リドル・トレックがカナダ王者であるデレク・ジー=ウェストと3年契約を結んだと発表した。同選手は昨年8月にイスラエル・プレミアテック(現NSNサイクリングチーム)を退団したが、2028年まで残っていた契約の解除をめぐって、UCI(国際自転車競技連合)を含む協議を重ねていた。

リドル・トレックに加入したデレク・ジー=ウェスト photo:Lidl - Trek
「外から見ているだけでも、この組織がこのスポーツにおける“ゴールドスタンダード”に極めて近い運営をしていることが分かり、それがとても魅力的だった。チームの野心、体制、そして選手層の厚さは素晴らしく、キャリアを次の段階に進む上で、最適な環境だと感じている」と、デレク・ジー=ウェストは語った。
28歳のジーはNSNの育成チームから2023年にプロデビュー。その年のジロ・デ・イタリアでは何度も逃げに乗り、区間2位に4度入り脚光を浴びた。翌年にはクリテリウム・デュ・ドーフィネで区間優勝し、初出場のツール・ド・フランスで総合9位に入った。
2025年はジロで総合4位と総合エースとしての成長を示したものの、契約問題でNSNと対立。ジーは「正当な理由に基づき(チームとの)契約を終了した」とコメントした一方で、NSNは「ジーとの契約が2028年まで有効であると確信している」と主張した。UCI(国際自転車競技連合)も含む協議の結果、噂されていたリドル・トレックへの移籍が決定した。
リドル・トレックのルカ・グエルチレーナGMはジーの獲得について「我々にとって非常に大きな補強だ。彼は過去3年間、ステージレースで極めて高いレベルを示し、まだ限界を見せていないと確信している」と高い評価を語った。その期待は、2028年までの3年契約にも表れている。

総合エースとしての期待がかかるデレク・ジー=ウェスト(カナダ)す photo:CorVos
これによりリドル・トレックは所属上限の30名に達し、ロースターが確定した。ジーのレーススケジュールは現時点で明らかになっていないが、同じく新加入したフアン・アユソ(スペイン)やジュリオ・チッコーネ(イタリア)に並ぶ、グランツールの総合エース候補と見られる。
なお、ジーは2025年10月に自転車選手でシクロクロスなどを中心に走るルビー・ウェスト(カナダ)と結婚。登録名がDerek Gee-Westとなったため、シクロワイアードでは2026年シーズンより、記事タイトル等を除き、記事本文ではデレク・ジー=ウェストと表記する。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

「外から見ているだけでも、この組織がこのスポーツにおける“ゴールドスタンダード”に極めて近い運営をしていることが分かり、それがとても魅力的だった。チームの野心、体制、そして選手層の厚さは素晴らしく、キャリアを次の段階に進む上で、最適な環境だと感じている」と、デレク・ジー=ウェストは語った。
28歳のジーはNSNの育成チームから2023年にプロデビュー。その年のジロ・デ・イタリアでは何度も逃げに乗り、区間2位に4度入り脚光を浴びた。翌年にはクリテリウム・デュ・ドーフィネで区間優勝し、初出場のツール・ド・フランスで総合9位に入った。
2025年はジロで総合4位と総合エースとしての成長を示したものの、契約問題でNSNと対立。ジーは「正当な理由に基づき(チームとの)契約を終了した」とコメントした一方で、NSNは「ジーとの契約が2028年まで有効であると確信している」と主張した。UCI(国際自転車競技連合)も含む協議の結果、噂されていたリドル・トレックへの移籍が決定した。
リドル・トレックのルカ・グエルチレーナGMはジーの獲得について「我々にとって非常に大きな補強だ。彼は過去3年間、ステージレースで極めて高いレベルを示し、まだ限界を見せていないと確信している」と高い評価を語った。その期待は、2028年までの3年契約にも表れている。

これによりリドル・トレックは所属上限の30名に達し、ロースターが確定した。ジーのレーススケジュールは現時点で明らかになっていないが、同じく新加入したフアン・アユソ(スペイン)やジュリオ・チッコーネ(イタリア)に並ぶ、グランツールの総合エース候補と見られる。
なお、ジーは2025年10月に自転車選手でシクロクロスなどを中心に走るルビー・ウェスト(カナダ)と結婚。登録名がDerek Gee-Westとなったため、シクロワイアードでは2026年シーズンより、記事タイトル等を除き、記事本文ではデレク・ジー=ウェストと表記する。
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