スペシャライズドが、コットンケーシングを採用した決戦用チューブレスレディタイヤ「Cotton TLR」を発売。320TPIのコットン×ポリエステルハイブリッドケーシングと新製法によって、しなやかな路面追従性と低い転がり抵抗、空気保持力を両立したハイエンドタイヤだ。



スペシャライズド Cotton TLR (c)スペシャライズド

スペシャライズドが2012年に開発したTurbo Cotton Clincherによるトニ・マルティンの世界選手権TTでの金メダル獲得以来、スペシャライズドの決戦用ラインアップの中核にコットンケーシングタイヤは位置し続けた。

今回登場したCotton TLRは、そのコットンタイヤの系譜にチューブレステクノロジーを本格的に統合した最新モデルだ。ケーシングは320TPIのハイブリッド構造で、ポリエステルのコアが高速域での剛性と耐久性を担い、コットン繊維が路面からの微細な入力を吸収する。舗装から伝わる細かな振動が減衰され、スピードの維持しやすさを手に入れている。

2種類のコンパウンドを中央部とサイドに使い分けている (c)スペシャライズド

製造面では、従来の手作業によるトレッド貼り付けからバルカナイズ製法へと移行。手作業のしなやかさを残しながら接着強度と転がり抵抗の一貫性を高めた。定量的な評価では従来製法よりも合計2ワットの抵抗削減に成功している。

コンパウンドにはGripton T2/T5のデュアル構成を採用。センターに配置されたT2は転がり抵抗を抑え、ショルダーのT5はコーナリング時のグリップを確保する。直進とコーナリングを分けて設計することで、高速域での総合的なパフォーマンスを追求している。

サイズ展開は28C(280g)、30C(290g)、32C(320g)の3種類。現在のプロレースで主流となっている28Cと30Cはファストライドで活躍してくれるだろう、そして32Cはロングライドをカバー。価格は14,850円(税込)だ。

レムコ・エヴェネプールも使用するハイエンドタイヤだ (c)スペシャライズド



スペシャライズド Cotton TLR
用途:ロードレース・ロードライド
ケーシング:320TPI コットン×ポリエステルハイブリッド
コンパウンド:Gripton T2(センター)/ T5(ショルダー)
対応:チューブレスレディ
サイズ・参考重量:700x28c(280g)、700x30c(290g)、700x32c(320g)
価格:14,850円(税込)