クイーンステージとなったボルタ・コムニタ・バレンシアナ4日目で、レムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が13km独走。今大会2勝目を挙げ、総合でも首位に浮上。総合優勝に王手をかけた。

集団先頭でスタートの時を待つビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム) photo:CorVos
スペイン・バレンシア州で開催中のボルタ・コムニタ・バレンシアナ(UCI2.Pro)第4ステージは、5つのカテゴリー山岳を超える獲得標高差3,000m超の山岳ステージ。大会2日目の個人タイムトライアルが強風のため総合成績に加算されず、翌日の最終日が平坦基調のレイアウトのため、この日が総合を争うクイーン(最難関)ステージとなった。
初日勝者で総合リーダージャージを着るビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)を先頭にスタートしたレースは、ジュリアン・ベルナール(フランス、リドル・トレック)ら8名が逃げグループを形成する。しかしコース後半の連続する丘陵地帯に入ると徐々に逃げの人数は減っていき、昨年の宇都宮ジャパンカップにも出場したベテラン、ベルナールが最後まで単独で粘った。

最後まで1人、粘りを見せたジュリアン・ベルナール(フランス、リドル・トレック) photo:CorVos
メイン集団がベルナールを視界に捉える頃、その人数はレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)やジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)ら、各チームの総合エースら7名まで絞られていた。そして逃げを捉え、残り13km地点でエヴェネプールがアタック。アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)が食らいつくが、ついていくことはできず、アルメイダと協調しながら追走した。

残り13km地点でアタックしたレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) photo:CorVos
しかし、その追走集団にエヴェネプールのチームメイトであるジュリオ・ペリツァーリ(イタリア)がジョインし、アルメイダとティベーリにプレッシャーをかける。そこに遅れてブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG)が合流したものの、残り8km地点だったため、軽快にフィニッシュを目指すエヴェネプールとの差は縮まらなかった。
「フィニッシュへ向かう終盤は本当に厳しかった」とレース後に振り返ったエヴェネプール。それでも最後までスピードを緩めることなくフィニッシュし、今大会2勝目を掴んだ。シーズン初戦のチームタイムトライアルを含め、ここまで7戦5勝と高い勝率を残している。

独走で今大会2勝目を飾ったレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) photo:CorVos
「登りで全力で踏み込んだのだが、フィニッシュへ向かう広い道で向かい風に苦しめられた。ただそれは後続も同じことと思い踏み続けた」と語ったエヴェネプールは、これで総合首位に浮上。総合優勝に王手をかけた。
ペリツァーリのアシストが光った追走は24秒遅れでフィニッシュし、アルメイダが先着。ペリツァーリは3位に入り、ワンスリーフィニッシュを達成。区間9位までの順位がそのまま総合順位となったため、レッドブルは総合ワンスリーフィニッシュの可能性も残した。

スペイン・バレンシア州で開催中のボルタ・コムニタ・バレンシアナ(UCI2.Pro)第4ステージは、5つのカテゴリー山岳を超える獲得標高差3,000m超の山岳ステージ。大会2日目の個人タイムトライアルが強風のため総合成績に加算されず、翌日の最終日が平坦基調のレイアウトのため、この日が総合を争うクイーン(最難関)ステージとなった。
初日勝者で総合リーダージャージを着るビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)を先頭にスタートしたレースは、ジュリアン・ベルナール(フランス、リドル・トレック)ら8名が逃げグループを形成する。しかしコース後半の連続する丘陵地帯に入ると徐々に逃げの人数は減っていき、昨年の宇都宮ジャパンカップにも出場したベテラン、ベルナールが最後まで単独で粘った。

メイン集団がベルナールを視界に捉える頃、その人数はレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)やジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)ら、各チームの総合エースら7名まで絞られていた。そして逃げを捉え、残り13km地点でエヴェネプールがアタック。アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)が食らいつくが、ついていくことはできず、アルメイダと協調しながら追走した。

しかし、その追走集団にエヴェネプールのチームメイトであるジュリオ・ペリツァーリ(イタリア)がジョインし、アルメイダとティベーリにプレッシャーをかける。そこに遅れてブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG)が合流したものの、残り8km地点だったため、軽快にフィニッシュを目指すエヴェネプールとの差は縮まらなかった。
「フィニッシュへ向かう終盤は本当に厳しかった」とレース後に振り返ったエヴェネプール。それでも最後までスピードを緩めることなくフィニッシュし、今大会2勝目を掴んだ。シーズン初戦のチームタイムトライアルを含め、ここまで7戦5勝と高い勝率を残している。

「登りで全力で踏み込んだのだが、フィニッシュへ向かう広い道で向かい風に苦しめられた。ただそれは後続も同じことと思い踏み続けた」と語ったエヴェネプールは、これで総合首位に浮上。総合優勝に王手をかけた。
ペリツァーリのアシストが光った追走は24秒遅れでフィニッシュし、アルメイダが先着。ペリツァーリは3位に入り、ワンスリーフィニッシュを達成。区間9位までの順位がそのまま総合順位となったため、レッドブルは総合ワンスリーフィニッシュの可能性も残した。
ボルタ・コムニタ・バレンシアナ2026第4ステージ結果
| 1位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | 4:14:01 |
| 2位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) | +0:24 |
| 3位 | ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 4位 | アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
| 5位 | ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) | +0:36 |
個人総合成績
| 1位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | 11:00:26 |
| 2位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) | +0:31 |
| 3位 | ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +0:34 |
| 4位 | アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | +0:36 |
| 5位 | ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) | +0:50 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム) |
| 山岳賞 | ダニー・ファンデルトゥーク(ポーランド、エウスカルテル・エウスカディ) |
| ヤングライダー賞 | ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) |
| チーム総合成績 | レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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