大阪の二色の浜で開催された第31回シクロクロス全日本自転車競技選手権。Day2に行われた男子エリートで織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が4連覇を達成。女子は石田唯(TRKWorks)が初めてエリートのタイトルを手に入れた。



男子エリート4連覇を決めた織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Makoto AYANO

大阪湾に面する貝塚市の二色の浜が舞台となった、第31回全日本自転車競技選手権大会シクロクロス。Day2に行われた男子エリートは、序盤から圧倒的な力を見せた織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が独走。終始、危なげない走りを披露し、2022-23年シーズンの初優勝から続く4連覇を決めた。

2位は1分9秒遅れで副島達海(TRK Works)が続き、3位はその1秒遅れでフィニッシュした沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)が入り、表彰台に上がっている。

男子エリート表彰 優勝は織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Makoto AYANO

男子エリート
1位,織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)59分46秒3
2位,副島達海(TRK Works)+1:09
3位,沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)+1:10



一方の女子エリートは、昨年3位だった石田唯(TRKWorks)が中盤から独走。ディフェンディング王者である小林あか里(Liv Racing Japan)に37秒差をつけ、エリートカテゴリでは自身初となる優勝を飾った。3位は前年2位の渡部春雅(Olanda Base/Watersley)が51秒遅れで入っている。

女子エリートでは初制覇となった石田唯(TRKWorks) photo:Makoto AYANO

エリートで初の日本王者ジャージに袖を通した石田唯(TRKWorks) photo:Makoto AYANO

女子エリート
1位,石田唯(TRKWorks) 52分38秒7
2位,小林あか里(Liv Racing Japan) +0:37
3位,渡部春雅(Olanda Base/Watersley)+0:51



photo:Makoto AYANO