2012/11/05(月) - 14:06
埼玉県吉見市で開催されているシクロクロスのシリーズ戦、GPミストラル第3戦は340人の参加者で盛り上がった。C1は合田正之(cycleclub3UP)が 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)との競り合いを制した。
暖かな晴れ日となったGPミストラル第3戦。サマークロスから数えて3戦目だが、まだまだ戦いは序盤だ。サイクルモード最終日と信州クロス飯山、北陸クロス等と開催日が重なったため参加者が他へ散った印象はあるが、それでも340人の参加者を集めた。関東でのCX熱の高まりを感じることができる。
気温は20度まで上がり、レース中は喉の渇きを感じるため給水が必要なほど。コースは前回までの2回が吉見運動公園の奥を使用したが、今回より例年通りの場所に戻った。
草地の溝を取り入れた、スピード&テクニックが必要なシクロクロスらしいコース。今回も泥の深いセクションがあり、ここを担ぐか走っていくかで泥まみれ具合が大きく違った。
C1は合田正之と前田公平とのデッドヒート
最高峰のカテゴリー1は午前中スタート。宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)の参加がトピックだ。宮澤はかつてシクロクロスのジュニア日本代表で世界選手権にも出場したことがあるが、今回はオフの楽しみのために参加。バイクはスペシャライズドから前日に受け取ったばかりの新車だ。
スタート直後から合田正之(cycleclub3UP)と 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)が抜け出る。
2人はスピードと格の違いを見せつけながら積極的に飛ばし、3位以下を引き離し続ける。
2人のランデブーに続くのは、向山浩司(EsperanceStage)、そして三上 和志(cycleclub3UP)と池本真也(和光機器-AUTHOR)のこちらもランデブーだ。
この態勢はおおかた後半まで崩れず、先頭を行く前田。合田の2人は独走で追う3位向山に対し順調に差をつけ、2分の差を持って終盤へ。
勝負はラスト1周に持ち込まれた。激化するテールトゥーノーズの激しいバトルがミスを呼び、合田、前田ともにスリップして転倒。最後に前田のミスによる転倒で合田がリードしてゴールした。
優勝した合田正之「僕が最後の周回で1回転けたけど、前田くんが2回転けたから勝てたんです。おじさんの粘り勝ちということで。しかし前田くんの成長ぶりが脅威ですね。本当に速くなっている。次回も一緒に高め合う闘いができたらいいなと思います。」
2位の前田公平「意外と早く先頭に出れたので、最後まで積極的に行きました。最後はふらふらになってコケてしまった。MTBのようにバイクをバンクさせたらグリップを失って転んでしまったんです。2位は残念ですがいいレースができたので満足です。」
3位は約2分差で向山。4位には後半集中力を切らせた池本を振り切った三上が入った。
宮澤崇史は中盤まで6位前後を走ったが、泥に手を焼き、最後はメカトラに見舞われて順位を19位まで下げてゴール。久々のオフロードレースを楽しんだようだ。宮澤はこの後、ビンタン島のロードレースに参加することになったため参加予定だった秩父サイクルフェスティバルには出場できなくなったが、野辺山シクロクロスには出場できるようだ。
今回のカテゴリー1は25人の出走がありながらC2との同時出走で行われたことで、レースに影響もあったようだ。やはり最高峰のC1カテゴリーは特別なものとして単独レースとして開催して欲しい。
シリーズ通して同じ開催場所ながら、毎回コースに工夫が凝らされるGPミストラル。全6戦で行われ、第4戦は12月2日開催だ。
GP mistral #3 レース結果(順位、氏名、チーム名)
C1
1 合田 正之 cycleclub3UP
2 前田 公平 SpeedvagenCyclocrossTeam
3 向山 浩司 EsperanceStage
4 三上 和志 cycleclub3UP
5 池本 真也 和光機器-AUTHOR
6 安藤 光平 TeamCUORE
7 影山 善明 オンザロード
8 鈴木 祐一 042-703-9122-A
9 竹田 佳行 kei’spower!
10 佐復 真人 WildBoars加波一族
C2
1 松尾 光浩 042-703-9122-A
2 須田 晋太郎 チームスキップ
3 横山 徹 SpiritXARU
マスターズ
1 森 大輔 TeamBIG 札幌市 4 0:33:20
2 岡田 修一 TeamDirtyWheels
3 小田島 貴弘 ClubSY-Nak
C3
1 伊藤 博彦 シクロポリス桜高競輪部
2 横須賀 達雄 和光機器タムラクラブ
3 森山 勝徳 042-703-9122-A
C3B
1 鈴木 説澄 MilePostRacing
2 浅香 隆幸 TeamCUORE
3 千葉 大基 TeamDirtyWheels
C3C
1 古藤 雄市 チーム埼玉県人
2 佐藤 英夫 オンザロード
3 神林 龍平 mistral
Femme
1 斎藤磨実 TEAM-MASA+/BOMA
2 武田 和佳 ARAIMURACA
3 綿貫 通穂 臼杵レーシング
ユース
1 織田 聖 mistral
U14
1 小林 慧紀 Team-K 3 0:29:42
2 山田 雄大 ARAIMURACA
3 佐々木 洸太 チームいちごオレ
全リザルト(GPミストラル公式サイト PDF)
フォトギャラリー2(Google Picasaウェブアルバム)
photo&text:Makoto.AYANO
暖かな晴れ日となったGPミストラル第3戦。サマークロスから数えて3戦目だが、まだまだ戦いは序盤だ。サイクルモード最終日と信州クロス飯山、北陸クロス等と開催日が重なったため参加者が他へ散った印象はあるが、それでも340人の参加者を集めた。関東でのCX熱の高まりを感じることができる。
気温は20度まで上がり、レース中は喉の渇きを感じるため給水が必要なほど。コースは前回までの2回が吉見運動公園の奥を使用したが、今回より例年通りの場所に戻った。
草地の溝を取り入れた、スピード&テクニックが必要なシクロクロスらしいコース。今回も泥の深いセクションがあり、ここを担ぐか走っていくかで泥まみれ具合が大きく違った。
C1は合田正之と前田公平とのデッドヒート
最高峰のカテゴリー1は午前中スタート。宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)の参加がトピックだ。宮澤はかつてシクロクロスのジュニア日本代表で世界選手権にも出場したことがあるが、今回はオフの楽しみのために参加。バイクはスペシャライズドから前日に受け取ったばかりの新車だ。
スタート直後から合田正之(cycleclub3UP)と 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)が抜け出る。
2人はスピードと格の違いを見せつけながら積極的に飛ばし、3位以下を引き離し続ける。
2人のランデブーに続くのは、向山浩司(EsperanceStage)、そして三上 和志(cycleclub3UP)と池本真也(和光機器-AUTHOR)のこちらもランデブーだ。
この態勢はおおかた後半まで崩れず、先頭を行く前田。合田の2人は独走で追う3位向山に対し順調に差をつけ、2分の差を持って終盤へ。
勝負はラスト1周に持ち込まれた。激化するテールトゥーノーズの激しいバトルがミスを呼び、合田、前田ともにスリップして転倒。最後に前田のミスによる転倒で合田がリードしてゴールした。
優勝した合田正之「僕が最後の周回で1回転けたけど、前田くんが2回転けたから勝てたんです。おじさんの粘り勝ちということで。しかし前田くんの成長ぶりが脅威ですね。本当に速くなっている。次回も一緒に高め合う闘いができたらいいなと思います。」
2位の前田公平「意外と早く先頭に出れたので、最後まで積極的に行きました。最後はふらふらになってコケてしまった。MTBのようにバイクをバンクさせたらグリップを失って転んでしまったんです。2位は残念ですがいいレースができたので満足です。」
3位は約2分差で向山。4位には後半集中力を切らせた池本を振り切った三上が入った。
宮澤崇史は中盤まで6位前後を走ったが、泥に手を焼き、最後はメカトラに見舞われて順位を19位まで下げてゴール。久々のオフロードレースを楽しんだようだ。宮澤はこの後、ビンタン島のロードレースに参加することになったため参加予定だった秩父サイクルフェスティバルには出場できなくなったが、野辺山シクロクロスには出場できるようだ。
今回のカテゴリー1は25人の出走がありながらC2との同時出走で行われたことで、レースに影響もあったようだ。やはり最高峰のC1カテゴリーは特別なものとして単独レースとして開催して欲しい。
シリーズ通して同じ開催場所ながら、毎回コースに工夫が凝らされるGPミストラル。全6戦で行われ、第4戦は12月2日開催だ。
GP mistral #3 レース結果(順位、氏名、チーム名)
C1
1 合田 正之 cycleclub3UP
2 前田 公平 SpeedvagenCyclocrossTeam
3 向山 浩司 EsperanceStage
4 三上 和志 cycleclub3UP
5 池本 真也 和光機器-AUTHOR
6 安藤 光平 TeamCUORE
7 影山 善明 オンザロード
8 鈴木 祐一 042-703-9122-A
9 竹田 佳行 kei’spower!
10 佐復 真人 WildBoars加波一族
C2
1 松尾 光浩 042-703-9122-A
2 須田 晋太郎 チームスキップ
3 横山 徹 SpiritXARU
マスターズ
1 森 大輔 TeamBIG 札幌市 4 0:33:20
2 岡田 修一 TeamDirtyWheels
3 小田島 貴弘 ClubSY-Nak
C3
1 伊藤 博彦 シクロポリス桜高競輪部
2 横須賀 達雄 和光機器タムラクラブ
3 森山 勝徳 042-703-9122-A
C3B
1 鈴木 説澄 MilePostRacing
2 浅香 隆幸 TeamCUORE
3 千葉 大基 TeamDirtyWheels
C3C
1 古藤 雄市 チーム埼玉県人
2 佐藤 英夫 オンザロード
3 神林 龍平 mistral
Femme
1 斎藤磨実 TEAM-MASA+/BOMA
2 武田 和佳 ARAIMURACA
3 綿貫 通穂 臼杵レーシング
ユース
1 織田 聖 mistral
U14
1 小林 慧紀 Team-K 3 0:29:42
2 山田 雄大 ARAIMURACA
3 佐々木 洸太 チームいちごオレ
全リザルト(GPミストラル公式サイト PDF)
フォトギャラリー2(Google Picasaウェブアルバム)
photo&text:Makoto.AYANO
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