2020/10/27(火) - 13:12
世界最高峰のレースで輝くチェレステブルーでお馴染みのビアンキが、クライミングバイク「Specialissima」のディスクブレーキ仕様の追加を発表。ディスクブレーキ化を果たすとともに、ワイヤー/ケーブル完全内装化とフレーム形状の見直しにより、空力性能を強化した軽量オールラウンドモデルとなった。
ユンボ・ヴィスマの大躍進によりプロトンの中で一層存在感を増しているビアンキ。チームがメインバイクとして選択するエアロロードのOltre XR4と並び、フラッグシップレーシングバイクとしてラインアップされるのがSpecialissima(スペシャリッシマ)だ。
2015年にビアンキの創業130周年を記念して開発されたスペシャルバイクは長期に渡り同社の軽量クライミングバイクとしてラインアップを支え続けてきた。そんなSpecialissimaに軽量性を活かしたディスクブレーキ仕様が追加された。
今回の進化でSpecialissimaが手に入れたのは空力性能とディスクブレーキ。リムブレーキ版はクライミングバイクという位置づけだったが、今作は登りだけではなく平坦、下り、全てのシチュエーションでプロライダーを支えるオールラウンドバイクとして開発された。
もちろん軽量性が失われたわけではなく、フレーム単体重量はリムブレーキ版よりも30g軽量な750gを実現。一方でディスクブレーキ化やケーブル内装などの影響もありフロントフォークは30g増量しているが、フレームセットではリムブレーキ版と同等の軽量性を獲得しており、そこに空力性能が付加された形だ。更に、ビアンキが誇る振動除去テクノロジー「カウンターヴェイル」による優れた快適性もあいまって全方位で活躍できる性能を身に着けている。
空力性能を向上させるべく、風が当たるフロントセクションを中心にインテグレーテッドデザインへ進化しているが、全体的なフォルムとしてはSpecialissimaらしいクラシカルな見た目は維持されている。エアロダイナミクスを求める上では必須となったケーブルフル内装化はOltre XR4と同様にFSAのACRシステムで実現。内装システムの採用に伴い、フォークとヘッドセットは上下1.5インチ径へとボリュームアップが行われた。なお、フレームにはケーブルルーティング用の開口部が用意されており、機械式変速はこちらを使用する。
加えて、ヘッドチューブからフォークブレード周りはよりシャープなデザインとなり、気流がスムースに後方へと流れるように設計されている。トップチューブはより扁平な形状、シートクランプもフレームに内蔵される臼式とされ、エアロダイナミクスの向上を狙っている。一方、シートポストは振動吸収性に優れた27.2mmの汎用規格を採用する。好みやポジションに応じて幅広い選択肢が用意されているのは、Specialissimaの美点と言えるだろう。
新型Specialissima Discの最大タイヤクリアランスは28Cまで。ロードバイクも30Cを入れられる現代において、割り切った設計からは、Specialissimaをピュアなレースバイクとして開発したというビアンキの意図が汲み取れる。BB規格は86mm幅のプレスフィットBBとなる。
フレームカラーはチェレステと、ユンボ・ヴィスマがツールで使用し注目を集めた通常塗装より80gも軽量なブラック、高級感のあるグリーニッシュブルーという3色が通常ラインアップ。カラーオーダーシステムのタボロッツァにも対応しており、ビアンキのクリエイティブデザイナーが厳選した「シグネチャーコレクション」で彩ることも可能だ。
ラインアップはフレームセット、カンパニョーロ SUPER RECORD EPS、シマノ DURA-ACE DI2、スラム RED eTap AXS、シマノ ULTEGRA DI2、シマノ ULTEGRA 機械式という6種類。サイズは47、50、53、55、57、59、61の7種類だ。価格は下記スペック欄をチェックしてもらいたい。
ビアンキ Specialissima Disc
フレームセット:580,000円(税抜)
CAMPAGNOLO SUPER RECORD EPS:1,580,000円(税抜)
SHIMANO DURA ACE Di2:1,380,000円(税抜)
SRAM RED ETAP AXS:1,400,000円(税抜)
SHIMANO ULTEGRA Di2:980,000円(税抜)
SHIMANO ULTEGRA:730,000円(税抜)
ユンボ・ヴィスマの大躍進によりプロトンの中で一層存在感を増しているビアンキ。チームがメインバイクとして選択するエアロロードのOltre XR4と並び、フラッグシップレーシングバイクとしてラインアップされるのがSpecialissima(スペシャリッシマ)だ。
2015年にビアンキの創業130周年を記念して開発されたスペシャルバイクは長期に渡り同社の軽量クライミングバイクとしてラインアップを支え続けてきた。そんなSpecialissimaに軽量性を活かしたディスクブレーキ仕様が追加された。
今回の進化でSpecialissimaが手に入れたのは空力性能とディスクブレーキ。リムブレーキ版はクライミングバイクという位置づけだったが、今作は登りだけではなく平坦、下り、全てのシチュエーションでプロライダーを支えるオールラウンドバイクとして開発された。
もちろん軽量性が失われたわけではなく、フレーム単体重量はリムブレーキ版よりも30g軽量な750gを実現。一方でディスクブレーキ化やケーブル内装などの影響もありフロントフォークは30g増量しているが、フレームセットではリムブレーキ版と同等の軽量性を獲得しており、そこに空力性能が付加された形だ。更に、ビアンキが誇る振動除去テクノロジー「カウンターヴェイル」による優れた快適性もあいまって全方位で活躍できる性能を身に着けている。
空力性能を向上させるべく、風が当たるフロントセクションを中心にインテグレーテッドデザインへ進化しているが、全体的なフォルムとしてはSpecialissimaらしいクラシカルな見た目は維持されている。エアロダイナミクスを求める上では必須となったケーブルフル内装化はOltre XR4と同様にFSAのACRシステムで実現。内装システムの採用に伴い、フォークとヘッドセットは上下1.5インチ径へとボリュームアップが行われた。なお、フレームにはケーブルルーティング用の開口部が用意されており、機械式変速はこちらを使用する。
加えて、ヘッドチューブからフォークブレード周りはよりシャープなデザインとなり、気流がスムースに後方へと流れるように設計されている。トップチューブはより扁平な形状、シートクランプもフレームに内蔵される臼式とされ、エアロダイナミクスの向上を狙っている。一方、シートポストは振動吸収性に優れた27.2mmの汎用規格を採用する。好みやポジションに応じて幅広い選択肢が用意されているのは、Specialissimaの美点と言えるだろう。
新型Specialissima Discの最大タイヤクリアランスは28Cまで。ロードバイクも30Cを入れられる現代において、割り切った設計からは、Specialissimaをピュアなレースバイクとして開発したというビアンキの意図が汲み取れる。BB規格は86mm幅のプレスフィットBBとなる。
フレームカラーはチェレステと、ユンボ・ヴィスマがツールで使用し注目を集めた通常塗装より80gも軽量なブラック、高級感のあるグリーニッシュブルーという3色が通常ラインアップ。カラーオーダーシステムのタボロッツァにも対応しており、ビアンキのクリエイティブデザイナーが厳選した「シグネチャーコレクション」で彩ることも可能だ。
ラインアップはフレームセット、カンパニョーロ SUPER RECORD EPS、シマノ DURA-ACE DI2、スラム RED eTap AXS、シマノ ULTEGRA DI2、シマノ ULTEGRA 機械式という6種類。サイズは47、50、53、55、57、59、61の7種類だ。価格は下記スペック欄をチェックしてもらいたい。
ビアンキ Specialissima Disc
フレームセット:580,000円(税抜)
CAMPAGNOLO SUPER RECORD EPS:1,580,000円(税抜)
SHIMANO DURA ACE Di2:1,380,000円(税抜)
SRAM RED ETAP AXS:1,400,000円(税抜)
SHIMANO ULTEGRA Di2:980,000円(税抜)
SHIMANO ULTEGRA:730,000円(税抜)
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