2020/09/05(土) - 15:20
ボントレガーから新作サドルが2モデル登場した。男女関係なくロードからMTBまで多用途に使えるパフォーマンスモデルの「Verse」シリーズ、E-BIKEなどで街なかを快適に走りたい人向けの「Fluid」シリーズを紹介しよう。
Verseシリーズ:ロード、グラベル、CX、MTBと多用途に使えるパフォーマンスサドル
ボントレガーで最も多用途に使えるサドルとして開発されたVerseサドル (c)トレック・ジャパン
ボントレガーのサドルラインアップで最も多用途なモデルとして開発された「Verse」シリーズ。ロード、グラベル、シクロクロス、MTBなど幅広い用途で、スピードと快適性を両立したいというライダーの要求に応えるべく生み出されたサドルである。長さは270mmと標準的なサイズながら、135/145/155/165mmと4種類もの幅を揃えており、性別に関係なく自身に最適なものを選びやすいユニセックスな設計となっていることも特徴だ。
デザインとして注目すべきは中央に空けられた大口のカットアウト。座面中央に大きくホールを設けることで着座時の圧迫感を軽減し、長時間のライドでもストレスのないよう設計されている。また、ノーズが下向きにカーブしており、深い前傾ポジションでもペダリングがしやすいよう工夫されている。
中央に大きく空けられたカットアウトによってあらゆるシーンでの快適性を追求している (c)トレック・ジャパン
別売りのBlendrマウントパーツを使用することでリアライトを装備可能 (c)トレック・ジャパン
オン/オフロード問わず高いパフォーマンスを発揮しつつ快適なライドが楽しめるよう、男女両方のアスリートでテストを行い形状を煮詰めていったという。レールに関してもクランプ部分を長めにとることで前後の調整幅を広げており、バイクの種類に関係なく自身にフィットしたポジションに調整が可能となっているはずだ。
レールの素材別に3つのグレードを用意。カーボンレールのVerse Pro、チタンよりも軽量なオーステナイトレールのVerse Elite、エントリーモデルとなるスチールレールのVerse Compというラインアップだ。Verse Proのみベースにカーボン強化シェルを使用し、剛性や軽量性、振動吸収性を高めている。対して、Verse Elite&Compは快適性を高めるフォームパッドを追加している。
前下がりになったノーズが深い前傾ポジションでのペダリングのしやすさに貢献している (c)トレック・ジャパン
いずれもボントレガーのマウントシステム「Blendr」に対応しており、別売りのマウントパーツを使うことでスマートにリアライトを装備することもできる。Verse Proが22,400円(税抜)、Verse Eliteが13,600円(税抜)、Verse Compが8,300円(税抜)だ。
Verseシリーズ:ロード、グラベル、CX、MTBと多用途に使えるパフォーマンスサドル
![ボントレガーで最も多用途に使えるサドルとして開発されたVerseサドル](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bt20verseelitedr2888.jpg)
ボントレガーのサドルラインアップで最も多用途なモデルとして開発された「Verse」シリーズ。ロード、グラベル、シクロクロス、MTBなど幅広い用途で、スピードと快適性を両立したいというライダーの要求に応えるべく生み出されたサドルである。長さは270mmと標準的なサイズながら、135/145/155/165mmと4種類もの幅を揃えており、性別に関係なく自身に最適なものを選びやすいユニセックスな設計となっていることも特徴だ。
デザインとして注目すべきは中央に空けられた大口のカットアウト。座面中央に大きくホールを設けることで着座時の圧迫感を軽減し、長時間のライドでもストレスのないよう設計されている。また、ノーズが下向きにカーブしており、深い前傾ポジションでもペダリングがしやすいよう工夫されている。
![中央に大きく空けられたカットアウトによってあらゆるシーンでの快適性を追求している](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bt20verseprodr2855.jpg)
![別売りのBlendrマウントパーツを使用することでリアライトを装備可能](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bt20verseprodr2845.jpg)
オン/オフロード問わず高いパフォーマンスを発揮しつつ快適なライドが楽しめるよう、男女両方のアスリートでテストを行い形状を煮詰めていったという。レールに関してもクランプ部分を長めにとることで前後の調整幅を広げており、バイクの種類に関係なく自身にフィットしたポジションに調整が可能となっているはずだ。
レールの素材別に3つのグレードを用意。カーボンレールのVerse Pro、チタンよりも軽量なオーステナイトレールのVerse Elite、エントリーモデルとなるスチールレールのVerse Compというラインアップだ。Verse Proのみベースにカーボン強化シェルを使用し、剛性や軽量性、振動吸収性を高めている。対して、Verse Elite&Compは快適性を高めるフォームパッドを追加している。
![前下がりになったノーズが深い前傾ポジションでのペダリングのしやすさに貢献している](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bontragerverseprosaddle32224aalt1.jpg)
いずれもボントレガーのマウントシステム「Blendr」に対応しており、別売りのマウントパーツを使うことでスマートにリアライトを装備することもできる。Verse Proが22,400円(税抜)、Verse Eliteが13,600円(税抜)、Verse Compが8,300円(税抜)だ。
ボントレガー Verseサドル
Verse Pro | Verse Elite | Verse Comp | |
---|---|---|---|
長さ | 270mm | 270mm | 270mm |
幅 | 135/145/155/165mm | 135/145/155/165mm | 135/145/155/165mm |
レール | カーボンファイバー | オーステナイト | スチール |
重量 | 184g(135mm) | 234g(135mm) | 304g(135mm) |
税抜価格 | 22,400円 | 13,600円 | 8,300円 |
Fluidシリーズ:E-コミューターバイクにマッチする快適性重視のサドル
![座面にかかる圧力を効率的に分散させるFluid Motionテクノロジーを採用したFluidサドル](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bt20launchfluidsaddlesdigitalassets14.jpg)
特許取得の最新テクノロジーであるFluid Motion(フルードモーション)を採用した完全新作の「Fluid」シリーズ。サイクリング用のパッド付きショーツを履くまで至らない、気軽なサイクリングでも快適な乗り心地を実現できるよう開発されたモデルである。街なかの移動の足として、もしくはちょっとしたフィットネスを楽しむクロスバイクやE-コミューターバイクなどに向けた製品となっている。
一般的なゲル素材を用いたコンフォートサドルと比べて、Fluid素材はペダリングの動きに沿って自由に動くことで、荷重を効率的に分散しストレスのない快適な座り心地を演出。圧力マッピングテストによると、Fluid素材によって座面にかかる最大圧力を平均20%も軽減したといい、数値で見ても確実な快適性向上を果たしている。
![ボントレガー Commuter Fluidサドル](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bontragercommuterfluid23403bprimary.jpg)
![ボントレガー Boulevard Fluidサドル](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bontragerboulevardfluid23594bprimary.jpg)
![クロスバイクなどフィットネスライドに最適な高い快適性を実現している](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bontragercommuterfluid23403aalt1.jpg)
![より厚手のパッドとすることでコンフォートな乗り方に合ったクッション性を獲得している](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bontragerboulevardfluid23594aalt1.jpg)
厚手のパッドも高いクッション性をもたらすとともに、サドル中央にホールを設けることで着座時の圧迫感も軽減。フィットネスライドを楽しむ人向けのCommuter Fluidと、よりサドルに体重を預けるコンフォートな姿勢に合わせたBoulevard Fluidという2モデル展開だ。Blendrアクセサリーマウントも付属するため、スマートにリアライトを装備することもできる。
Commuter Fluidは165/185mmの2サイズで、価格は7,900円(税抜)。Boulevard Fluidはさらに幅広な205/225mmの2サイズで、価格は8,900円(税抜)だ。
![リアライトをスマートに装備できるBlendrマウントが付属してくる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/04/bt20launchfluidsaddlesdigitalassets13.jpg)
ボントレガー Fluidサドル
Commuter Fluid | Boulevard Fluid | |
---|---|---|
長さ | 270mm | 280mm |
幅 | 165/185mm | 205/225mm |
レール | スチール | スチール |
重量 | 467g(165mm) | 578g(205mm) |
税抜価格 | 7,900円 | 8,900円 |
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