2011/11/16(水) - 14:09
みんなでハワイをもっと満喫しよう!そんな欲張り企画が満載なのが、トップツアーによるホノルルセンチュリーライド。豪華ゲストと一緒に大爆笑の後夜祭、さらなる絶景を目指す大会翌日のモーニングライド。これらの模様を続けてご紹介しよう。
今年も無事に終了したホノルルセンチュリーライド。でもお楽しみは大会だけではありません。せっかくこの常夏の地に来たのなら、もっとハワイを楽しんでしまおうという欲張りツアーがこのトップツアー。まずは、数々の面白エピソードが飛び出した後夜祭の模様から紹介していこう。
美味しいディナーとセンチュリーライド談義で大盛り上がり!
大会当日の夜に行なわれたのは、トップツアー恒例の後夜祭パーティー。美味しいホテルのディナーを味わいながら、つい数時間前に終わったばかりセンチュリーライド話しで盛り上がる。われわれシクロワイアードも、さっそく取材してきた写真を披露して皆さんの思い出話しのお手伝い。
会場を巡り、皆さんの美味しそうな、満足そうな笑顔を写真に撮りながら、私も参加者の一人として皆さんと一日の話題でつい話し込んでしまう。仕事とはいえ、今回はかなりの不安があった実走取材。こうして走り終えたいま、自分の足で走ったからこそ味わえる充実感を、勝手ながら皆さんと共有させていただく。
この後夜祭恒例の人気コーナーが、皆さんの大会エピソード披露会。今日一日の出来事を簡単に綴っていただいたアンケートから、特に印象的だった方をピックアップ。直接ご本人からお話を伺った。なんとそこには、われわれ取材班もコース上だけでは知り得なかった、数々の人間ドラマが繰り広げられていた。
それでは常夏のハワイで展開された、リアルなエピソードをご紹介!
司会は絹代さんとトップツアーの橘田さん、もちろん今中大介さんや俳優の鶴見辰吾さんも参加して、センチュリーライド談義や自転車談義、ハワイ談義で大いに盛り上がった。
それでは会場で披露された数々のエピソードの中から、いくつか紹介いたしましょう!
このハワイで1年分!? 川崎勇司さん
「普段この体型を見て自転車にはほど遠い私が100マイル!!ウソー自転車を買ってまだ一年、年間を通じても160キロも走らない私が一日で100マイル。誰もが走れる筈が無いと思っていました。かくいう私も、だがこれが気合いと根性で走りきりました。やりました!ダー!!」気合いと根性で走りきった川崎さん、完走されていかがですか?「いやーきつかったです。景色を見る余裕は無かったですね。」
今中さんも「いやー勇気ありますね。僕なんかは慎重に段階を踏んで、距離を増やして行きますから。」と関心。するとここで、鶴見さんが、爆弾発言。「かく言う今中さんもですねハワイで一年分の洋服を買って帰るそうですから」真意の程は分かりませんが、思わぬ事を暴露され焦る今中さんに一同大爆笑。
来年も勿論参加すると話す川崎 さん、これを機に色々な大会に参加して沢山の美しい景色を楽しんで下さい。
今中さんはカッコ良かった! 柳知弘さん、典子さん、知典くん、親子
「青い空、青い海のハワイで160kmも自転車に乗れてとても幸せでした。右側走行の外国を自転車で走る事に不安がありましたが、前日に経験者の指導をうけながら60km近く走ったので、当日は安心して走行出来ました。」というのは、大分県から参加の柳さん親子。ご両親と中学生の知典くんの3人揃って、見事160kmを完走。
知典くんは「今回嬉しかったのは、あの今中さんに付いて走れた事です。学校を休んで来た甲斐がありました。」憧れの今中さんと一緒に走った感想は「カッコ良かった!」来年も参加したいですか?の質問には「来年は高校があるので・・・」という現実的な答え。最後は憧れの今中さんとガッチリと握手。
劇的な5年後とアンディ・シュレック 斎藤利枝さん、実さん
「5年前の9月、突然の病気の告知で5時間以上に及ぶ大手術となりました。そして5年後の9月、まさかハワイで100マイルを完走出来るなんて・・・・とても嬉しいです。」という感慨深い思いを披露してくれた斎藤さんご夫婦。私も何度か見かけましたが、なぜか奥さまの方が大きい荷物を背負っていました。
「あとは大学生になる娘の夫が、アンディ・シュレックだったら言うことはないわ・・・」もし実現したら、ぜひ取材に呼んでください!
放任主義という愛情 衛藤直子さん
「初めてののハワイ、初めてのバイクでのロングライド。本当に初めて尽くしでしたが苦しい中、快く助けて下さった方々に励まされながら完走する事が出来ました。自転車の素晴らしさを教えてくれた彼とセンチュリーライドに心から感謝しています。そして頑張った私にも♡。」かなりラブラブな2人に見えますが、実は意外な事実が。
絹代さんの「彼はしっかりサポートしてくれましたか?」という質問に「じつは別々に行こうと決めていたので〜」なんと2人は、お互い気を遣わないよう、それぞれのペースで別走行して100マイルを走りきったそう。こういう愛情表現もあったんだと一同感心。「来年は彼と同じペースで走れるようにしたいです。」
嬉しさのあまりカミさんぶっちぎり 春日博行さん 牧子さん
「折り返しステーションの後、カミさんをぶっちって次のエイドステーションで、余裕でカミさんを待っていたらカミさんに置いて行かれた。13:10まで待ったのに・・・・。その後はステーションクローズのプレッシャーとヒリヒリ焼けるように痛むおケツとの戦い始まった。その後、チェーンが外れて半べそ状態のカミさんとなんとか合流。17時15分前になんとか妻とワンツーフィニッシュ出来ました。」なんだか物語のようなエピソードを披露したのは春日さんご夫婦。
ぶっちぎってしまったそのワケは「折り返しのエイドステーションまで来たら嬉しくなって、パワーが漲って嬉しコギしてしまったんです。」それに対して奥様は「・・・。エイドステーションで待っているだろうと思いましたが、私のペースが遅いので、休憩していたらゴールが不安なので先に進みました。」スレ違いのドラマが生まれた春日さん。充実した1日に大満足の様子です。
編集部が出会ったエピソードもご紹介
元全日本チャンピオンが突然救助に訪れた
こちらは途中でパンクに見舞われてしまったトップツアーのお客様。念のため新品のチューブをお渡しして、とりあえず事なきを経たところ。
するとそこに通りかかったのは、かつてオリンピック代表を務め、現在はブリヂストンサイクル株式会社の社員として働く、元プロロードレーサーの飯島誠さん。パンクに見舞われたバイクが“アンカー”だと気がついた途端、真っ先に駆けつけて自ら修理と点検をかって出てくれた。
じつは飯島さん、自社の“アンカーツアー”のお客様を率いていた最中ながら、「アンカーに乗っていただいている方は、全て大切なお客様」ということで、別け隔てなく助けに来てくれたのでした。飯島さんの実直さをよく表すエピソード。でも突然の元全日本チャンプの申し出に、ちょっとビックリのお客さん。
思い出のコースで揃って完走 利水さんご夫婦
ご夫婦で出場され、かなり余裕をもって完走された利水さんご夫婦。昨年このハワイのシーライフパークで結婚式をされたということで、2人にとって思いでのコースだそうです。
初出場ながら、かなり時間的に余裕をもって完走された秘訣は日頃の練習にある。スパルタなご主人に連れられて、毎週のように100km以上を走っているそうです。
1年でも特別なハワイの大会 運野さんと山田さん
なんと7回目の出場というベテランコンビの運野さんと山田さん。この大会が1年のメインの大会として、毎年楽しみにされているそう。すっかり知り尽くした100マイルのコース。ペース配分もバッチリで、今年は15:15くらいに余裕のゴール。さすがです。
早くも練習ででクタクタ 皆川さんご夫婦
「前日のプラクティスライドで早くもクタクタになってました」というのは、皆川さんご夫婦。コルナゴに乗るご主人と、デ・ローザに乗る奥様というイタリアンなご夫婦。一緒に始められて1年くらいでホノルルセンチュリーライド初チャレンジ。50マイルを見事完走された。
ご夫婦で初チャレンジ! 菊地さんご夫婦
じつはセンチュリーライドツアーには何度も一緒に参加しているものの、一緒に大会を走ったのは今回が初めてという菊地さんご夫婦。これまではご主人だけが走って、奥さまの方は前日のバスによる下見走行には参加するものの、大会には参加しないで全く別行動をしていたそうです。
そんな初めてのチャレンジで、なんと75マイルを見事完走!折り返しのエイドから少しだけ進み、青い海に浮かぶヨットハーバーを見て引き返してきたそうです。じつは後夜祭にしっかりと参加するため、あえて無理はしなかったそう。嬉しい限りです。
最後は恒例の豪華プレゼントコーナーも飛び出し、皆さん大満足の後夜祭の夜だった。
走り足りない人には、翌日も朝から絶景コースを用意
大会が終わっても、まだまだ走り足りないという少々欲求不満気味のライダーには、翌日の朝にもうひとつのプログラムが用意された。その名も「モーニングライドツアー」。
ホノルル観光の定番スポット、高台にあるタンタラスの丘まで、バイクで登っていこうというもの。登りを約30分かけて山の上の展望台に到着すれば、そこはダイヤモンドヘッドやホノルルの街、ホノルル空港までが一望できる、絶景スポット。
みんなで清々しい朝の空気を全身に浴びながら、気持ちのよい時間を過ごした。
そして何より、戻ってからの朝ご飯が美味い!
こうしてツアーの最後まで、ホノルルを自転車で満喫できるのが、トップツアーのホノルルセンチュリーライド。ハワイに強いトップツアーだからこそ、充実のプログラムが揃っている。
ホノルルセンチュリーライドは、最長で100マイル(=160km)という立派なロングライドイベントだ。距離だけをみれば、初心者や未経験者にとって、とても過酷なイベントに思えることだろう。じつは取材する私にとってもそうでした。
しかし一旦走り出してみれば、このハワイの絶景や、大会独特のゆるやかな雰囲気に後押しされて、とても心地よく距離を稼ぐことができる。そして地元の皆さんの自然なホスピタリティも心地よく、いつの間にやら走りきってしまう魅力を秘めている。
もちろんハワイという最高のリゾートで開催されるので、大会以外のさまざまな楽しみにも事欠かない。取材中もそんなホノルルセンチュリーライドの魅力に惚れこんで、何度も参加されている皆さんに多く出会った。
もし皆さんが、自転車とロングライドに関心があるのなら、ホノルルセンチュリーライドに参加することを選択肢に加えてみたらいかがだろうか。海外イベントということで、独特の敷居の高さを感じるかもしれないが、このような経験豊富なツアーに参加することで、その不安も一掃される。
ハワイの懐深い自然の姿と、とびきりの笑顔で迎えてくれる地元の皆さん、そして30年の歴史を重ねた大会ならではの心地よい雰囲気と、参加者の皆さんの笑顔。そんな雰囲気を全身に浴びれて走り出せば、他では得られない最高の一日と充実感を味わえることだろう。
なにせ仕事とはいえ、自身の体力に不安を抱きつつ参加させていただいたこの私が、そうだったのだから。
photo:Makoto.AYANO Takashi.KAYABA
text&edit :Takashi.KAYABA
フォトギャラリー(picasa/外部リンクのウェブアルバム)
カピオラニ公園直前講習会
サンディビーチパークライド
ヌウアウパリライド
ホノルルセンチュリーライド
後夜祭
タンタラスの丘ライド
※トップツアーホノルルセンチュリーライドツアーにご参加の方は上記リンクより高画質版写真データをダウンロードできます。
今年も無事に終了したホノルルセンチュリーライド。でもお楽しみは大会だけではありません。せっかくこの常夏の地に来たのなら、もっとハワイを楽しんでしまおうという欲張りツアーがこのトップツアー。まずは、数々の面白エピソードが飛び出した後夜祭の模様から紹介していこう。
美味しいディナーとセンチュリーライド談義で大盛り上がり!
大会当日の夜に行なわれたのは、トップツアー恒例の後夜祭パーティー。美味しいホテルのディナーを味わいながら、つい数時間前に終わったばかりセンチュリーライド話しで盛り上がる。われわれシクロワイアードも、さっそく取材してきた写真を披露して皆さんの思い出話しのお手伝い。
会場を巡り、皆さんの美味しそうな、満足そうな笑顔を写真に撮りながら、私も参加者の一人として皆さんと一日の話題でつい話し込んでしまう。仕事とはいえ、今回はかなりの不安があった実走取材。こうして走り終えたいま、自分の足で走ったからこそ味わえる充実感を、勝手ながら皆さんと共有させていただく。
この後夜祭恒例の人気コーナーが、皆さんの大会エピソード披露会。今日一日の出来事を簡単に綴っていただいたアンケートから、特に印象的だった方をピックアップ。直接ご本人からお話を伺った。なんとそこには、われわれ取材班もコース上だけでは知り得なかった、数々の人間ドラマが繰り広げられていた。
それでは常夏のハワイで展開された、リアルなエピソードをご紹介!
司会は絹代さんとトップツアーの橘田さん、もちろん今中大介さんや俳優の鶴見辰吾さんも参加して、センチュリーライド談義や自転車談義、ハワイ談義で大いに盛り上がった。
それでは会場で披露された数々のエピソードの中から、いくつか紹介いたしましょう!
このハワイで1年分!? 川崎勇司さん
「普段この体型を見て自転車にはほど遠い私が100マイル!!ウソー自転車を買ってまだ一年、年間を通じても160キロも走らない私が一日で100マイル。誰もが走れる筈が無いと思っていました。かくいう私も、だがこれが気合いと根性で走りきりました。やりました!ダー!!」気合いと根性で走りきった川崎さん、完走されていかがですか?「いやーきつかったです。景色を見る余裕は無かったですね。」
今中さんも「いやー勇気ありますね。僕なんかは慎重に段階を踏んで、距離を増やして行きますから。」と関心。するとここで、鶴見さんが、爆弾発言。「かく言う今中さんもですねハワイで一年分の洋服を買って帰るそうですから」真意の程は分かりませんが、思わぬ事を暴露され焦る今中さんに一同大爆笑。
来年も勿論参加すると話す川崎 さん、これを機に色々な大会に参加して沢山の美しい景色を楽しんで下さい。
今中さんはカッコ良かった! 柳知弘さん、典子さん、知典くん、親子
「青い空、青い海のハワイで160kmも自転車に乗れてとても幸せでした。右側走行の外国を自転車で走る事に不安がありましたが、前日に経験者の指導をうけながら60km近く走ったので、当日は安心して走行出来ました。」というのは、大分県から参加の柳さん親子。ご両親と中学生の知典くんの3人揃って、見事160kmを完走。
知典くんは「今回嬉しかったのは、あの今中さんに付いて走れた事です。学校を休んで来た甲斐がありました。」憧れの今中さんと一緒に走った感想は「カッコ良かった!」来年も参加したいですか?の質問には「来年は高校があるので・・・」という現実的な答え。最後は憧れの今中さんとガッチリと握手。
劇的な5年後とアンディ・シュレック 斎藤利枝さん、実さん
「5年前の9月、突然の病気の告知で5時間以上に及ぶ大手術となりました。そして5年後の9月、まさかハワイで100マイルを完走出来るなんて・・・・とても嬉しいです。」という感慨深い思いを披露してくれた斎藤さんご夫婦。私も何度か見かけましたが、なぜか奥さまの方が大きい荷物を背負っていました。
「あとは大学生になる娘の夫が、アンディ・シュレックだったら言うことはないわ・・・」もし実現したら、ぜひ取材に呼んでください!
放任主義という愛情 衛藤直子さん
「初めてののハワイ、初めてのバイクでのロングライド。本当に初めて尽くしでしたが苦しい中、快く助けて下さった方々に励まされながら完走する事が出来ました。自転車の素晴らしさを教えてくれた彼とセンチュリーライドに心から感謝しています。そして頑張った私にも♡。」かなりラブラブな2人に見えますが、実は意外な事実が。
絹代さんの「彼はしっかりサポートしてくれましたか?」という質問に「じつは別々に行こうと決めていたので〜」なんと2人は、お互い気を遣わないよう、それぞれのペースで別走行して100マイルを走りきったそう。こういう愛情表現もあったんだと一同感心。「来年は彼と同じペースで走れるようにしたいです。」
嬉しさのあまりカミさんぶっちぎり 春日博行さん 牧子さん
「折り返しステーションの後、カミさんをぶっちって次のエイドステーションで、余裕でカミさんを待っていたらカミさんに置いて行かれた。13:10まで待ったのに・・・・。その後はステーションクローズのプレッシャーとヒリヒリ焼けるように痛むおケツとの戦い始まった。その後、チェーンが外れて半べそ状態のカミさんとなんとか合流。17時15分前になんとか妻とワンツーフィニッシュ出来ました。」なんだか物語のようなエピソードを披露したのは春日さんご夫婦。
ぶっちぎってしまったそのワケは「折り返しのエイドステーションまで来たら嬉しくなって、パワーが漲って嬉しコギしてしまったんです。」それに対して奥様は「・・・。エイドステーションで待っているだろうと思いましたが、私のペースが遅いので、休憩していたらゴールが不安なので先に進みました。」スレ違いのドラマが生まれた春日さん。充実した1日に大満足の様子です。
編集部が出会ったエピソードもご紹介
元全日本チャンピオンが突然救助に訪れた
こちらは途中でパンクに見舞われてしまったトップツアーのお客様。念のため新品のチューブをお渡しして、とりあえず事なきを経たところ。
するとそこに通りかかったのは、かつてオリンピック代表を務め、現在はブリヂストンサイクル株式会社の社員として働く、元プロロードレーサーの飯島誠さん。パンクに見舞われたバイクが“アンカー”だと気がついた途端、真っ先に駆けつけて自ら修理と点検をかって出てくれた。
じつは飯島さん、自社の“アンカーツアー”のお客様を率いていた最中ながら、「アンカーに乗っていただいている方は、全て大切なお客様」ということで、別け隔てなく助けに来てくれたのでした。飯島さんの実直さをよく表すエピソード。でも突然の元全日本チャンプの申し出に、ちょっとビックリのお客さん。
思い出のコースで揃って完走 利水さんご夫婦
ご夫婦で出場され、かなり余裕をもって完走された利水さんご夫婦。昨年このハワイのシーライフパークで結婚式をされたということで、2人にとって思いでのコースだそうです。
初出場ながら、かなり時間的に余裕をもって完走された秘訣は日頃の練習にある。スパルタなご主人に連れられて、毎週のように100km以上を走っているそうです。
1年でも特別なハワイの大会 運野さんと山田さん
なんと7回目の出場というベテランコンビの運野さんと山田さん。この大会が1年のメインの大会として、毎年楽しみにされているそう。すっかり知り尽くした100マイルのコース。ペース配分もバッチリで、今年は15:15くらいに余裕のゴール。さすがです。
早くも練習ででクタクタ 皆川さんご夫婦
「前日のプラクティスライドで早くもクタクタになってました」というのは、皆川さんご夫婦。コルナゴに乗るご主人と、デ・ローザに乗る奥様というイタリアンなご夫婦。一緒に始められて1年くらいでホノルルセンチュリーライド初チャレンジ。50マイルを見事完走された。
ご夫婦で初チャレンジ! 菊地さんご夫婦
じつはセンチュリーライドツアーには何度も一緒に参加しているものの、一緒に大会を走ったのは今回が初めてという菊地さんご夫婦。これまではご主人だけが走って、奥さまの方は前日のバスによる下見走行には参加するものの、大会には参加しないで全く別行動をしていたそうです。
そんな初めてのチャレンジで、なんと75マイルを見事完走!折り返しのエイドから少しだけ進み、青い海に浮かぶヨットハーバーを見て引き返してきたそうです。じつは後夜祭にしっかりと参加するため、あえて無理はしなかったそう。嬉しい限りです。
最後は恒例の豪華プレゼントコーナーも飛び出し、皆さん大満足の後夜祭の夜だった。
走り足りない人には、翌日も朝から絶景コースを用意
大会が終わっても、まだまだ走り足りないという少々欲求不満気味のライダーには、翌日の朝にもうひとつのプログラムが用意された。その名も「モーニングライドツアー」。
ホノルル観光の定番スポット、高台にあるタンタラスの丘まで、バイクで登っていこうというもの。登りを約30分かけて山の上の展望台に到着すれば、そこはダイヤモンドヘッドやホノルルの街、ホノルル空港までが一望できる、絶景スポット。
みんなで清々しい朝の空気を全身に浴びながら、気持ちのよい時間を過ごした。
そして何より、戻ってからの朝ご飯が美味い!
こうしてツアーの最後まで、ホノルルを自転車で満喫できるのが、トップツアーのホノルルセンチュリーライド。ハワイに強いトップツアーだからこそ、充実のプログラムが揃っている。
ホノルルセンチュリーライドは、最長で100マイル(=160km)という立派なロングライドイベントだ。距離だけをみれば、初心者や未経験者にとって、とても過酷なイベントに思えることだろう。じつは取材する私にとってもそうでした。
しかし一旦走り出してみれば、このハワイの絶景や、大会独特のゆるやかな雰囲気に後押しされて、とても心地よく距離を稼ぐことができる。そして地元の皆さんの自然なホスピタリティも心地よく、いつの間にやら走りきってしまう魅力を秘めている。
もちろんハワイという最高のリゾートで開催されるので、大会以外のさまざまな楽しみにも事欠かない。取材中もそんなホノルルセンチュリーライドの魅力に惚れこんで、何度も参加されている皆さんに多く出会った。
もし皆さんが、自転車とロングライドに関心があるのなら、ホノルルセンチュリーライドに参加することを選択肢に加えてみたらいかがだろうか。海外イベントということで、独特の敷居の高さを感じるかもしれないが、このような経験豊富なツアーに参加することで、その不安も一掃される。
ハワイの懐深い自然の姿と、とびきりの笑顔で迎えてくれる地元の皆さん、そして30年の歴史を重ねた大会ならではの心地よい雰囲気と、参加者の皆さんの笑顔。そんな雰囲気を全身に浴びれて走り出せば、他では得られない最高の一日と充実感を味わえることだろう。
なにせ仕事とはいえ、自身の体力に不安を抱きつつ参加させていただいたこの私が、そうだったのだから。
photo:Makoto.AYANO Takashi.KAYABA
text&edit :Takashi.KAYABA
フォトギャラリー(picasa/外部リンクのウェブアルバム)
カピオラニ公園直前講習会
サンディビーチパークライド
ヌウアウパリライド
ホノルルセンチュリーライド
後夜祭
タンタラスの丘ライド
※トップツアーホノルルセンチュリーライドツアーにご参加の方は上記リンクより高画質版写真データをダウンロードできます。
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