2016/03/26(土) - 06:27
メカトラに苦しんだカンチェラーラや、メンバーを揃えるエティックス・クイックステップを振り切って、新旧の世界チャンピオンがスプリント。一騎打ちでペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)を下したミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ)がE3ハーレルベーケ制覇を果たした。
ロンド・ファン・フラーンデレンの9日前、ヘント〜ウェベルヘムの2日前というタイミングで開催されるE3ハーレルベーケ。ベルギー国内における今シーズン最初のUCIワールドツアーレースであり、クラシック本戦の前哨戦としての意味合いが強い。当然、歴代の優勝者リストには一流クラシックレーサーの名前が並ぶ。
初開催は1958年で、今年で開催59回目。かつてはE3プライス・フラーンデレンと呼ばれていたが、2011年に現在の名称に変更された。2012年からUCIワールドツアーレースとして開催されている。E3は60年代に建設されたアントワープとフランスを結ぶ主要高速道路の名称(現在のA14)だ。
なお、同じフランドル地方で開催されるオンループ・ヘット・ニュースブラッドやドワーズ・ドール・フラーンデレン、ヘント〜ウェヴェルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレン、シュヘルデプライス、ブラバンツペイルは共通の主催者「フランドルクラシックス」によってオーガナイズされているが、このE3ハーレルベーケは別主催者だ。
その名の通りウェストフランデレン州に位置するハーレルベーケを発着する206.4kmには、合計15カ所の急坂が詰め込まれている。その中には石畳に覆われたパテルベルグ(700m/最大20%)やオウデクワレモント(2200m/最大11%)といった定番の登りも。
ティレーノ〜アドリアティコで総合優勝を飾り、直前のドワーズ・ドール・フラーンデレンでもアクティブな動きを見せていたグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)は胃腸の不調により欠場。また、ディフェンディングチャンピオンのゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)も出場せず。トーマスは昨年表彰台に登ったヘント〜ウェヴェルヘムも欠場予定だ。過去に2度トップ10フィニッシュしているロンド・ファン・フラーンデレンに向けて、トーマスはE3ハーレルベーケと同日開催のボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ第5ステージのスタートを見送っている。
レース前半はワウテル・ウィッパート(オランダ、キャノンデール)やベルト・デバッカー(ベルギー、ジャイアント・アルペシン)ら8名が最大6分リードでエスケープする展開。メイン集団ではエティックス・クイックステップやトレック・セガフレードが先頭に陣取り、レース後半にかけてタイム差を急速に詰めていく。
残り73kmに位置するターインベルグ(650m/最大18%)でレースは動く。ミラノ〜サンレモ3位のユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ソウダル)のアタックによって10名の精鋭グループが形成。トム・ボーネン(ベルギー、エティックス・クイックステップ)やゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)、セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)、ラース・ボーム(オランダ、アスタナ)、そしてファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレック・セガフレード)という「北のクラシック」の主役たちがメイン集団から飛び出して先行を開始する。
しかし、2010年、2011年、2013年の優勝者カンチェラーラはメカトラによってこの精鋭グループから脱落する。バイクを放り投げ、腕を組んでチームカーの到着を待ったカンチェラーラは約2分後にようやくレースに復帰。そこから決死の追走劇を繰り広げた。
やがて先頭の逃げグループをキャッチした精鋭グループからスティバルがパンクで脱落した一方で、ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)やミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ)を含む約20名の追走グループが追いつく。その30秒後方にカンチェラーラやアレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)を含むメイン集団という展開で、最大の難所とも言える残り42km地点のパテルベルグへ。
このパテルベルグ(700m/最大20%)とオウデクワレモント(2200m/最大11%)の連続登坂でメイン集団を抜け出したカンチェラーラとスティバルは、続く平坦区間でヤスパー・ストゥイフェン(ベルギー、トレック・セガフレード)、ジャンピエール・ドラッカー(ルクセンブルク、BMCレーシング)、ドリス・デヴェナインス(ベルギー、IAMサイクリング)とともに先頭集団に追いつく。すると、この役者が揃った先頭集団から、続くカルネメルクベークストラート(1530m/最大7.3%)で2014年の優勝者サガンとクヴィアトコウスキーがアタックを成功させた。
フィニッシュまで30kmを残して先行を開始したサガンとクヴィアトコウスキーが協力して追走グループを突き放す。メンバー4名(ボーネン、トレンティン、スティバル、テルプストラ)を揃えるエティックス・クイックステップが合計13名の追走グループを牽引するもタイム差は40秒まで拡大。
先頭サガンとクヴィアトコウスキーは35秒リードで残り10kmサインを駆け抜け、そのリードを30秒に保ったまま残り5km。牽制によって残り2kmでタイム差は一気に10秒まで縮まったが、逃げ切るには十分なタイム差だった。
アルカンシェルを着るサガンを先頭に最終ストレートに差し掛かる。両者飛び出すタイミングを伺いながら進み、残り250mでクヴィアトコウスキーが一気にジャンプ。腰を上げて反応したサガンをクヴィアトコウスキーがロングスプリントで突き放す。その差は埋まらず、最終的に4秒差でクヴィアトコウスキーが先着した。
2014年の世界チャンピオンが、2015年の世界チャンピオンを破った。大会連覇を果たしたチームスカイは、集団スプリントで先頭をとったイアン・スタナード(イギリス)を3位に送り込むことに成功している。
「モチベーション高くレースに挑み、全力を尽くした。今日は脚がよく回ったので勝利を狙う以外に選択肢はなかった。常にイアン・スタナードが傍でアシストしてくれたし、最後はペーター・サガンとともに良いレースを披露できたと思う。瞬発力で劣る自分が勝つためにはロングスプリント以外に方法はなかった。スプリントを開始してからは後ろを振り向くことなく踏み続けたよ」と、昨年のアムステルゴールドレース以来となる久々の勝利をつかんだクヴィアトコウスキーは語る。
「今シーズンは何度も惜しいところで勝利を逃していた(2位が2回、3位が1回)。だから何としても勝利を手にしたいと思っていたし、それを伝統あるクラシックで果たすことができて特別な気持ち。今日はチームメイト全員が自分のために走ってくれた。最初はペーターのペースに苦しんだけど、必ず勝てると自分に言い聞かせ、徐々にリズムを取り戻した。世界チャンピオンを打ち負かすのは簡単なことじゃない。最後まで協力してくれた彼にはとても感謝している」とチームメイトとライバルを讃えた。
今シーズン6回目の2位を経験したサガンは「自らアタックして良い展開に持ち込めていたものの、最後はエネルギー切れだった。そして単純に彼(クヴィアトコウスキー)が自分よりも強かった。落車せずに先頭でレースを展開できたことには満足している。カンチェラーラが集団に復帰したタイミングで、集団を破壊するためにアタックした。通常ならスプリントで勝つのは自分だけど、今日のようなサバイバルレースでは常識が通用しない。残り2kmで後方に集団が迫ったので積極的に前を引いた結果、スプリントできる脚力が残っていなかった」とコメント。アルカンシェルでの勝利はまだやってこない。
メカトラによって一時は大きく遅れながらも、ポポヴィッチとイリサール、ラスト、デヴォルデル、ファンポッペル、ストゥイフェンの力を借りて集団に復帰し、4位に入ったカンチェラーラは「どうしてメカトラが起こったのか分からない。誰かと接触したのかも知れないけど、チェーンが落ちて、ディレイラーが壊れたんだ。チームカーの到着までかなり長い時間待たなければならなかったし、そこでレースが終わったと思った。レースの先頭にいたのに、いきなり2分遅れになったことに怒りを覚えたよ。でもまだレースは終わっていないと自分に言い聞かせた」と振り返る。「クヴィアトコウスキーとサガンがアタックした時、自分も反応したけど、何かが足りなかった。そこでレースが決まった。チーム一丸となって戦い抜き、一時は諦めかけたレースで4位に入ったことには満足している。勝利を狙っていたから結果は残念だけど、パフォーマンスと展開自体は良かった」。
2日後の3月27日にはヘント〜ウェベルヘムが開催。この日フランドルの石畳坂でバトルを繰り広げた選手たちが再び顔をそろえる。
選手コメントは各チーム公式サイトより。
E3ハーレルベーケ2016結果
1位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ) 4h49’34”
2位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ) +04”
3位 イアン・スタナード(イギリス、チームスカイ) +11”
4位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレック・セガフレード)
5位 ヤスパー・ストゥイフェン(ベルギー、トレック・セガフレード)
6位 ラース・ボーム(オランダ、アスタナ)
7位 ティエシー・ベノート(ベルギー、ロット・ソウダル)
8位 セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)
9位 ジャンピエール・ドラッカー(ルクセンブルク、BMCレーシング)
10位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele
ロンド・ファン・フラーンデレンの9日前、ヘント〜ウェベルヘムの2日前というタイミングで開催されるE3ハーレルベーケ。ベルギー国内における今シーズン最初のUCIワールドツアーレースであり、クラシック本戦の前哨戦としての意味合いが強い。当然、歴代の優勝者リストには一流クラシックレーサーの名前が並ぶ。
初開催は1958年で、今年で開催59回目。かつてはE3プライス・フラーンデレンと呼ばれていたが、2011年に現在の名称に変更された。2012年からUCIワールドツアーレースとして開催されている。E3は60年代に建設されたアントワープとフランスを結ぶ主要高速道路の名称(現在のA14)だ。
なお、同じフランドル地方で開催されるオンループ・ヘット・ニュースブラッドやドワーズ・ドール・フラーンデレン、ヘント〜ウェヴェルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレン、シュヘルデプライス、ブラバンツペイルは共通の主催者「フランドルクラシックス」によってオーガナイズされているが、このE3ハーレルベーケは別主催者だ。
その名の通りウェストフランデレン州に位置するハーレルベーケを発着する206.4kmには、合計15カ所の急坂が詰め込まれている。その中には石畳に覆われたパテルベルグ(700m/最大20%)やオウデクワレモント(2200m/最大11%)といった定番の登りも。
ティレーノ〜アドリアティコで総合優勝を飾り、直前のドワーズ・ドール・フラーンデレンでもアクティブな動きを見せていたグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)は胃腸の不調により欠場。また、ディフェンディングチャンピオンのゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)も出場せず。トーマスは昨年表彰台に登ったヘント〜ウェヴェルヘムも欠場予定だ。過去に2度トップ10フィニッシュしているロンド・ファン・フラーンデレンに向けて、トーマスはE3ハーレルベーケと同日開催のボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ第5ステージのスタートを見送っている。
レース前半はワウテル・ウィッパート(オランダ、キャノンデール)やベルト・デバッカー(ベルギー、ジャイアント・アルペシン)ら8名が最大6分リードでエスケープする展開。メイン集団ではエティックス・クイックステップやトレック・セガフレードが先頭に陣取り、レース後半にかけてタイム差を急速に詰めていく。
残り73kmに位置するターインベルグ(650m/最大18%)でレースは動く。ミラノ〜サンレモ3位のユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ソウダル)のアタックによって10名の精鋭グループが形成。トム・ボーネン(ベルギー、エティックス・クイックステップ)やゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)、セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)、ラース・ボーム(オランダ、アスタナ)、そしてファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレック・セガフレード)という「北のクラシック」の主役たちがメイン集団から飛び出して先行を開始する。
しかし、2010年、2011年、2013年の優勝者カンチェラーラはメカトラによってこの精鋭グループから脱落する。バイクを放り投げ、腕を組んでチームカーの到着を待ったカンチェラーラは約2分後にようやくレースに復帰。そこから決死の追走劇を繰り広げた。
やがて先頭の逃げグループをキャッチした精鋭グループからスティバルがパンクで脱落した一方で、ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)やミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ)を含む約20名の追走グループが追いつく。その30秒後方にカンチェラーラやアレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)を含むメイン集団という展開で、最大の難所とも言える残り42km地点のパテルベルグへ。
このパテルベルグ(700m/最大20%)とオウデクワレモント(2200m/最大11%)の連続登坂でメイン集団を抜け出したカンチェラーラとスティバルは、続く平坦区間でヤスパー・ストゥイフェン(ベルギー、トレック・セガフレード)、ジャンピエール・ドラッカー(ルクセンブルク、BMCレーシング)、ドリス・デヴェナインス(ベルギー、IAMサイクリング)とともに先頭集団に追いつく。すると、この役者が揃った先頭集団から、続くカルネメルクベークストラート(1530m/最大7.3%)で2014年の優勝者サガンとクヴィアトコウスキーがアタックを成功させた。
フィニッシュまで30kmを残して先行を開始したサガンとクヴィアトコウスキーが協力して追走グループを突き放す。メンバー4名(ボーネン、トレンティン、スティバル、テルプストラ)を揃えるエティックス・クイックステップが合計13名の追走グループを牽引するもタイム差は40秒まで拡大。
先頭サガンとクヴィアトコウスキーは35秒リードで残り10kmサインを駆け抜け、そのリードを30秒に保ったまま残り5km。牽制によって残り2kmでタイム差は一気に10秒まで縮まったが、逃げ切るには十分なタイム差だった。
アルカンシェルを着るサガンを先頭に最終ストレートに差し掛かる。両者飛び出すタイミングを伺いながら進み、残り250mでクヴィアトコウスキーが一気にジャンプ。腰を上げて反応したサガンをクヴィアトコウスキーがロングスプリントで突き放す。その差は埋まらず、最終的に4秒差でクヴィアトコウスキーが先着した。
2014年の世界チャンピオンが、2015年の世界チャンピオンを破った。大会連覇を果たしたチームスカイは、集団スプリントで先頭をとったイアン・スタナード(イギリス)を3位に送り込むことに成功している。
「モチベーション高くレースに挑み、全力を尽くした。今日は脚がよく回ったので勝利を狙う以外に選択肢はなかった。常にイアン・スタナードが傍でアシストしてくれたし、最後はペーター・サガンとともに良いレースを披露できたと思う。瞬発力で劣る自分が勝つためにはロングスプリント以外に方法はなかった。スプリントを開始してからは後ろを振り向くことなく踏み続けたよ」と、昨年のアムステルゴールドレース以来となる久々の勝利をつかんだクヴィアトコウスキーは語る。
「今シーズンは何度も惜しいところで勝利を逃していた(2位が2回、3位が1回)。だから何としても勝利を手にしたいと思っていたし、それを伝統あるクラシックで果たすことができて特別な気持ち。今日はチームメイト全員が自分のために走ってくれた。最初はペーターのペースに苦しんだけど、必ず勝てると自分に言い聞かせ、徐々にリズムを取り戻した。世界チャンピオンを打ち負かすのは簡単なことじゃない。最後まで協力してくれた彼にはとても感謝している」とチームメイトとライバルを讃えた。
今シーズン6回目の2位を経験したサガンは「自らアタックして良い展開に持ち込めていたものの、最後はエネルギー切れだった。そして単純に彼(クヴィアトコウスキー)が自分よりも強かった。落車せずに先頭でレースを展開できたことには満足している。カンチェラーラが集団に復帰したタイミングで、集団を破壊するためにアタックした。通常ならスプリントで勝つのは自分だけど、今日のようなサバイバルレースでは常識が通用しない。残り2kmで後方に集団が迫ったので積極的に前を引いた結果、スプリントできる脚力が残っていなかった」とコメント。アルカンシェルでの勝利はまだやってこない。
メカトラによって一時は大きく遅れながらも、ポポヴィッチとイリサール、ラスト、デヴォルデル、ファンポッペル、ストゥイフェンの力を借りて集団に復帰し、4位に入ったカンチェラーラは「どうしてメカトラが起こったのか分からない。誰かと接触したのかも知れないけど、チェーンが落ちて、ディレイラーが壊れたんだ。チームカーの到着までかなり長い時間待たなければならなかったし、そこでレースが終わったと思った。レースの先頭にいたのに、いきなり2分遅れになったことに怒りを覚えたよ。でもまだレースは終わっていないと自分に言い聞かせた」と振り返る。「クヴィアトコウスキーとサガンがアタックした時、自分も反応したけど、何かが足りなかった。そこでレースが決まった。チーム一丸となって戦い抜き、一時は諦めかけたレースで4位に入ったことには満足している。勝利を狙っていたから結果は残念だけど、パフォーマンスと展開自体は良かった」。
2日後の3月27日にはヘント〜ウェベルヘムが開催。この日フランドルの石畳坂でバトルを繰り広げた選手たちが再び顔をそろえる。
選手コメントは各チーム公式サイトより。
E3ハーレルベーケ2016結果
1位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ) 4h49’34”
2位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ) +04”
3位 イアン・スタナード(イギリス、チームスカイ) +11”
4位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレック・セガフレード)
5位 ヤスパー・ストゥイフェン(ベルギー、トレック・セガフレード)
6位 ラース・ボーム(オランダ、アスタナ)
7位 ティエシー・ベノート(ベルギー、ロット・ソウダル)
8位 セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)
9位 ジャンピエール・ドラッカー(ルクセンブルク、BMCレーシング)
10位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele
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