自転車ライトのリーディングカンパニー、キャットアイから新たにフロントライト「NANO F」が登場。昼間走行時の視認性を高めるデイタイムライト機能を搭載しながら、夜間は前照灯としても使える実用性の高いモデルだ。



キャットアイ NANO F (c)キャットアイ

キャットアイが今年の初夏にリリースされた新型リアライトの"NANO 60"。どのようなフレームに似合うボックス形状と、日中でも存在をアピールできる明るさが魅力のモデルだ。そのNANO 60と同様のボックス形状を採用したフロントライト"NANO F"がリリースされる。

最大100ルーメンという明るさを備え、最大光量では前照灯として使用できる仕様とされていることが大きな特徴。小型フロントライトはセーフティライトとしてラインアップされていることが多く、夜はサブライトとなることが多いが、NANO Fは昼夜問わず活用することが可能だ。

日中はデイタイムハイパーフラッシュ1モードで、最大100ルーメンの光量でドライバーからの注意を引きつける。ランダムな点滅パターンによって遠方からでも存在が認識しやすく、デイタイムライトとしても心強いモデルとなっている。

コンパクトなボディはどのようなバイクにもフィットする (c)キャットアイ

またデイタイムハイパーフラッシュは最大80ルーメンと20ルーメンのモードも備えられているため、ランタイムや周りの状況に合わせやることもできる。他にも点灯ハイ(100ルーメン)、ロー(5ルーメン)、点滅(10ルーメン)というモードが用意されている。

バッテリー持続時間もデイタイムハイパーフラッシュ1で約19時間と長く、日帰りライドであれば充電の心配なく使用できる点も魅力だ。光量を80ルーメンに抑えたデイタイムハイパーフラッシュ2(約11時間)、さらに20ルーメンに抑えたデイタイムハイパーフラッシュ3(約35時間)も用意されており、用途や走行時間に合わせて選択できる。

ハイモードでは100ルーメンの点灯ハイでの連続点灯時間は約1.25時間。短時間の夜間走行や、メインライトの予備として役立つだろう。より長時間の使用を想定したローモード(5ルーメン)では約23時間、点滅モード(10ルーメン)では約65時間の使用が可能だ。

最大100ルーメンの明るさで存在感をアピールする (c)キャットアイ

NANO Fにはモードメモリ機能が搭載されており、前回使用したモードで点灯を開始できる。また、ローバッテリーインジケーターも備わっているため、充電タイミングが一目で把握可能。充電には近年主流となっているUSB Type-C端子が採用されている。

取り付けはラバーバンドで行うため工具不要。直径約22~35mmのハンドルバーに対応。コンパクトなサイズ(30×32×30mm)と軽量設計(本体27g)も、ミニマリストを好むサイクリストにとって魅力的なポイントだろう。NANO Fの単体価格は3,520円(税込)だ。

キャットアイ NANO F / NANO 60 SET (c)キャットアイ

NANO Fと同等のコンセプトで設計されたリアライト「NANO60」とのセットモデル「NANO F / NANO60 SET」も発売された。価格は5,940円(税込)で、単品購入よりもお得だ。ただし、このセットモデルは当面の間、実店舗限定での販売となる。NANO 60の紹介記事はこちら

小型ながらも強力な光量と長時間駆動を実現したNANOシリーズは、デイタイムライトの導入を考えているサイクリストにとってオススメの選択肢。安全意識の高いサイクリストは、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。



キャットアイ NANO F
サイズ:30×32×30mm(ラバーバンド除く)
重量:27g(本体)
光源:LED 1個
電源:Li-ion Polymer 3.7v 320mAh
使用時間:
-デイタイムハイパーフラッシュ1:約19時間/100ルーメン
-デイタイムハイパーフラッシュ2:約11時間/80ルーメン
-デイタイムハイパーフラッシュ3:約35時間/20ルーメン
-ハイ:約1.25時間/100ルーメン
-ロー:約23時間/5ルーメン
-点滅:約65時間/10ルーメン
充電時間:約3時間(0.5A)
取付バンド径:ラバーバンド(約ø22~35mm)
防水性能:IPX4
価格:3,520円(税込)

キャットアイ NANO F/NANO 60 SET
価格:5,940円(税込)

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