2016/03/10(木) - 11:13
22.7kmの平坦コースで行われたティレーノ〜アドリアティコ第1ステージのチームタイムトライアルで同種目世界チャンピオンのBMCレーシングが平均スピード56.947km/hで駆け抜けてステージ優勝。先頭でフィニッシュしたダニエル・オス(イタリア)がリーダージャージを得た。
パリ〜ニースから3日遅れてイタリアでティレーノ〜アドリアティコが開幕。その名の通りティレニア海をスタートする同大会の初日はリード・ディ・カマイオーレを舞台にした22.7kmのチームタイムトライアルだ。パリ〜ニースが降雪に見舞われた一方で、ティレーノ初日は晴れ&気温18度というコンディション。
真っ平らなコースで繰り広げられた各チーム8名による高速バトル。トラック世界選手権のオムニアムで2年連続世界チャンピオンに輝いたばかりのフェルナンド・ガビリア(コロンビア)やトニ・マルティン(ドイツ)を揃えるエティックス・クイックステップが23分57秒の暫定トップタイムを叩き出したが、BMCレーシングがそれを2秒更新するとともにステージ優勝を飾った。BMCレーシングの平均スピードは56.947km/h。
先頭でフィニッシュラインを切り、青いリーダージャージを手にしたダニエル・オス(イタリア)は「大会最初の目標を達成することが出来て素晴らしい気分。BMCレーシングはティージェイ・ヴァンガーデレンをサポートするためのクライマーたちを揃えた素晴らしいメンバー構成で挑んでいる。今日は自分がリーダージャージを着たけど、チームの目標はティージェイの総合優勝。明日はグレッグ・ファンアフェルマート向きのステージなのでこの流れを絶やさず走りたい」と語っている。
総合ライバルたちから早速リードを得たチームリーダーのヴァンガーデレンは「チームの士気向上につながる信じられない勝利だ。完璧なペース配分だったものの、僅差になることは予想していた。チームGMのオショウィッツやチームオーナーのリースの前で勝利したことを嬉しく思う」とコメント。ヴァンガーデレンはヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)から15秒、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)から29秒のリードを得た状態で第2ステージをスタートする。
選手コメントはチーム公式サイトより。
ティレーノ〜アドリアティコ2016第1ステージ結果
1位 BMCレーシング 23’55”
2位 エティックス・クイックステップ +02”
3位 FDJ +09”
4位 ティンコフ +11”
5位 IAMサイクリング +12”
6位 アスタナ +15”
7位 トレック・セガフレード +17”
8位 チームスカイ +21”
9位 オリカ・グリーンエッジ +25”
10位 モビスター +29”
11位 ロットNLユンボ +38”
12位 ロット・ソウダル +46”
13位 AG2Rラモンディアール +50”
14位 カチューシャ +59”
15位 ディメンションデータ +1’03”
16位 CCCスプランディポルコウィチェ +1’04”
17位 ボーラ・アルゴン18 +1’11”
18位 ジャイアント・アルペシン +1’24”
19位 ランプレ・メリダ +1’26”
20位 アンドローニジョカトリ +1’34”
21位 バルディアーニCSF +1’41”
22位 カハルーラル +1’41”
23位 キャノンデール +2’03”
個人総合成績
1位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング) 23’55”
2位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
3位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
4位 テイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシング)
5位 マヌエル・クインツィアート(イタリア、BMCレーシング)
6位 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング)
7位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ) +02”
8位 イヴ・ランパート(ベルギー、エティックス・クイックステップ)
9位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ)
10位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)
ヤングライダー賞
1位 イヴ・ランパート(ベルギー、エティックス・クイックステップ)
チーム総合成績
1位 BMCレーシング
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele
パリ〜ニースから3日遅れてイタリアでティレーノ〜アドリアティコが開幕。その名の通りティレニア海をスタートする同大会の初日はリード・ディ・カマイオーレを舞台にした22.7kmのチームタイムトライアルだ。パリ〜ニースが降雪に見舞われた一方で、ティレーノ初日は晴れ&気温18度というコンディション。
真っ平らなコースで繰り広げられた各チーム8名による高速バトル。トラック世界選手権のオムニアムで2年連続世界チャンピオンに輝いたばかりのフェルナンド・ガビリア(コロンビア)やトニ・マルティン(ドイツ)を揃えるエティックス・クイックステップが23分57秒の暫定トップタイムを叩き出したが、BMCレーシングがそれを2秒更新するとともにステージ優勝を飾った。BMCレーシングの平均スピードは56.947km/h。
先頭でフィニッシュラインを切り、青いリーダージャージを手にしたダニエル・オス(イタリア)は「大会最初の目標を達成することが出来て素晴らしい気分。BMCレーシングはティージェイ・ヴァンガーデレンをサポートするためのクライマーたちを揃えた素晴らしいメンバー構成で挑んでいる。今日は自分がリーダージャージを着たけど、チームの目標はティージェイの総合優勝。明日はグレッグ・ファンアフェルマート向きのステージなのでこの流れを絶やさず走りたい」と語っている。
総合ライバルたちから早速リードを得たチームリーダーのヴァンガーデレンは「チームの士気向上につながる信じられない勝利だ。完璧なペース配分だったものの、僅差になることは予想していた。チームGMのオショウィッツやチームオーナーのリースの前で勝利したことを嬉しく思う」とコメント。ヴァンガーデレンはヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)から15秒、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)から29秒のリードを得た状態で第2ステージをスタートする。
選手コメントはチーム公式サイトより。
ティレーノ〜アドリアティコ2016第1ステージ結果
1位 BMCレーシング 23’55”
2位 エティックス・クイックステップ +02”
3位 FDJ +09”
4位 ティンコフ +11”
5位 IAMサイクリング +12”
6位 アスタナ +15”
7位 トレック・セガフレード +17”
8位 チームスカイ +21”
9位 オリカ・グリーンエッジ +25”
10位 モビスター +29”
11位 ロットNLユンボ +38”
12位 ロット・ソウダル +46”
13位 AG2Rラモンディアール +50”
14位 カチューシャ +59”
15位 ディメンションデータ +1’03”
16位 CCCスプランディポルコウィチェ +1’04”
17位 ボーラ・アルゴン18 +1’11”
18位 ジャイアント・アルペシン +1’24”
19位 ランプレ・メリダ +1’26”
20位 アンドローニジョカトリ +1’34”
21位 バルディアーニCSF +1’41”
22位 カハルーラル +1’41”
23位 キャノンデール +2’03”
個人総合成績
1位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング) 23’55”
2位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
3位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
4位 テイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシング)
5位 マヌエル・クインツィアート(イタリア、BMCレーシング)
6位 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング)
7位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ) +02”
8位 イヴ・ランパート(ベルギー、エティックス・クイックステップ)
9位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ)
10位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)
ヤングライダー賞
1位 イヴ・ランパート(ベルギー、エティックス・クイックステップ)
チーム総合成績
1位 BMCレーシング
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele
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サイクルスポーツ 2016年 05月号
八重洲出版