2014/01/05(日) - 12:04
スイスが誇るハイテクバイクブランド、BMC。今回のインプレッションでは、これまでに世界選手権やツール・ド・フランスなど、幾多の栄光を勝ち取ってきたSLRの最新ミドルグレードモデル「teammachine SLR02」にフォーカスし、その性能を検証していく。
まず今回のテストバイクであるteammachine SLR02について語る前に、ベースとなるフラッグシップモデル、teammachine SLR01について解説せねばならないだろう。BMCが誇るSLR01は、幾多のモデルチェンジを経ながらBMCレーシングチームをはじめとするトップチームに供給され、フィリップ・ジルベール(ベルギー)によるアルカンシエル獲得や、カデル・エヴァンス(オーストラリア)によるマイヨジョーヌ獲得を支えた栄光のピュアレーシングバイクだ。
SLR01は2013年にモデルチェンジが施され、外見はほぼそのままながら前モデルと比較して130g・14%もの軽量化や、BB周辺の横剛性を10%向上、バイク全体で25%の剛性強化、そして10%の縦方向への衝撃吸収性向上など、完全に次世代のニューモデルとして変貌を遂げた。そして、その進化を支えたキーフィーチャーが、新たな開発ソフトウェア「Accelerated Composites Evolution」、通称「ACEテクノロジー」だ。
有限要素解析法(FEM)とカーボン製品開発で使用される分析ツールを組み合わせ、飛躍的に開発速度を高めたシミュレーションソフト「ACE」は、BMCとスイス最大の大学がパートナーシップを組み開発されたもの。これにより短期間のうちに計34,000通りのフレームデザインを研究し、プログラム上でのテストを完了した。SLR01は、そうした先端技術を駆使した末に誕生した「現代技術の結晶」と言うべき車体なのである。
今回のテストバイクであるSLR02は、極太のダウンチューブ〜BB周辺の造形や、二股に分かれたトップチューブ後端、そして非常にコンパクトなリアトライアングルなど、SLR01の基本設計はほぼそのままに大幅なコストダウンを図ったセカンドモデル。ロープライスを実現した理由は、カーボンレイアップを大きく見直したことに拠るものだ。
上位機種のトップダウンとだけ聞けば、単にカーボンのグレードを落とし生産コストを下げたものというマイナス印象を受けるかもしれないが、このSLR02では綿密な設計に基づいたデチューンが行われている。SLR02が2013年モデルのSLR01(モデルチェンジ前)に対し、およそ40%以上の剛性重量比向上を果たしていることはそれを証明するに十分な事実であろう。
トップレーサーやトップアマチュアを対象としたSLR01に対して、6870系アルテグラDi2完成車で490,000円(税抜)という値札を付けるSLR02はホビーレーサーやサンデーライダーをターゲットとしたバイクだ。
そうしたユーザーが永く愛用できるよう前後のエンドは堅牢なアルミ製に置き換えられ、SLR01で採用されていた専用ピラーは27.2mm径の汎用シートポストに。更にフル内装式だったケーブル類は全て外出し(電動コンポーネントの場合は内装)とされ、およそ100g強の重量増と引き換えに、確実な信頼性やメンテナンス性の向上を見たのである。
SLR02には6870系アルテグラDi2、6800系アルテグラ、そして105とアッセンブルするコンポーネント別に3種類の販売パッケージを擁しており、今回の6800系アルテグラ完成車のプライスはジャスト400,000円(税別)。ホイールは同RS-11、ハンドルやステムは3T製品で統一されるなど、BMCレーシングチームが使用するプロバイク同様のブランド構成に仕上げられている。
綿密な計算の下に生まれたSLR01の血統を引くバリューモデル、teammachine SLR02。その実力とは果たしていかがなものであろうか。早速テストライダー両氏によるインプレッションをお届けする。
ーインプレッション
「万人受けする、オールマイティな高品質レーシングバイク」新保光起(Sprint)
非常に基本性能が高く、コンフォートモデルを凌駕するような乗り心地の良さを持っているバイクです。ガチガチなレーシングバイクではありませんが、セカンドモデルとは言えないほどにレベルが高く、軽快な走りが味わえますね。
リアバックの三角形の小ささから硬い乗り味を想像していましたが、踏んだ感じはしっとりしていて、硬くなく柔らかくもない絶妙な味付けです。ダウンチューブも同じく非常に大口径であるものの硬過ぎには感じませんでした。更に適切な剛性を備えたチェーンステーも組み合わさることでフレーム全体のバランス感に秀でていますね。大出力で踏むとたわみが出ますが、どんな場面でも軽快に走ることのできる軽やかさが魅力です。
決して軽量バイクではないものの、ペダリングがしやすいことで前に進む感覚が強い。最初の一踏みこそソフトですが、それ以降は気持ちの良いフィーリングで進んでくれました。基本性能が十分に高いので、万人受けするロードレーサーと言って良いでしょう。
先端に向かうにつれて細くなるフォークや扁平したシートステー、フレームの肉抜き部分が振動吸収性に役立っていて、コンフォートバイクを凌駕するような乗り心地を生み出しているのだと感じました。
リアセンターの長さが短めに設定されていることから、ハンドリングはニュートラルでクセがありません。フロントフォークのクラウン部分がしっかりと硬く作りこまれているので、アンダーステアが出づらく扱いやすいですね。
完成車パッケージでアルテグラが組まれていますが、デュラエースパッケージがあっても全く不思議ではない性能を秘めています。上位モデルであるSLR01と比較して、このバイクはワイヤーが外装となっていますが、よほどトッププロで無い限りこちらの方が整備性の面で良いでしょう。電動コンポーネントにすればケーブルは内蔵となりますが、フレームとの不釣り合いは全く生まれませんね。。
レース目的としてみた場合、国内最上位カテゴリーであるJPTレースでも十分に活躍ができるはずです。と言いつつも乗りやすさが際立つフレームですから、ホビーレースやロングライドにも向く、非常に使い勝手の広いバイクですね。軽やかな走りが特徴ですから、ホイールが多少重たくとも問題は無いはず。ディープリムのホイールをセットしてあげれば、より伸びやかさに磨きがかかるでしょう。
総括して、非常にバランスが良く、懐が深い。脚力を補ってくれる走りがありますから、パワーの無い方や女性にも向いているでしょう。だれが乗ってもハズレの無いバイクでした。
「安定感と軽快感を両立し、ギア比に関わらずバイクが前に進む」鈴木祐一(Rise Ride)
安定した軽快感を実現できており、非常に良いバイク。思わず欲しいと思うほどでした。負荷の高低に関わらず安定感と軽快感が両立されており、とても巡航性能が高いバイクですね。ギアの重い軽い関係無しにペダルが良く回り、とてもスムーズな印象を受けます。特にダンシングした際の軽快さは印象的でしたね。
非常に太いダウンチューブはしっかりとパワーを受け止めてくれるため、高いワット数で踏み込んでも変なしなりやたわみを感じません。そのため重いギアで踏み込むパワー系の走りでも十分問題ないでしょう。
軽快というと安定感が希薄でヒラヒラしているイメージですが、SLR02に関しては安定性も高い次元で両立されていると感じました。意識せずとも狙ったラインを通ることができますし、ハイスピードの下りでも自転車は安定して前に進んでくれます。
コントロールがしやすく、コーナリング時のハンドリングも適切な位置に収まってくれます。素直に挙動であるためコーナリングしやすいですし、とっさの危険回避にも遅れが出ることは無いはずです。
平地の巡航も脚が踏み負けるような剛性が無いことで非常に行いやすい。乗り心地も良好ですから、意識を他のことに向けることができます。仲間とガンガン走るのも良いですが、景色を見て走るにはうってつけでしょう。
先ほども述べたように、特筆すべきは登り性能。非常にスムーズですから。初心者や女性など脚力があまり無い方でも今までよりも楽にヒルクライムが楽しめるはず。BB周りの剛性バランスも良好ですね。
非常に走りそのものが軽いですから、テスト中「あれ?デュラエース装備車だったっけ?」と確認してしまいました。付属のホイールは安価なものではありますが、それを打ち消すだけの性能はあります。購入後はどんどん自分好みの味付けに変えたいですよね。
従来のモデルと比較すると、今回のバイクは進化していると感じました。よりペダリングの軽快感が生みつつも、安定感は引き継いだ形となっているのでしょう。この2つの特徴を高い次元で両立させている所に、興味を惹くようなメーカーの工夫があると思いますね。
相反する軽快感と安定感を高い次元で両立させたこのバイクは、完成車のパッケージで既に充分な能力を発揮できると共に、さらに能力を引き出せる可能性が深いバイクです。負荷が低くても高くても、走りの安定感と軽快感を味わうことができるので、初心者からプロレーサーまでに対応できるよでしょう。値は張りますがこれからロードに乗りたい方、レースに参加したい方など誰にでも安心してオススメできますね。
BMC teammachine SLR02 Ultegra
フレーム:iSC フルカーボン、TCC、BB86 970g (サイズ54)
サイズ:48, 51, 54, 57
フォーク:SLR02専用、フルカーボン、TCC、1 1/8"-1 1/2" 370g
シートピラー:BMC フルカーボン、TCC、350mm x 18mmオフセット, 径27.2mm
コンポーネント:シマノ 6800系アルテグラ
チェーン:KMC X-11L
ハンドル、ステム:3T
サドル:Fi'zi:k Arione R7 Manganese
ホイール:WH-RS11
重 量:7.66kg
価 格:400,000円(税抜き)
インプレライダーのプロフィール
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
新保 光起(Sprint)
1995年に日本舗道レーシングチームよりプロデビュー。以後スミタ・ラバネロ・パールイズミから愛三工業レーシングと渡り歩き、2000年ツール・ド・北海道での山岳賞獲得や2002年ジャパンカップで日本人最高位の7位に入るなど、オールラウンダーとして活躍する。引退後は関東近郊のプロショップにて修行を積み、今年6月、横浜にプロショップ「Sprint(スプリント)」をオープン。普段はMTBでトレイルライドを楽しんでいる。
Sprint
ウエア協力:ビエンメ
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
まず今回のテストバイクであるteammachine SLR02について語る前に、ベースとなるフラッグシップモデル、teammachine SLR01について解説せねばならないだろう。BMCが誇るSLR01は、幾多のモデルチェンジを経ながらBMCレーシングチームをはじめとするトップチームに供給され、フィリップ・ジルベール(ベルギー)によるアルカンシエル獲得や、カデル・エヴァンス(オーストラリア)によるマイヨジョーヌ獲得を支えた栄光のピュアレーシングバイクだ。
SLR01は2013年にモデルチェンジが施され、外見はほぼそのままながら前モデルと比較して130g・14%もの軽量化や、BB周辺の横剛性を10%向上、バイク全体で25%の剛性強化、そして10%の縦方向への衝撃吸収性向上など、完全に次世代のニューモデルとして変貌を遂げた。そして、その進化を支えたキーフィーチャーが、新たな開発ソフトウェア「Accelerated Composites Evolution」、通称「ACEテクノロジー」だ。
有限要素解析法(FEM)とカーボン製品開発で使用される分析ツールを組み合わせ、飛躍的に開発速度を高めたシミュレーションソフト「ACE」は、BMCとスイス最大の大学がパートナーシップを組み開発されたもの。これにより短期間のうちに計34,000通りのフレームデザインを研究し、プログラム上でのテストを完了した。SLR01は、そうした先端技術を駆使した末に誕生した「現代技術の結晶」と言うべき車体なのである。
今回のテストバイクであるSLR02は、極太のダウンチューブ〜BB周辺の造形や、二股に分かれたトップチューブ後端、そして非常にコンパクトなリアトライアングルなど、SLR01の基本設計はほぼそのままに大幅なコストダウンを図ったセカンドモデル。ロープライスを実現した理由は、カーボンレイアップを大きく見直したことに拠るものだ。
上位機種のトップダウンとだけ聞けば、単にカーボンのグレードを落とし生産コストを下げたものというマイナス印象を受けるかもしれないが、このSLR02では綿密な設計に基づいたデチューンが行われている。SLR02が2013年モデルのSLR01(モデルチェンジ前)に対し、およそ40%以上の剛性重量比向上を果たしていることはそれを証明するに十分な事実であろう。
トップレーサーやトップアマチュアを対象としたSLR01に対して、6870系アルテグラDi2完成車で490,000円(税抜)という値札を付けるSLR02はホビーレーサーやサンデーライダーをターゲットとしたバイクだ。
そうしたユーザーが永く愛用できるよう前後のエンドは堅牢なアルミ製に置き換えられ、SLR01で採用されていた専用ピラーは27.2mm径の汎用シートポストに。更にフル内装式だったケーブル類は全て外出し(電動コンポーネントの場合は内装)とされ、およそ100g強の重量増と引き換えに、確実な信頼性やメンテナンス性の向上を見たのである。
SLR02には6870系アルテグラDi2、6800系アルテグラ、そして105とアッセンブルするコンポーネント別に3種類の販売パッケージを擁しており、今回の6800系アルテグラ完成車のプライスはジャスト400,000円(税別)。ホイールは同RS-11、ハンドルやステムは3T製品で統一されるなど、BMCレーシングチームが使用するプロバイク同様のブランド構成に仕上げられている。
綿密な計算の下に生まれたSLR01の血統を引くバリューモデル、teammachine SLR02。その実力とは果たしていかがなものであろうか。早速テストライダー両氏によるインプレッションをお届けする。
ーインプレッション
「万人受けする、オールマイティな高品質レーシングバイク」新保光起(Sprint)
非常に基本性能が高く、コンフォートモデルを凌駕するような乗り心地の良さを持っているバイクです。ガチガチなレーシングバイクではありませんが、セカンドモデルとは言えないほどにレベルが高く、軽快な走りが味わえますね。
リアバックの三角形の小ささから硬い乗り味を想像していましたが、踏んだ感じはしっとりしていて、硬くなく柔らかくもない絶妙な味付けです。ダウンチューブも同じく非常に大口径であるものの硬過ぎには感じませんでした。更に適切な剛性を備えたチェーンステーも組み合わさることでフレーム全体のバランス感に秀でていますね。大出力で踏むとたわみが出ますが、どんな場面でも軽快に走ることのできる軽やかさが魅力です。
決して軽量バイクではないものの、ペダリングがしやすいことで前に進む感覚が強い。最初の一踏みこそソフトですが、それ以降は気持ちの良いフィーリングで進んでくれました。基本性能が十分に高いので、万人受けするロードレーサーと言って良いでしょう。
先端に向かうにつれて細くなるフォークや扁平したシートステー、フレームの肉抜き部分が振動吸収性に役立っていて、コンフォートバイクを凌駕するような乗り心地を生み出しているのだと感じました。
リアセンターの長さが短めに設定されていることから、ハンドリングはニュートラルでクセがありません。フロントフォークのクラウン部分がしっかりと硬く作りこまれているので、アンダーステアが出づらく扱いやすいですね。
完成車パッケージでアルテグラが組まれていますが、デュラエースパッケージがあっても全く不思議ではない性能を秘めています。上位モデルであるSLR01と比較して、このバイクはワイヤーが外装となっていますが、よほどトッププロで無い限りこちらの方が整備性の面で良いでしょう。電動コンポーネントにすればケーブルは内蔵となりますが、フレームとの不釣り合いは全く生まれませんね。。
レース目的としてみた場合、国内最上位カテゴリーであるJPTレースでも十分に活躍ができるはずです。と言いつつも乗りやすさが際立つフレームですから、ホビーレースやロングライドにも向く、非常に使い勝手の広いバイクですね。軽やかな走りが特徴ですから、ホイールが多少重たくとも問題は無いはず。ディープリムのホイールをセットしてあげれば、より伸びやかさに磨きがかかるでしょう。
総括して、非常にバランスが良く、懐が深い。脚力を補ってくれる走りがありますから、パワーの無い方や女性にも向いているでしょう。だれが乗ってもハズレの無いバイクでした。
「安定感と軽快感を両立し、ギア比に関わらずバイクが前に進む」鈴木祐一(Rise Ride)
安定した軽快感を実現できており、非常に良いバイク。思わず欲しいと思うほどでした。負荷の高低に関わらず安定感と軽快感が両立されており、とても巡航性能が高いバイクですね。ギアの重い軽い関係無しにペダルが良く回り、とてもスムーズな印象を受けます。特にダンシングした際の軽快さは印象的でしたね。
非常に太いダウンチューブはしっかりとパワーを受け止めてくれるため、高いワット数で踏み込んでも変なしなりやたわみを感じません。そのため重いギアで踏み込むパワー系の走りでも十分問題ないでしょう。
軽快というと安定感が希薄でヒラヒラしているイメージですが、SLR02に関しては安定性も高い次元で両立されていると感じました。意識せずとも狙ったラインを通ることができますし、ハイスピードの下りでも自転車は安定して前に進んでくれます。
コントロールがしやすく、コーナリング時のハンドリングも適切な位置に収まってくれます。素直に挙動であるためコーナリングしやすいですし、とっさの危険回避にも遅れが出ることは無いはずです。
平地の巡航も脚が踏み負けるような剛性が無いことで非常に行いやすい。乗り心地も良好ですから、意識を他のことに向けることができます。仲間とガンガン走るのも良いですが、景色を見て走るにはうってつけでしょう。
先ほども述べたように、特筆すべきは登り性能。非常にスムーズですから。初心者や女性など脚力があまり無い方でも今までよりも楽にヒルクライムが楽しめるはず。BB周りの剛性バランスも良好ですね。
非常に走りそのものが軽いですから、テスト中「あれ?デュラエース装備車だったっけ?」と確認してしまいました。付属のホイールは安価なものではありますが、それを打ち消すだけの性能はあります。購入後はどんどん自分好みの味付けに変えたいですよね。
従来のモデルと比較すると、今回のバイクは進化していると感じました。よりペダリングの軽快感が生みつつも、安定感は引き継いだ形となっているのでしょう。この2つの特徴を高い次元で両立させている所に、興味を惹くようなメーカーの工夫があると思いますね。
相反する軽快感と安定感を高い次元で両立させたこのバイクは、完成車のパッケージで既に充分な能力を発揮できると共に、さらに能力を引き出せる可能性が深いバイクです。負荷が低くても高くても、走りの安定感と軽快感を味わうことができるので、初心者からプロレーサーまでに対応できるよでしょう。値は張りますがこれからロードに乗りたい方、レースに参加したい方など誰にでも安心してオススメできますね。
BMC teammachine SLR02 Ultegra
フレーム:iSC フルカーボン、TCC、BB86 970g (サイズ54)
サイズ:48, 51, 54, 57
フォーク:SLR02専用、フルカーボン、TCC、1 1/8"-1 1/2" 370g
シートピラー:BMC フルカーボン、TCC、350mm x 18mmオフセット, 径27.2mm
コンポーネント:シマノ 6800系アルテグラ
チェーン:KMC X-11L
ハンドル、ステム:3T
サドル:Fi'zi:k Arione R7 Manganese
ホイール:WH-RS11
重 量:7.66kg
価 格:400,000円(税抜き)
インプレライダーのプロフィール
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
新保 光起(Sprint)
1995年に日本舗道レーシングチームよりプロデビュー。以後スミタ・ラバネロ・パールイズミから愛三工業レーシングと渡り歩き、2000年ツール・ド・北海道での山岳賞獲得や2002年ジャパンカップで日本人最高位の7位に入るなど、オールラウンダーとして活躍する。引退後は関東近郊のプロショップにて修行を積み、今年6月、横浜にプロショップ「Sprint(スプリント)」をオープン。普段はMTBでトレイルライドを楽しんでいる。
Sprint
ウエア協力:ビエンメ
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
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