというのは光源から放たれた光の強さ(光度)であり、ルクスというのは照射された部分の明るさ(照度)となる。ルクスというのは距離によって数値が変動する。詳しくはキャットアイのホームページが詳しいため、是非チェックして欲しい。
ルーメン数で比較した場合のGVOLT100の立ち位置は、VOLT400とGVOLT70(260ルーメン)の中間。カンデラ数で比較するならば3,500カンデラのVOLT400より、GVOLT100の方が数値は高い。地面に照射される光の強さはGVOLT100が勝るため、路面の視認性は高くなっている。
GVOLT100のポイントは、オプティキューブテクノロジーによるワイドな配光でありつつも、上方向への光をカットするハイブリッド設計となっていること。これによるメリットは、地面を明るく照らし出したいが、対向者(車)を眩惑させないという要望に応えられること。
VOLTシリーズのように上側まで照らすライトは、進行方向の空間全体を明るくしてくれるような照射範囲。街灯が少なく暗闇に近いシチュエーションでは、見渡せるエリアの広さが安心感に繋がるという印象だ。上り下りが多く、視線を高めに持っていく場合に満遍なく広がる光のありがたさを感じる。
対して、GVOLT100のように指向性の高い配光の場合は、見たいものをピンポイントで視認するという状況にぴったり。周りに街灯がある時や、路面の状況をしっかりと把握したいシチュエーションにもってこいだ。ライトの装着角度によって視認可能となる距離は変わるため、好みの角度を見つけるとよさそうだ。
また、上側への光は全てカットされているわけではなく、眩惑させない程度に照射されている。そのため、被視認性は確保されている上、ランナーが身につけている反射ベルトや、路上の看板などを視認することは可能だ。
上方向をカットする配光を採用したGVOLT70は、ハンドル下側装着という専用設計とすることでカット配光を実現していた。一方、GVOLT100はバッテリーを別体としライトユニットの反転装着を可能としたことで、ハンドルの上側と下側どちらに取り付けても上方向への光をカットできるライトとなった。
電源ボタン兼バッテリーインジケーターはバッテリーの底面に備えられているため、上下関係無く操作することができる上、インジケーターの内容(オレンジ点灯→赤点灯→赤点滅)を確認することが可能。バッテリーのランタイムはハイ(320ルーメン)が約1.5時間、ミドル(170ルーメン)が約3時間、ロー(40ルーメン)が約15時間だ。
自転車への取り付けはもちろんキャットアイが誇るフレックスタイトブラケット。本体サイズは127×54.5×45.5mmで、重量は181.5g。価格は10,000円(税抜)。
キャットアイ GVOLT100
サイズ:127×54.5×45.5mm
重量:181.5g
光源:高輝度マルチ白色 LED 1灯
使用電池:Li-ion 3.6V-3400mAh
使用時間:
ハイ:約1.5時間(320ルーメン)
ミドル:約3時間(170ルーメン)
ロー:約15時間(40ルーメン)
標準充電時間:約3.5時間
繰返し充放電回数:標準300回(定格容量の70%の容量低下まで)
防水性能:IPX4
対応径:22-35mm
価格:10,000円(税抜)
キャットアイ定番のフロントライトであるVOLTシリーズの派生プロダクトのGVOLTシリーズ。既に展開されている"GVOLT70"は、ハンドル下側に装着することを前提とし、地面に照射される光が矢印型になるような配光が採用されたユニークな設計が特徴のモデルだ。そんなGVOLTシリーズに新モデル"GVOLT100"がラインアップに追加される。
GVOLTシリーズのモデル名に付与されるナンバリングは、VOLTシリーズのような最大光量のルーメン数では無く、ルクスという単位の数値となる。つまりGVOLT100は100ルクスの明るさを実現しているモデルということだ。ちなみにGVOLT100は約320ルーメン/約10,000カンデラとなっている。
最も慣れ親しんでいるルーメンというのは光源から照射された光の量(光束)を表す単位。カンデラというのは光源から放たれた光の強さ(光度)であり、ルクスというのは照射された部分の明るさ(照度)となる。ルクスというのは距離によって数値が変動する。詳しくはキャットアイのホームページが詳しいため、是非チェックして欲しい。
ルーメン数で比較した場合のGVOLT100の立ち位置は、VOLT400とGVOLT70(260ルーメン)の中間。カンデラ数で比較するならば3,500カンデラのVOLT400より、GVOLT100の方が数値は高い。地面に照射される光の強さはGVOLT100が勝るため、路面の視認性は高くなっている。
GVOLT100のポイントは、オプティキューブテクノロジーによるワイドな配光でありつつも、上方向への光をカットするハイブリッド設計となっていること。これによるメリットは、地面を明るく照らし出したいが、対向者(車)を眩惑させないという要望に応えられること。
VOLTシリーズのように上側まで照らすライトは、進行方向の空間全体を明るくしてくれるような照射範囲。街灯が少なく暗闇に近いシチュエーションでは、見渡せるエリアの広さが安心感に繋がるという印象だ。上り下りが多く、視線を高めに持っていく場合に満遍なく広がる光のありがたさを感じる。
対して、GVOLT100のように指向性の高い配光の場合は、見たいものをピンポイントで視認するという状況にぴったり。周りに街灯がある時や、路面の状況をしっかりと把握したいシチュエーションにもってこいだ。ライトの装着角度によって視認可能となる距離は変わるため、好みの角度を見つけるとよさそうだ。
また、上側への光は全てカットされているわけではなく、眩惑させない程度に照射されている。そのため、被視認性は確保されている上、ランナーが身につけている反射ベルトや、路上の看板などを視認することは可能だ。
上方向をカットする配光を採用したGVOLT70は、ハンドル下側装着という専用設計とすることでカット配光を実現していた。一方、GVOLT100はバッテリーを別体としライトユニットの反転装着を可能としたことで、ハンドルの上側と下側どちらに取り付けても上方向への光をカットできるライトとなった。
電源ボタン兼バッテリーインジケーターはバッテリーの底面に備えられているため、上下関係無く操作することができる上、インジケーターの内容(オレンジ点灯→赤点灯→赤点滅)を確認することが可能。バッテリーのランタイムはハイ(320ルーメン)が約1.5時間、ミドル(170ルーメン)が約3時間、ロー(40ルーメン)が約15時間だ。
自転車への取り付けはもちろんキャットアイが誇るフレックスタイトブラケット。本体サイズは127×54.5×45.5mmで、重量は181.5g。価格は10,000円(税抜)。
キャットアイ GVOLT100
サイズ:127×54.5×45.5mm
重量:181.5g
光源:高輝度マルチ白色 LED 1灯
使用電池:Li-ion 3.6V-3400mAh
使用時間:
ハイ:約1.5時間(320ルーメン)
ミドル:約3時間(170ルーメン)
ロー:約15時間(40ルーメン)
標準充電時間:約3.5時間
繰返し充放電回数:標準300回(定格容量の70%の容量低下まで)
防水性能:IPX4
対応径:22-35mm
価格:10,000円(税抜)
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