2014/08/30(土) - 09:45
BMC伝統のオールラウンドレーシングロードバイク、「teammachine SLR」シリーズ。2015年よりプロ選手が愛用するフラッグシップモデル「SLR01」のテクノロジーを受け継いだ末弟分「SLR03」がデビューする。コストパフォーマンスを高め、ビギナーにも買い求めやすいプライスを実現した一台だ。カラーの変わった上位モデルと共に紹介する。
BMC teammachine SLR03
SLR03の最大の特徴は、SLR01、SLR02という上位2機種に使われた「ACEテクノロジー」を踏襲したこと。Accelerated Composites Evolutionの頭文字を取ったこのテクノロジーは、有限要素解析法(FEM)とカーボン製品開発で使用される分析ツールを組み合わせて開発速度を高めたシミュレーションソフトウェアを使った開発プロセスのこと。より短期間で高品質の製品開発を行うことを目指したものである。
SLR03が目指したのはエントリーレベルにふさわしいフレーム剛性を確保しつつ、コストパフォーマンスを向上させること。素材を「iSCカーボン」に見直すことで費用を抑えつつも、SLR02からの重量の増加は最小限に抑えられている。フレーム単体重量は54サイズで1230gと、同クラスとしては必要十分な軽さだ。
SLR01ではケーブルがフレーム内装式となるが、SLR03ではSLR02に準じた外装式となりメンテナンスが行いやすい。対応コンポーネントは機械式のみという設定だ。
販売パッケージとしてはコンポーネント別に3種類の完成車が用意され、グレードはシマノ105とティアグラ、そしてSORA。ハンドル、ステム、シートポストがBMCのオリジナルパーツで、サドルはセラロイヤル シリオだ。SLR03には上位2モデルに設定されていなかった47サイズが追加され、他に51、54、57という計4サイズとなった。身長の低い方にとってはありがたい仕様だ。
グラフィックはBMCレーシングが使用するSLR01を踏襲しており、カラーはコンポーネントごとに異なるバリエーションが用意される。105モデルはBMCレーシングのチームバイクを彷彿させるブラックが採用され、ティアグラモデルは鮮やかなレッド、SORAモデルはホワイトだ。価格もこなれた設定となっており、BMCのアイデンティティをより身近に体感できるバイクに仕上げられている。
BMC teammachine SLR03
フレーム:iSC カーボン、TCC、BB86
フォーク:SLR03 専用、フルカーボン、TCC、1-1/8 - 1-1/2インチ
ハンドル、ステム、シートポスト:BMC
サドル:Selle Royal Sirio
重量:1,230g (サイズ54)
コンポーネント:シマノ105、シマノ ティアグラ、シマノSORA
カラー:ブラック(105)、レッド(ティアグラ)、ホワイト(SORA)
価格:240,000円(税抜、105)、210,000円(税抜、ティアグラ)、185,000円(税抜、SORA)
BMC teammachine SLR01
カデル・エヴァンスやティージェイ・ヴァンガーデレンなどBMCレーシングの選手から愛用されるフラッグシップモデル、teammachine SLR01。左右比対称のチェーンステーやシートステー、極太のダウンチューブなど、強度・剛性・重量を高い次元でバランシングさせたピュアレーシングモデル(詳しくは南仏でのプレゼンテーションを取材したスペシャルコンテンツへ)である。
2015年モデルではフレームのグラフィックがマイナーチェンジ。トップチューブやフォーク、チェーンステーなどのデザインが変更され、カラーは販売パッケージ毎に異なる。シマノデュラエースDi2完成車とフレームセットはBMCレーシングと同じチームレッド、機械式デュラエース完成車は新色のシャーク(グレー)、機械式アルテグラ完成車も新色のスイスカラー、SRAM RED完成車はホワイトだ。
BMC teammachine SLR01
フレーム:ACE テクノロジー iSC フルカーボン、TCC、BB86
フォーク:SLR01専用、フルカーボン、TCC、TCC、1-1/8 - 1-1/2インチ
ハンドル、ステム:3T
サドル:フィジーク
重量:780g (サイズ54)
コンポーネント:シマノ デュラエースDi2、シマノ 機械式デュラエース、シマノ 機械式アルテグラ、スラムRED
カラー:チームレッド(デュラエースDi2、フレームセット)、シャーク(機械式デュラエース)、ホワイト(スラムRED)、スイス(機械式アルテグラ)
価格:1,200,000円(税抜、デュラエースDi2)、780,000円(税抜、機械式デュラエース)、640,000円(税抜、スラムRED)、520,000円(税抜、アルテグラ)、430,000円(税抜、フレームセット)
BMC teammachine SLR02
teammachine SLR02はカーボン素材をSLR01と同等のグレードとしながらレイアップの見直しを図り、高い剛性を維持しつつも大幅なコストダウンを達成したミドルグレード。シートポストはSLR01が台形に近い”D”型断面の専用品を採用するのに対し、このSLR02では27.2mmの通常タイプとしていることが外観上大きな変更点だ。登場時のインプレッションはこちらよりご確認頂きたい。
2015年モデルでは販売パッケージが変更され、シマノ デュラエース、アルテグラ(いずれも機械式)、105という3種類のラインナップとなった。また、SLR01と同様にフレームデザインのマイナーチェンジが施されている。カラーはデュラエースがシルバー、アルテグラはレッド、105がホワイトだ。
BMC teammachine SLR02
フレーム:ACE iSC カーボン、アルミエンド、TCC、BB86
フォーク:SLR02専用、フルカーボン、TCC、1-1/8 - 1-1/2インチ
ハンドル、ステム:BMC製
サドル:フィジーク
重量:970g (サイズ54)
コンポーネント:シマノ デュラエース、シマノ アルテグラ、シマノ105
カラー:シルバー(デュラエース)、レッド(アルテグラ)、ホワイト(105)
価格:500,000円(税抜、デュラエース)、400,000円(税抜、アルテグラ)、290,000円(税抜、105)
BMC teammachine SLR03
SLR03の最大の特徴は、SLR01、SLR02という上位2機種に使われた「ACEテクノロジー」を踏襲したこと。Accelerated Composites Evolutionの頭文字を取ったこのテクノロジーは、有限要素解析法(FEM)とカーボン製品開発で使用される分析ツールを組み合わせて開発速度を高めたシミュレーションソフトウェアを使った開発プロセスのこと。より短期間で高品質の製品開発を行うことを目指したものである。
SLR03が目指したのはエントリーレベルにふさわしいフレーム剛性を確保しつつ、コストパフォーマンスを向上させること。素材を「iSCカーボン」に見直すことで費用を抑えつつも、SLR02からの重量の増加は最小限に抑えられている。フレーム単体重量は54サイズで1230gと、同クラスとしては必要十分な軽さだ。
SLR01ではケーブルがフレーム内装式となるが、SLR03ではSLR02に準じた外装式となりメンテナンスが行いやすい。対応コンポーネントは機械式のみという設定だ。
販売パッケージとしてはコンポーネント別に3種類の完成車が用意され、グレードはシマノ105とティアグラ、そしてSORA。ハンドル、ステム、シートポストがBMCのオリジナルパーツで、サドルはセラロイヤル シリオだ。SLR03には上位2モデルに設定されていなかった47サイズが追加され、他に51、54、57という計4サイズとなった。身長の低い方にとってはありがたい仕様だ。
グラフィックはBMCレーシングが使用するSLR01を踏襲しており、カラーはコンポーネントごとに異なるバリエーションが用意される。105モデルはBMCレーシングのチームバイクを彷彿させるブラックが採用され、ティアグラモデルは鮮やかなレッド、SORAモデルはホワイトだ。価格もこなれた設定となっており、BMCのアイデンティティをより身近に体感できるバイクに仕上げられている。
BMC teammachine SLR03
フレーム:iSC カーボン、TCC、BB86
フォーク:SLR03 専用、フルカーボン、TCC、1-1/8 - 1-1/2インチ
ハンドル、ステム、シートポスト:BMC
サドル:Selle Royal Sirio
重量:1,230g (サイズ54)
コンポーネント:シマノ105、シマノ ティアグラ、シマノSORA
カラー:ブラック(105)、レッド(ティアグラ)、ホワイト(SORA)
価格:240,000円(税抜、105)、210,000円(税抜、ティアグラ)、185,000円(税抜、SORA)
BMC teammachine SLR01
カデル・エヴァンスやティージェイ・ヴァンガーデレンなどBMCレーシングの選手から愛用されるフラッグシップモデル、teammachine SLR01。左右比対称のチェーンステーやシートステー、極太のダウンチューブなど、強度・剛性・重量を高い次元でバランシングさせたピュアレーシングモデル(詳しくは南仏でのプレゼンテーションを取材したスペシャルコンテンツへ)である。
2015年モデルではフレームのグラフィックがマイナーチェンジ。トップチューブやフォーク、チェーンステーなどのデザインが変更され、カラーは販売パッケージ毎に異なる。シマノデュラエースDi2完成車とフレームセットはBMCレーシングと同じチームレッド、機械式デュラエース完成車は新色のシャーク(グレー)、機械式アルテグラ完成車も新色のスイスカラー、SRAM RED完成車はホワイトだ。
BMC teammachine SLR01
フレーム:ACE テクノロジー iSC フルカーボン、TCC、BB86
フォーク:SLR01専用、フルカーボン、TCC、TCC、1-1/8 - 1-1/2インチ
ハンドル、ステム:3T
サドル:フィジーク
重量:780g (サイズ54)
コンポーネント:シマノ デュラエースDi2、シマノ 機械式デュラエース、シマノ 機械式アルテグラ、スラムRED
カラー:チームレッド(デュラエースDi2、フレームセット)、シャーク(機械式デュラエース)、ホワイト(スラムRED)、スイス(機械式アルテグラ)
価格:1,200,000円(税抜、デュラエースDi2)、780,000円(税抜、機械式デュラエース)、640,000円(税抜、スラムRED)、520,000円(税抜、アルテグラ)、430,000円(税抜、フレームセット)
BMC teammachine SLR02
teammachine SLR02はカーボン素材をSLR01と同等のグレードとしながらレイアップの見直しを図り、高い剛性を維持しつつも大幅なコストダウンを達成したミドルグレード。シートポストはSLR01が台形に近い”D”型断面の専用品を採用するのに対し、このSLR02では27.2mmの通常タイプとしていることが外観上大きな変更点だ。登場時のインプレッションはこちらよりご確認頂きたい。
2015年モデルでは販売パッケージが変更され、シマノ デュラエース、アルテグラ(いずれも機械式)、105という3種類のラインナップとなった。また、SLR01と同様にフレームデザインのマイナーチェンジが施されている。カラーはデュラエースがシルバー、アルテグラはレッド、105がホワイトだ。
BMC teammachine SLR02
フレーム:ACE iSC カーボン、アルミエンド、TCC、BB86
フォーク:SLR02専用、フルカーボン、TCC、1-1/8 - 1-1/2インチ
ハンドル、ステム:BMC製
サドル:フィジーク
重量:970g (サイズ54)
コンポーネント:シマノ デュラエース、シマノ アルテグラ、シマノ105
カラー:シルバー(デュラエース)、レッド(アルテグラ)、ホワイト(105)
価格:500,000円(税抜、デュラエース)、400,000円(税抜、アルテグラ)、290,000円(税抜、105)
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