2018/01/28(日) - 17:07
サントス・ツアー・ダウンアンダーを走ったプロバイクを紹介するシリーズ第5弾。FDJとモビスター、クイックステップフロアーズのバイクを紹介します。
FDJ / ラピエール エアコードSL
平坦ステージが多いダウンアンダーでFDJはボリューム感あるエアロフレームが特徴のラピエール・エアコードSLを多用した。チームがラピエールに乗るのは実に16年目。フレームカラーはフランス国旗ならびにチームカラーの三色。エアロロードのエアコードSLの他に、総合系選手にはゼリウスSLも用意された。
コンポーネントはシマノのデュラエースR9150Di2のフルセット。FDJは現在UCIワールドツアーの中で6チームあるシマノパワーメーター使用チームの1つだ。ホイールやステム、ハンドル、シートポスト、ペダル、バーテープはシマノもしくはPROで統一されている。2017年までチームスカイにだけ供給されていた1mm刻みのステムを使用する。多くの選手が上部が扁平したPROのバイブエアロハンドルバーを使った。
モビスター / キャニオン アルティメットCF SLX
爽やかな水色にチームカラーを変更したモビスター。使用するキャニオンのアルティメットCF SLXとエアロードCF SLXも水色と紺色のグラデーションが入ったデザインに変更され、昨年までの黄緑色は姿を消して白色が差し色として入る。市販の完成車にはステム一体型ハンドルが付属するが、シーズン初戦ということもありまだオーソドックスなステムとハンドルを使用する選手が多い。バーテープは水色のリザードスキンズ。
コンポーネントはカンパニョーロ・スーパーレコードEPSで、インターフェイスは脱着が容易なマジックテープでステムに取り付けられる。水色の入ったパワー2マックス搭載クランクを使用。ホイールは今年もカンパニョーロ・ボーラウルトラ50をメインに使用する。ペダルはルックでサドルはフィジーク、タイヤは、コンチネンタル、コンピューターはガーミン。
クイックステップフロアーズ / スペシャライズドS-WORKSヴェンジViAS
主にスペシャライズドのS-WORKSヴェンジViASとターマックSL6を乗り分けるクイックステップフロアーズは、ディスクブレーキ投入に積極的なチームの一つ。第3ステージで勝利したエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)は写真のディスクブレーキ版ヴェンジViASとノーマルブレーキ版のヴェンジViAS、ターマックSL6に乗った。シマノのデュラエースR9150(R9170)Di2で組み上げられ、ホイールはロヴァールのCLX64。
ボーラ・ハンスグローエと同様に4iiii(フォーアイ)に類似しているスペシャライズドのパワーメーターを使用。写真のバイクにはヴェンジViASの専用エアロステムとS-WORKSのエアロフライ(400mm幅)が装着されているが、チームとしてはステムとハンドルをFSAからPROに変更。これにより、スパカズのバーテープとタックスのボトルケージを覗いてほぼスペシャライズドとシマノの製品で完結している。タイヤやサドルはS-WORKS。身長178cm/サドル高735mmのヴィヴィアーニはサイズ54のフレーム(トップチューブ547mm)に130mmステム。
なお、第6ステージでディスクブレーキバイクに乗ったミカエル・モルコフ(デンマーク)がパンクした際、バイク交換ではなくホイール交換を実施。メカニックがモータースポーツのピット作業のごとくインパクトドライバーを使ってスルーアクスルを素早く脱着したものの、もちろん通常よりも復帰に長い時間がかかっていた。
text&photo:Kei Tsuji
FDJ / ラピエール エアコードSL
平坦ステージが多いダウンアンダーでFDJはボリューム感あるエアロフレームが特徴のラピエール・エアコードSLを多用した。チームがラピエールに乗るのは実に16年目。フレームカラーはフランス国旗ならびにチームカラーの三色。エアロロードのエアコードSLの他に、総合系選手にはゼリウスSLも用意された。
コンポーネントはシマノのデュラエースR9150Di2のフルセット。FDJは現在UCIワールドツアーの中で6チームあるシマノパワーメーター使用チームの1つだ。ホイールやステム、ハンドル、シートポスト、ペダル、バーテープはシマノもしくはPROで統一されている。2017年までチームスカイにだけ供給されていた1mm刻みのステムを使用する。多くの選手が上部が扁平したPROのバイブエアロハンドルバーを使った。
モビスター / キャニオン アルティメットCF SLX
爽やかな水色にチームカラーを変更したモビスター。使用するキャニオンのアルティメットCF SLXとエアロードCF SLXも水色と紺色のグラデーションが入ったデザインに変更され、昨年までの黄緑色は姿を消して白色が差し色として入る。市販の完成車にはステム一体型ハンドルが付属するが、シーズン初戦ということもありまだオーソドックスなステムとハンドルを使用する選手が多い。バーテープは水色のリザードスキンズ。
コンポーネントはカンパニョーロ・スーパーレコードEPSで、インターフェイスは脱着が容易なマジックテープでステムに取り付けられる。水色の入ったパワー2マックス搭載クランクを使用。ホイールは今年もカンパニョーロ・ボーラウルトラ50をメインに使用する。ペダルはルックでサドルはフィジーク、タイヤは、コンチネンタル、コンピューターはガーミン。
クイックステップフロアーズ / スペシャライズドS-WORKSヴェンジViAS
主にスペシャライズドのS-WORKSヴェンジViASとターマックSL6を乗り分けるクイックステップフロアーズは、ディスクブレーキ投入に積極的なチームの一つ。第3ステージで勝利したエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)は写真のディスクブレーキ版ヴェンジViASとノーマルブレーキ版のヴェンジViAS、ターマックSL6に乗った。シマノのデュラエースR9150(R9170)Di2で組み上げられ、ホイールはロヴァールのCLX64。
ボーラ・ハンスグローエと同様に4iiii(フォーアイ)に類似しているスペシャライズドのパワーメーターを使用。写真のバイクにはヴェンジViASの専用エアロステムとS-WORKSのエアロフライ(400mm幅)が装着されているが、チームとしてはステムとハンドルをFSAからPROに変更。これにより、スパカズのバーテープとタックスのボトルケージを覗いてほぼスペシャライズドとシマノの製品で完結している。タイヤやサドルはS-WORKS。身長178cm/サドル高735mmのヴィヴィアーニはサイズ54のフレーム(トップチューブ547mm)に130mmステム。
なお、第6ステージでディスクブレーキバイクに乗ったミカエル・モルコフ(デンマーク)がパンクした際、バイク交換ではなくホイール交換を実施。メカニックがモータースポーツのピット作業のごとくインパクトドライバーを使ってスルーアクスルを素早く脱着したものの、もちろん通常よりも復帰に長い時間がかかっていた。
text&photo:Kei Tsuji
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