渋谷のサイクルカフェ、「TORQUE」にて開催中のジャイアントカスタムペイントプログラムショーケース。その初日に行われたツール・ド・フランス・ファムの開催を記念したトークショーの様子と共にお届けしよう。



遂に始動した「CUSTOM PAINT PROGRAM」。その仕上がりはいかばかりか。真剣に見入る来場者の皆さん。

先日発表されたジャイアント/Livのカラーオーダーシステム「CUSTOM PAINT PROGRAM」。(カスタムペイントのサービス内容はこちらのレポートにて)45万通り以上のカラーパターンから自分だけの一台を創り出せるカスタムサービスによって生み出されたバイクを実際に目にすることが出来る機会が設けられている。

サービス開始の翌日、8月2日から開催中のショーケース。その場所は渋谷ストリームの3階にあるサイクルカフェ「TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT」 。ツール・ド・フランス公認カフェなどでもサイクリストにお馴染みのロケーションに、美しいカスタムペイントバイクが勢ぞろいした。

美しいペイントが施されたバイクが勢ぞろい

カラーサンプルと美麗にペイントされたデモバイクが展示された

会場に並んだのは、TCRやPropel、Langma、そしてTrinityとジャイアントとLivの誇るピュアレーシングマシンたち。それぞれオリジナリティある美しいペイントに彩られたサンプルバイクが来場者を迎えた。

カラーサンプルチューブのセットも展示され、それぞれの色味を間近に眺めることも。大きな開口部から陽光が差し込むTORQUEのロケーションは、実際に外でのバイクの見え方を確認するにもうってつけだ。

ジャイアント/Livのスタッフさんが熱心な質問に答えてくれた

ショーケースのオープン初日は、ジャイアント/Livのスタッフも滞在しており、来場者から質問攻めに合うシーンも。待望のオーダーシステムということで、サイクリストからの期待度の高さが窺い知れる。

そして初日のメインイベントとなったのが、小俣雄風太さんと萩原麻由子さんという2人による「ツール・ド・フランス・ファム開催記念トークショー」。人気高まる女子ロードレースの最前線を追い続け、その魅力を日本へと伝えてきた第一人者たちが、90分間の濃密なトークを繰り広げた。

この日のメインイベント、ツール・ファム開催記念トークショー

ツール・ファムの現地取材を精力的に行う小俣さん
日本人として唯一、ジロ・ローザでステージ優勝を果たした経験を持つ萩原さん



2人から語られる貴重な話を聞き逃すまいと、30人を超えるロードレースファンたちが会場に詰めかけ、TORQUE店内は満員御礼に。

日本人として唯一、ジロ・ローザでステージ優勝を果たした経験を持つ萩原さんと、ツール・ファムの現地取材を精力的に行う小俣さん。女子サイクリングに特化したポッドキャスト、A LA UNE(アラユヌ)by Arenbergをホストする2人の軽妙なトークに会場は惹きつけられていく。

トークショーのゲストを務めた萩原真由子さん(左)と小俣雄風太さん(右)

豊富な知識と深い見識で話題をリードする小俣さんと、女子のトップレースシーンの現場を誰よりも知る萩原さんのトークは、女子ロードの過去、現在、そして未来について、ユニークなエピソードを交えつつ紡いでいった。

90分という長丁場も、あっという間に終了。最後は、Livの特製Tシャツがもらえるじゃんけん大会、そして小俣さんが用意したスペシャルプレゼントがもらえる女子ロードレースクイズ大会にて閉幕した。

豪華賞品が当たるじゃんけん大会
オリジナルTシャツを手にした幸運な皆さん



多くのサイクリストが詰めかけたショーケース初日。会期は8月17日まで!

初日より大盛況となったCUSTOM PAINT PROGRAMショーケース。会期は8月17日(日)までとなっている。カラーオーダーに興味のある方は、ぜひ足を運んでみては。

text&photo:Naoki Yasuoka

最新ニュース(全ジャンル)