ヴィーニファンティーニNIPPOに元ヴァカンソレイユのボーレが加入

ランプレ・メリダやヴァカンソレイユ・DCMに所属していたグレガ・ボーレ（スロベニア）がヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザと契約。4月11日のフランスレースから早速ヴィーニファンティーニジャージで走ることが決まった。

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2013年ジロ　駆けつけた娘を抱いて出走サインしたグレガ・ボーレ（スロベニア、ヴァカンソレイユ・DCM） photo:Kei TsujiUCIコンチネンタルチームのヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザのリリースによると、ボーレはメディカルチェックやチーム独自のバイオロジカルパスポート加入手続きを済ませており、4月11〜13日にフランスで開催されるサーキット・デ・アルデンヌでデビューする。

2011年ドーフィネ　ステージ優勝を飾ったグレガ・ボーレ（スロベニア、ランプレ） photo:A.S.O.1985年生まれの28歳ボーレは、2009年アミーカチップスを経て2010年から3年間ランプレに所属。2013年はヴァカンソレイユ・DCMに所属したが、チームの解散によって2014年シーズンの契約を失った状態だった。

登りに強いスプリンターとして知られ、2010年にはクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ（UCIプロツアー）第1ステージで優勝し、ツール・ド・ポローニュ（UCIプロツアー）で総合2位に。2011年はスロベニアのナショナルチャンピオンに輝くとともに、GPウエストフランス・プルエー（UCIワールドツアー）で優勝を果たしている。2013年はツール・ド・ラン第2ステージ優勝、ローママキシマ3位などの成績を残した。

グランツールにも合計6回出場するなど経験は豊富。即戦力としてゴールスプリントで勝利を狙ってくるだろう。

グレガ・ボーレ（スロベニア）コメント
「ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザと契約することができて、本当に嬉しく思っている。ここ数ヶ月はプロ選手として走ることができず、レースを走ることやそこでの勝利を待ち望んでいた。できるだけ早くレースに出たいし、これまでのキャリアで得た経験をもって、チームや新しいチームメイトたちに貢献したい」

宮澤崇史コメント
「ボレがチームに入ると聞いて、まず始めに思い出したことは2009年にアミーカチップスで一緒に走っていた時のことだ。 上れるスプリンターとして私のお手本になる選手で、タフなレースにも強い。 また経験も豊富なため、今後チームのエースとして走ることが多くなるだろう。 自転車レースは複雑な展開のなかで、チームの動きは非常にシンプルなことが多く、勝負を決定付けるうえで彼は非常に強い味方になるだろう。 まず1勝を目標にボレと共に戦っていきたい」

text:Kei Tsuji