2019/01/08(火) - 15:29
独創的なタイヤを多数ラインアップし、昨今のアドベンチャーライドカテゴリを牽引するWTBから、定番トレイルタイヤ「TrailBoss」の限定カラーと「Vigilante」のプラスサイズが新登場。組み合わせるのにぴったりなエンデューロ向けアルミリムKOM Toughシリーズと共に紹介しよう。
WTB TrailBoss:限定のTanWallカラーが追加
多くのタイヤをラインアップするWTBの中でも、定番のMTBタイヤがこの「TrailBoss」。クロスカントリーからオールマウンテン、エンデューロまで、登って下るトレイルライドで活躍するバーサタイルモデルとして、人気を集めてきた。
長らくラインアップされてきた定番モデルであったが、近年のリムのワイド化に対応するため昨シーズンにアップデートが施され、エアボリュームを増した2.4インチモデルが登場。よりノブの間隔を広めつつ、ノブ自体も大きくすることで、ウェットな路面でも十分なトラクションを稼ぐパターンを採用した。サイドノブもより高く、外側に張り出す設計となっている。コーナーリング時のグリップも大幅に向上し、よりアグレッシブなライドでも破綻することのない安定感を生み出している。
センターノブ、サイドノブ、そしてトレッドベースにそれぞれ硬さの異なる3種類のコンパウンドを使用することで最適なグリップ力と耐久性を発揮する”トライテックコンパウンド”を採用。TrailBossは転がり抵抗を重視したFast Rollingコンパウンドを使用しており、リアホイールへ装着されることが多いモデルでもある。High Gripコンパウンドを採用するVigilanteをフロントに組み合わせると、あらゆる路面状況に対応できるオールラウンドなタイヤセットとなるはずだ。
60TPI/1プライのLight weightケーシングにはスラッシュガードと呼ばれるプロテクションシステムが採用される。サイドウォール全周にナイロンのレイヤーを挟むことでサイドカットに対する耐久性を大幅に向上させている。今回限定製品として入荷するのは、サイドウォールがトラディショナルなスキンサイドとなった”TanWall”カラー。スタイルにこだわるトレイルライダーは見逃せない1本となりそうだ。入荷予定は1月末。価格は27.5インチが8,000円、29インチが8,200円(ともに税抜)となる。
WTB TrailBoss TanWall
サイズ:27.5×2.4、29×2.4
ケーシング:Light
コンパウンド:Fast Rolling
重量:1,071g(27.5×2.4)、1,196g(29×2.4)
税抜価格:8,000円(27.5×2.4)、8,200円(29×2.4)
WTB Vigilante:2.8インチの27.5+サイズが追加、よりアグレッシブなライドやE-MTBに対応
先述したTrailBossの相方ともいえるのがWTBのベストセラータイヤ「Vigilante」。こちらもTrailBoss同様に、昨年アップデートが施されたモデルとなる。アップデートの基本的なコンセプトもTrailBossと同じく、ノブをより高くし間隔を広げることで、より深く路面へコンタクトするグリップ力を手に入れた。ノブに施されたサイピングも新設計となり、安定感のあるトラクションへと貢献する。
トライテックコンパウンドやスラッシュガードといったテクノロジーもTrailBossと共通。Vigilanteにはよりソフトな素材を使用するHigh Gripコンパウンドが用いられており、より踏ん張りが効くグリップ性能が与えられている。転がり抵抗よりも、グリップ性能が重視されるフロントタイヤとして信頼を寄せるライダーが多いモデルだ。
そんなVigilanteに2.8インチのプラスサイズが加わった。新設計のパターンと大きな接地面積によって、これまでよりも更にアグレッシブなライドを支えてくれる。また、車重がかさみ、エアボリュームがもとめられるE-MTBにもぴったりの一本でもある。価格は8,800円(税抜)。
WTB Vigilante 2.8
サイズ:27.5×2.8
ケーシング:Light
コンパウンド:High Grip
重量:1,126g
税抜価格:8,800円
WTB KOM Tough:TCS2.0対応のエンデューロ向け高強度リムが新登場
独自のチューブレスシステム”TCS”を昨年アップデートし、”TCS2.0”として発表したWTB。リム中央にリムフラップのような”リムストリップ”を装着することで、より薄いチューブレステープ”FlexTape”を使用できることによる作業性の向上、バルブホールからテープが避けることやニップルの飛び出しの防止など、様々なメリットを持ったシステムだ。
そのTCS2.0に対応するリムに新たな仲間が加わった。これまでシクロクロスやグラベルロード、クロスカントリ―にぴったりな軽量モデルとしてKOM Light i23が国内で展開されてきたが、より高強度で耐久性に優れるKOM Toughシリーズも国内展開が始まる。
A6069アルミを素材とするスリーブジョイントのダブルウォールリムというところはKOM Lightと共通のスペック。一方で、KOM Toughはリム内部に2本の強化リブが入る”デュアルビーム”テクノロジーが採用される。トラスのような構造をとることで、より高い強度を実現しエンデューロやダウンヒルなどハードなライドにも対応するヘビーデューティーなシリーズだ。
今回展開が始まるのは、リム内幅29mmの”KOM Tough i29”とリム内幅35mmの”KOM Tough i35”の27.5インチと29インチモデル。ホール数は32ホールとなっている。価格はそれぞれ11,800円(税抜)。
WTB KOM Tough i29
リム径:27.5”、29”
内幅:29mm
ホール数:32
仕様:TCS2.0
重量:490g(27.5”)、567g(29”)
税抜価格:11,800円
WTB KOM Tough i35
リム径:27.5”、29”
内幅:35mm
ホール数:32
仕様:TCS2.0
重量:522g(27.5”)、615g(29”)
税抜価格:11,800円
WTB TrailBoss:限定のTanWallカラーが追加
多くのタイヤをラインアップするWTBの中でも、定番のMTBタイヤがこの「TrailBoss」。クロスカントリーからオールマウンテン、エンデューロまで、登って下るトレイルライドで活躍するバーサタイルモデルとして、人気を集めてきた。
長らくラインアップされてきた定番モデルであったが、近年のリムのワイド化に対応するため昨シーズンにアップデートが施され、エアボリュームを増した2.4インチモデルが登場。よりノブの間隔を広めつつ、ノブ自体も大きくすることで、ウェットな路面でも十分なトラクションを稼ぐパターンを採用した。サイドノブもより高く、外側に張り出す設計となっている。コーナーリング時のグリップも大幅に向上し、よりアグレッシブなライドでも破綻することのない安定感を生み出している。
センターノブ、サイドノブ、そしてトレッドベースにそれぞれ硬さの異なる3種類のコンパウンドを使用することで最適なグリップ力と耐久性を発揮する”トライテックコンパウンド”を採用。TrailBossは転がり抵抗を重視したFast Rollingコンパウンドを使用しており、リアホイールへ装着されることが多いモデルでもある。High Gripコンパウンドを採用するVigilanteをフロントに組み合わせると、あらゆる路面状況に対応できるオールラウンドなタイヤセットとなるはずだ。
60TPI/1プライのLight weightケーシングにはスラッシュガードと呼ばれるプロテクションシステムが採用される。サイドウォール全周にナイロンのレイヤーを挟むことでサイドカットに対する耐久性を大幅に向上させている。今回限定製品として入荷するのは、サイドウォールがトラディショナルなスキンサイドとなった”TanWall”カラー。スタイルにこだわるトレイルライダーは見逃せない1本となりそうだ。入荷予定は1月末。価格は27.5インチが8,000円、29インチが8,200円(ともに税抜)となる。
WTB TrailBoss TanWall
サイズ:27.5×2.4、29×2.4
ケーシング:Light
コンパウンド:Fast Rolling
重量:1,071g(27.5×2.4)、1,196g(29×2.4)
税抜価格:8,000円(27.5×2.4)、8,200円(29×2.4)
WTB Vigilante:2.8インチの27.5+サイズが追加、よりアグレッシブなライドやE-MTBに対応
先述したTrailBossの相方ともいえるのがWTBのベストセラータイヤ「Vigilante」。こちらもTrailBoss同様に、昨年アップデートが施されたモデルとなる。アップデートの基本的なコンセプトもTrailBossと同じく、ノブをより高くし間隔を広げることで、より深く路面へコンタクトするグリップ力を手に入れた。ノブに施されたサイピングも新設計となり、安定感のあるトラクションへと貢献する。
トライテックコンパウンドやスラッシュガードといったテクノロジーもTrailBossと共通。Vigilanteにはよりソフトな素材を使用するHigh Gripコンパウンドが用いられており、より踏ん張りが効くグリップ性能が与えられている。転がり抵抗よりも、グリップ性能が重視されるフロントタイヤとして信頼を寄せるライダーが多いモデルだ。
そんなVigilanteに2.8インチのプラスサイズが加わった。新設計のパターンと大きな接地面積によって、これまでよりも更にアグレッシブなライドを支えてくれる。また、車重がかさみ、エアボリュームがもとめられるE-MTBにもぴったりの一本でもある。価格は8,800円(税抜)。
WTB Vigilante 2.8
サイズ:27.5×2.8
ケーシング:Light
コンパウンド:High Grip
重量:1,126g
税抜価格:8,800円
WTB KOM Tough:TCS2.0対応のエンデューロ向け高強度リムが新登場
独自のチューブレスシステム”TCS”を昨年アップデートし、”TCS2.0”として発表したWTB。リム中央にリムフラップのような”リムストリップ”を装着することで、より薄いチューブレステープ”FlexTape”を使用できることによる作業性の向上、バルブホールからテープが避けることやニップルの飛び出しの防止など、様々なメリットを持ったシステムだ。
そのTCS2.0に対応するリムに新たな仲間が加わった。これまでシクロクロスやグラベルロード、クロスカントリ―にぴったりな軽量モデルとしてKOM Light i23が国内で展開されてきたが、より高強度で耐久性に優れるKOM Toughシリーズも国内展開が始まる。
A6069アルミを素材とするスリーブジョイントのダブルウォールリムというところはKOM Lightと共通のスペック。一方で、KOM Toughはリム内部に2本の強化リブが入る”デュアルビーム”テクノロジーが採用される。トラスのような構造をとることで、より高い強度を実現しエンデューロやダウンヒルなどハードなライドにも対応するヘビーデューティーなシリーズだ。
今回展開が始まるのは、リム内幅29mmの”KOM Tough i29”とリム内幅35mmの”KOM Tough i35”の27.5インチと29インチモデル。ホール数は32ホールとなっている。価格はそれぞれ11,800円(税抜)。
WTB KOM Tough i29
リム径:27.5”、29”
内幅:29mm
ホール数:32
仕様:TCS2.0
重量:490g(27.5”)、567g(29”)
税抜価格:11,800円
WTB KOM Tough i35
リム径:27.5”、29”
内幅:35mm
ホール数:32
仕様:TCS2.0
重量:522g(27.5”)、615g(29”)
税抜価格:11,800円