前回覇者デミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)が優勝候補に挙がる、本日開催のストラーデビアンケ・ドンネ。50kmから33kmまで減った未舗装路がどうレースに影響するのか、フェランプレヴォやファンデルブレッヘンら有力勢と共にチェックしよう。

白い砂埃を舞いながら進むプロトン photo:CorVos
今年で12回目を迎えるストラーデビアンケ・ドンネは、イタリア中部トスカーナ州の丘陵地帯を駆けていくワンデーレース。コースの総距離は昨年から3km短くなった133kmで、全13セクターあった未舗装路区間は11セクターに減少。その総距離は50.3kmから約33kmに減り、特にレース前半の難易度が大きく下がった。
それでも、最後はサンタカテリーナ通りの石畳坂を登り、大観衆の待つカンポ広場へとフィニッシュするコース後半のレイアウトは健在。男子同様、勝負を決めるアタックはよりコース後半から終盤に集中し、場合によってはフィニッシュ手前まで戦いが続くことも期待される。

ストラーデビアンケ・ドンネ2026 コースプロフィール image:RCS Media group
昨年、レースに動きがあったのは最高難易度である5つ星の「サン・マルティーノ・イン・グラニア(距離9.4km)」。ここから集団の人数が絞られ、最終セクター「レ・トルフェ(1.1km)」でも勝負は決まらず、サンタカテリーナ通りで飛び出したデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)が自身2度目の勝利を手に入れた。
欧州王者フォレリングが優勢の事前予想

連覇狙うデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) photo:CorVos
優勝候補筆頭はもちろんそのフォレリングだろう。29歳のヨーロッパ王者は2月の今季初戦、コムニタ・バレンシアナで区間2勝と総合優勝に輝く好スタートを切ると、春のクラシック初戦となったオムロープ・ニュースブラットで初制覇。独走に持ち込むことはできなかったものの、石畳坂であるミュール・カペルミュールで見せたアタックはライバルたちを退け、欧州王者ジャージにふさわしい強さを見せつけた。
またエリーズ・シャベイ(スイス)やオムロープ5位のドイツ王者フランシスカ・コッホなど、経験と実力のあるチームメイトが揃うこともフォレリングの強み。そのため大会連覇を有力視する声が大勢を占めている。
好調ニエウィアドマやツール・ファム覇者フェランプレヴォに注目

ロングスパートで最終コーナーを逃げるポリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
そのフォレリングにミュール・カペルミュールで食らいつき、スプリント勝負まで持ち込んだのがカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)。抜群の安定感で掴んだ2024年ツール・ド・フランス・ファムの総合優勝は記憶に新しく、フォレリングをスプリントで退けた2024年ラ・フレーシュ・ワロンヌ・フェミニーヌの再現はあるか。
未舗装路でのテクニックならば、ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)の右に出る者はいない。ロードレースへの本格復帰を果たした2025年はパリ〜ルーベ・ファムを制覇し、ツール・ファムで総合優勝とこれ以上ない成績を残した34歳。昨年は3位で表彰台に上がっており、コースや勝負所は経験済み。初優勝しても誰も驚かない。
コペッキーとファンデルブレッヘンはどう戦うか?

昨年2位だったアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:CorVos
2022年、24年の優勝者で前世界王者のロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)は2年ぶりの出場。2025年は不調が続き、今大会もそのコンディション次第だが、2018年覇者でチームメイトのアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)のアシストに回る可能性もある。なぜならファンデルブレッヘンは昨年も自ら積極的に仕掛け、フォレリングとサンタカテリーナ通りまで争ったから。そろそろ完全復活と呼べる結果が欲しいところだ。
優勝した2017年を含め、過去5度の表彰式に上がっているエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)は、UAEツアー・ウィメンで総合優勝と好調。若手ではシクロクロッサーでもあるプック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック)やニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、リドル・トレック)などもレース展開に関わってくるだろう。

今年で12回目を迎えるストラーデビアンケ・ドンネは、イタリア中部トスカーナ州の丘陵地帯を駆けていくワンデーレース。コースの総距離は昨年から3km短くなった133kmで、全13セクターあった未舗装路区間は11セクターに減少。その総距離は50.3kmから約33kmに減り、特にレース前半の難易度が大きく下がった。
それでも、最後はサンタカテリーナ通りの石畳坂を登り、大観衆の待つカンポ広場へとフィニッシュするコース後半のレイアウトは健在。男子同様、勝負を決めるアタックはよりコース後半から終盤に集中し、場合によってはフィニッシュ手前まで戦いが続くことも期待される。

昨年、レースに動きがあったのは最高難易度である5つ星の「サン・マルティーノ・イン・グラニア(距離9.4km)」。ここから集団の人数が絞られ、最終セクター「レ・トルフェ(1.1km)」でも勝負は決まらず、サンタカテリーナ通りで飛び出したデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)が自身2度目の勝利を手に入れた。
欧州王者フォレリングが優勢の事前予想

優勝候補筆頭はもちろんそのフォレリングだろう。29歳のヨーロッパ王者は2月の今季初戦、コムニタ・バレンシアナで区間2勝と総合優勝に輝く好スタートを切ると、春のクラシック初戦となったオムロープ・ニュースブラットで初制覇。独走に持ち込むことはできなかったものの、石畳坂であるミュール・カペルミュールで見せたアタックはライバルたちを退け、欧州王者ジャージにふさわしい強さを見せつけた。
またエリーズ・シャベイ(スイス)やオムロープ5位のドイツ王者フランシスカ・コッホなど、経験と実力のあるチームメイトが揃うこともフォレリングの強み。そのため大会連覇を有力視する声が大勢を占めている。
好調ニエウィアドマやツール・ファム覇者フェランプレヴォに注目

そのフォレリングにミュール・カペルミュールで食らいつき、スプリント勝負まで持ち込んだのがカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)。抜群の安定感で掴んだ2024年ツール・ド・フランス・ファムの総合優勝は記憶に新しく、フォレリングをスプリントで退けた2024年ラ・フレーシュ・ワロンヌ・フェミニーヌの再現はあるか。
未舗装路でのテクニックならば、ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)の右に出る者はいない。ロードレースへの本格復帰を果たした2025年はパリ〜ルーベ・ファムを制覇し、ツール・ファムで総合優勝とこれ以上ない成績を残した34歳。昨年は3位で表彰台に上がっており、コースや勝負所は経験済み。初優勝しても誰も驚かない。
コペッキーとファンデルブレッヘンはどう戦うか?

2022年、24年の優勝者で前世界王者のロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)は2年ぶりの出場。2025年は不調が続き、今大会もそのコンディション次第だが、2018年覇者でチームメイトのアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)のアシストに回る可能性もある。なぜならファンデルブレッヘンは昨年も自ら積極的に仕掛け、フォレリングとサンタカテリーナ通りまで争ったから。そろそろ完全復活と呼べる結果が欲しいところだ。
優勝した2017年を含め、過去5度の表彰式に上がっているエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)は、UAEツアー・ウィメンで総合優勝と好調。若手ではシクロクロッサーでもあるプック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック)やニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、リドル・トレック)などもレース展開に関わってくるだろう。
ストラーデビアンケ・ドンネ歴代優勝者
| 2025年 | デミ・フォレリング(オランダ) |
| 2024年 | ロッテ・コペッキー(ベルギー) |
| 2023年 | デミ・フォレリング(オランダ) |
| 2022年 | ロッテ・コペッキー(ベルギー) |
| 2021年 | シャンタル・ブラーク(オランダ) |
| 2020年 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ) |
| 2019年 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ) |
| 2018年 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ) |
| 2017年 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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