4月5日、「NTT東日本宇都宮清原クリテリウム」が行われ、集団でのスプリント勝負を後方からのまくりで制した岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン)が優勝。小野寺玲以来6年ぶりに地元クリテリウムでの勝利を挙げた。

宇都宮ブリッツェンOBと現役メンバーが勢揃い photo:Satoru Kato 
コース近くに駅がある宇都宮ライトレール photo:Satoru Kato
前日のJプロツアー真岡芳賀ロードレースに続き、栃木2連戦の2日目は「NTT東日本宇都宮清原クリテリウム」。2023年に開業した「宇都宮ライトレール」で、JR宇都宮駅から30分ほどの場所にある清原工業団地に舞台を移してのクリテリウムが行われる。

コース変更により清原中央公園前で折り返すレイアウトとなった photo:Satoru Kato
今年はコースが変更された。それまで1周3kmの長方形にヘアピンを追加したレイアウトだったが、その一部をカットして1周2.4kmとし、ヘアピンコーナー1箇所を含む5つのコーナーをもつ「P」形のレイアウトに改められた。道幅が広いため、ヘアピン以外は速度を大きく落とすことなくクリアできるため、ペースの早い展開が期待される。

序盤から地元チームの宇都宮ブリッツェンが集団先頭に目立つ photo:Satoru Kato

リーダージャージの孫崎大樹を護るようにキナンレーシングチームは集団前方に位置取る photo:Satoru Kato

8周目に先行した久保田悠介(ヴィクトワール広島)と池谷隆太(稲城FIETS クラスアクト) photo:Satoru Kato
25周60kmのレースは、スタート直後からアタックが繰り返されてハイペースで周回が進む。8周目に入ると久保田悠介(ヴィクトワール広島)と池谷隆太(稲城FIETS クラスアクト)の2名が飛び出して先行するも、10周目に集団が吸収。後半に入るとクリテリウムリーダージャージを着る草場啓吾のキナンレーシングチームや、地元チームのAstemo宇都宮ブリッツェン、さらにヴィクトワール広島が集団前方でレースを主導していく。

18周目、大山航平(イナーメ信濃山形)と渡辺一気(京都産業大学)が飛び出す photo:Satoru Kato

終盤、島崎正男(群馬マンモスレーシングチーム)と渡辺一気(京都産業大学)が10秒差をつけて先行 photo:Satoru Kato
18周目、大平航平(イナーメ信濃山形)と渡辺一気(京都産業大学)の2名が飛び出し、後続集団に10秒差をつけて先行。20周目に大平が遅れるも、追走に飛び出していた島崎将男(群馬マンモスレーシングチーム)が入れ替わりで渡辺に合流。10秒差を維持して先行する。

残り2周、渡辺一輝(京都産業大学)と島崎将男(群馬マンモスレーシングチーム)の後方に集団が迫る photo:Satoru Kato
残り3周を切ると集団のペースが上がり、先行する2名との差がみるみる縮まり始める。そして最終周回に入った直後に島崎と渡辺が吸収されると、スプリント勝負に向けた各チームの動きが活性化していく。

宇都宮ブリッツェンを先頭に最終コーナーをクリア 岡篤志は後方につける photo:Satoru Kato

集団左から前に出る岡篤志(宇都宮ブリッツェン) photo:Satoru Kato

岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が優勝 photo:Satoru Kato
残り150m、最後の左コーナーをAstemo宇都宮ブリッツェンを先頭にクリア。しかし「フォン(・チュンカイ)選手と武山(晃輔)選手の番手につけず、ポジションが埋もれかけていた」という岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン)は、10番手という後方でクリア。それでもラインの空いたイン側から一気に上がり、残り100mを切って先頭に出るとそのままフィニッシュラインを駆け抜けた。

宇都宮ブリッツェンブリッツェンOBが優勝を祝福 photo:Satoru Kato
Astemo宇都宮ブリッツェンの宇都宮清原クリテリウムでの優勝は、2020年優勝の小野寺玲以来6年ぶり。ジャパンサイクルリーグ(JCL)として開催された2021年大会を含めると5年ぶりの勝利となった。

表彰式 photo:Satoru Kato
岡篤志コメント
「前回の広島大会ではスプリントの形が良くなく、中切れに遭ってしまったのでそれが無ければというところだったが、今回は良い形でスプリントに入れたので、地元のたくさんの声援がある中で優勝出来て本当に良かった。
ヴィクトワール広島もキナンレーシングチームも逃げは考えていなかったようなので、ブリッツェンだけが逃げを打っても決まらないだろうから、集団をコントロールして主導権を握って勝つ作戦だった。終盤の2名の先行は吸収が早くなりすぎないようにしていたが、強い2名だったので良いペースで集団も走れた。最後のスプリントはホームストレートが少し向かい風だったことも自分にとっては良く、斜め右からの風だったので集団左側のラインが伸びると考えていたらうまく前が開けてくれた。

表彰台3名によるシャンパンファイト photo:Satoru Kato
昨日の真岡芳賀ロードレースはうまくいかず、悔しさを拭いきれていなかったが、ホームチームとしてたくさんの応援を受けている以上勝ちたかった。ツール・ド・台湾もふくめ、ここまで自分では良い走りが出来ず悔しいシーズンスタートになっていたが、この優勝を良い弾みにしたい。チームのみんなはもっと良いポテンシャルを持っているので、これからのレースでそれを証明していきたい」


前日のJプロツアー真岡芳賀ロードレースに続き、栃木2連戦の2日目は「NTT東日本宇都宮清原クリテリウム」。2023年に開業した「宇都宮ライトレール」で、JR宇都宮駅から30分ほどの場所にある清原工業団地に舞台を移してのクリテリウムが行われる。

今年はコースが変更された。それまで1周3kmの長方形にヘアピンを追加したレイアウトだったが、その一部をカットして1周2.4kmとし、ヘアピンコーナー1箇所を含む5つのコーナーをもつ「P」形のレイアウトに改められた。道幅が広いため、ヘアピン以外は速度を大きく落とすことなくクリアできるため、ペースの早い展開が期待される。



25周60kmのレースは、スタート直後からアタックが繰り返されてハイペースで周回が進む。8周目に入ると久保田悠介(ヴィクトワール広島)と池谷隆太(稲城FIETS クラスアクト)の2名が飛び出して先行するも、10周目に集団が吸収。後半に入るとクリテリウムリーダージャージを着る草場啓吾のキナンレーシングチームや、地元チームのAstemo宇都宮ブリッツェン、さらにヴィクトワール広島が集団前方でレースを主導していく。


18周目、大平航平(イナーメ信濃山形)と渡辺一気(京都産業大学)の2名が飛び出し、後続集団に10秒差をつけて先行。20周目に大平が遅れるも、追走に飛び出していた島崎将男(群馬マンモスレーシングチーム)が入れ替わりで渡辺に合流。10秒差を維持して先行する。

残り3周を切ると集団のペースが上がり、先行する2名との差がみるみる縮まり始める。そして最終周回に入った直後に島崎と渡辺が吸収されると、スプリント勝負に向けた各チームの動きが活性化していく。



残り150m、最後の左コーナーをAstemo宇都宮ブリッツェンを先頭にクリア。しかし「フォン(・チュンカイ)選手と武山(晃輔)選手の番手につけず、ポジションが埋もれかけていた」という岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン)は、10番手という後方でクリア。それでもラインの空いたイン側から一気に上がり、残り100mを切って先頭に出るとそのままフィニッシュラインを駆け抜けた。

Astemo宇都宮ブリッツェンの宇都宮清原クリテリウムでの優勝は、2020年優勝の小野寺玲以来6年ぶり。ジャパンサイクルリーグ(JCL)として開催された2021年大会を含めると5年ぶりの勝利となった。

岡篤志コメント
「前回の広島大会ではスプリントの形が良くなく、中切れに遭ってしまったのでそれが無ければというところだったが、今回は良い形でスプリントに入れたので、地元のたくさんの声援がある中で優勝出来て本当に良かった。
ヴィクトワール広島もキナンレーシングチームも逃げは考えていなかったようなので、ブリッツェンだけが逃げを打っても決まらないだろうから、集団をコントロールして主導権を握って勝つ作戦だった。終盤の2名の先行は吸収が早くなりすぎないようにしていたが、強い2名だったので良いペースで集団も走れた。最後のスプリントはホームストレートが少し向かい風だったことも自分にとっては良く、斜め右からの風だったので集団左側のラインが伸びると考えていたらうまく前が開けてくれた。

昨日の真岡芳賀ロードレースはうまくいかず、悔しさを拭いきれていなかったが、ホームチームとしてたくさんの応援を受けている以上勝ちたかった。ツール・ド・台湾もふくめ、ここまで自分では良い走りが出来ず悔しいシーズンスタートになっていたが、この優勝を良い弾みにしたい。チームのみんなはもっと良いポテンシャルを持っているので、これからのレースでそれを証明していきたい」
Jクリテリウムツアー2026 第3戦宇都宮清原クリテリウム 結果(60km)
| 1位 | 岡 篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン) | 1時間20分1秒 |
| 2位 | エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島) | +0秒 |
| 3位 | 孫崎 大樹(ヴィクトワール広島) | |
| 4位 | 橋本 英也(弱虫ペダル サイクリングチーム) | |
| 5位 | 草場 啓吾(KINAN Racing Team) | |
| 6位 | 黒枝 士揮(Sparkle Oita Racing Team) |

Jクリテリウムリーダー 孫崎大樹(ヴィクトワール広島)
中間スプリント賞」ルーク・バーンズ(ヴィクトワール広島)
敢闘賞 渡辺一気(京都産業大学)
ベストU23賞 佐藤后嶺(シマノレーシング)
ベストチーム賞 ヴィクトワール広島





text&photo:Satoru Kato